江田島市の観光客数推移
晴れ
70回目の広島原爆忌の今日も暑い一日でした。広島県が公開するデータ(→こちら)を基にグラフを作成しました。まず左写真は平成に入ってからの総観光客数の推移です。
江田島市では今年度からスタートする第2次総合計画で10年後(平成36年度末)に交流人口の倍増を目指す数値目標を設定しています。(総観光客数100万人)平成では17年に最高数70万9千人を記録しています。
次の写真は平成20年代の総観光客数を市内観光客(市民)と市外観光客(入込観光客)に仕分けたグラフです。平成23年から盛り返してきましたが平成26年には前年比2万7千人の減少という結果になっています。
市内観光客は市民がイベントや能美海上ロッジ・シーサイド温泉のうみでお風呂に入っても観光客になります。平成26年は19万人なので単純に人口2万5千人で除する(割算)と一人7.6回。
最後に目的別総観光客数の推移(平成16年から)を表にしました。サイクリングは平成24年から項目に入っています。項目「その他」など気になるところもあります。
この11年間で変動が激しいのが項目「海水浴・釣・潮干狩」。平成17年に7万9千人であったのに、ここ3年間では2万人台に減少しています。最近、市域で潮干狩できないのが大きな原因の一つでしょう。いまでも潮干狩のニーズはあります。また最近ではシーカヤック、SUP(→こちら)も人気急上昇です。
意外と知られていないのが真珠の養殖。いまでは江田島市内に1軒となりました。(→参考)江田島真珠でアクセサリー教室のような工房があっても面白い。かつて、市長も若かりし頃、真珠の養殖に携わっていたことを生産者の方からお聞きしました。
目的別総観光客数の分析をすることで交流人口を増やす方法も見いだせるのではないだろか。また時代とともにニーズも変わります。マーケティングでいうところの「客を創る」ことも大切です。「行ってみたい場所」にするにはどうすべきかをみんなで知恵を絞らなければ。
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