« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »

2015年6月

2015年6月30日 (火)

能美海上ロッジのゆくえ~リース方式の研究

くもりのち雨

Img343 昨日の中国新聞から。東広島市が来年4月1日オープンする芸術文化ホール『くらら』の開館に合わせて西城岡町駐車場を民間の力を借りて整備。民間が建設する3階建駐車場を借りる「リース方式」で、10年にわたり賃料を払った後、施設の無償譲渡を受ける。賃料などを合算した7億1,800万円の債務負担行為(→参考)を議会で可決したという記事。

 いま、江田島市では能美海上ロッジの建替えが大きな関心事。能美海上ロッジ等整備検討委員会の提言書(→こちら)では建設手法(資金面)としてPFI方式とリース方式を比較すると、リース方式の手法が時代に即していると提言しています。(ただし、運営は指定管理制度)公共施設の用途目的、財政に対する長期的影響など色々な側面から検討しなければならない。

 先日、PFI方式の研究について書きましたが(→こちら)、リース方式も含めて最適な整備手法について早急に市の整備方針をまとめなければなりません。「第2次総合計画」(平成27年3月策定)には「施設整備方針に基づき、必要な整備を行う」、「公共施設のあり方に関する基本方針」(平成26年12月策定)には「建築後40年を経過しているものもあり、短期的に今後のあり方を検討し、それに基づいた対応を図る」とあります。(現在の指定管理は平成29年3月31日まで。)

Img345 Img344  参考までに財政調整基金について。この基金は自治体が財源に余裕がある年に積み立て、不足する年に取り崩すことで財源を調整し、計画的な財政運営を行うための貯金です。平成18年度末で5億3千万円の基金が平成25年度末で41億5千万円になっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月29日 (月)

江田島産の餡で「もみじまんじゅう」

晴れ

11666224_851239228283444_7433605971 6/27の中国新聞から。また新しい江田島特産が誕生しました。耕作放棄地を利用して江田島産サツマイモ「紅はるか」で芋焼酎を手がけている峰商事さん。(→過去記事

 焼酎のほかに「もみじまんじゅう」の商品化に成功したという記事です。焼酎は中国醸造、もみじまんじゅうは高津堂とのコラボレーションです。(ともに廿日市市の企業)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月28日 (日)

能美海上ロッジで同窓会

晴れ

 久しぶりに晴れた一日でした。

11231089_851731274900906_1173844208 修道学園(中高)の江田島市出身者および関係のある方々の同窓会を能美海上ロッジで開催しました。参加した先輩方からは、『海上ロッジはどうなるんだ』という質問を受けました。

 私としては一昨日のブログ(→こちら)を先輩方に説明しました。江田島市にとって必要な施設であり、建替え費用は大きいが市民の皆さんにも十分理解していただけるよう可能性についてしっかり検討しなければなりません。

(参考HP)PFIに関する民間会社のプレゼン資料→こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月26日 (金)

能美海上ロッジのゆくえ~PFIの研究

 一昨日、能美海上ロッジの新聞記事について書きました。(→こちら)国民宿舎能美海上ロッジ等整備検討委員会が提示した再整備提案について自主財源(整備費の試算約10億円)確保が課題であり、国の補助メニューが見当たらないので議論の進め方を熟慮しているというもの。

 検討委員会では建設手法(資金手調達)として、これまでの行政直接方式ではなくPFI方式やリース方式について議論し、リース方式の選択が時代に即しているというコメントをしています。最終的には市当局において先例の調査を行って精査検討をされて最良の方式を選択することを提言しています。

 これを受けて市がこれまでどのように内部検討しているのか分かりませんが、例えば内閣府のPFI専門家派遣制度(→こちら)を利用してPFIの可能性について研究してみてはどうか。申込は通年受け付けており、PFIの基礎的な講義や個別具体の事業に係るPFI導入時の疑問点について無料で専門家を派遣していただけます。 

 尚、第10回経済財政諮問会議(6月22日)で提示されている「経済財政運営と改革の基本方針2015(仮称)素案(=骨太方針)」(→こちらP29)においても公共施設の整備・運営に関しては、公費負担抑制につながる場合には多様なPPP/PFI手法の導入を原則化することで民間の資金・ノウハウの活動を大幅に拡大することが書かれています。(参考→産経ニュース

(参考)
①近隣でいくと下松市(山口県)がプロポーザル方式を利用して国民宿舎大城の建替えをしています。基本計画では建設事業費約22億円、財源計画は地方債18億円、一般財源4億円。(→こちら

②民間資金等活用事業推進機構→こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月25日 (木)

第1回つながる会議

晴れのちくもり

 150625tunagaru第1回つながる会議に参加。昨年の瀬戸内しまのわ2014に参加された市民のみなさんも多数参加していました。

 「ネットで地域の魅力を世界に広げる7つのポイント」と題したネットイヤーグループ㈱の倉重信弘氏による講演のあと、参加者を交えての意見交換といった内容。facebookの特性なども含めて新しいことを発見しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月24日 (水)

H27第7回全員協議会

 午後から第7回全員協議会(2名欠席)。本日は7月下旬に開催予定の議会報告会リハーサルが行われました。今年で2回目を迎える報告会+意見交換会です。多くの市民の皆様が参加されることを願っています。7月14日に2回目のリハーサルを行い、本番に臨む予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

能美海上ロッジのゆくえ~資金面に課題

晴れのちくもり

Img338 蒸し暑い一日でした。左は今日の中国新聞から。市民の方からすると一大関心事であると思います。

 3月30日の第3回全員協議会で国民宿舎能美海上ロッジ等整備検討委員会の提言書(→こちら)が配布され、平成27年度にロッジ整備の建設・経営の手法を検討するとの報告を受けました。

 一方、第5回全員協議会(5/21)第2次江田島市財政計画の概要説明を受けました。今後、総務常任委員会で詳細について説明を受け、委員会で協議することになります。

 尚、財政計画には企業局(上下水道、交通船)や海上ロッジに関する事業費(投資的経費)は計上されていません。第2次総合計画(P50)では整備方針に基づいた宿泊観光関連施設の整備を行うことになっていますが資金繰りをどうするか悩ましい問題です。

 今回の報道を受けて市が議会にどのように説明するのか、また、議会としてどう対応するかが今後の焦点です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月23日 (火)

議会中継は当たり前になった

晴れ時々くもり

 昨年4月に施行された議会基本条例に基づいて、昨11月下旬、市内4か所で議会報告会を開催しました。

 大柿地区では平日議会を傍聴できない働き世代から平日以外の議会開催や議会中継(録画公開含む)についての要望もありました。(→こちら)この点については以下のとおりです。

(1)平日以外の議会開催について

Img337 江田島市議会は一度だけ、10年前の平成17年6月定例会で土曜日開催をしたことがあります。当日の傍聴者数は報道機関を含めて13人でした。

 思った以上の傍聴者もなく、費用対効果(職員の手当等)が見込めないため、その後は開催されていません。

 尚、7月下旬に開催される第2回議会報告会で市民の皆さんに意見を聴くことになっています。

(2)議会中継(録画公開含む)について

10271487_733887196685315_60361952_2 議会運営委員会で具体的な議論はなされていません。インターネット録画中継については当ブログで私見を述べています。(→こちら

 本会議場にはカメラが2台設置されており、昨年8月から光回線が整備された江田島市です。例えば、試験的に本庁舎・分庁舎・支所・公民館等でライブ中継してみてはどうだろうか。

 江田島支所(議会棟)まで行けない市民の方々も最寄りの公共施設で間接的に傍聴することができます。因みに、広島県内14市で議会中継(録画含む)をしていないのは江田島市のみとなりました。

(参考)
広島県議会→こちら

広島市議会→こちら
呉市議会→こちら
竹原市議会→こちら
三原市議会→こちら
尾道市議会→こちら
福山市議会→こちら
府中市議会→こちら
三次市議会→こちら
庄原市議会→こちら
大竹市議会→こちら
東広島市議会→こちら
廿日市市議会→こちら
安芸高田市議会→こちら

北広島町議会→こちら
坂町議会→こちら 
大崎上島町議会→こちら 
熊野町議会→こちら 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月22日 (月)

外国人市民への支援をどう考えるか

くもり

Img334Img335 平成25年(2013)3月に発生した事件を契機として江田島市は外国人市民への支援に着手しています。(→発生当時

 平成25年度には市役所内に「外国人支援会議」を設置し、支援策等の検討を行い、8月には公益財団法人ひろしま国際センターの協力のもと「外国人実習生とのコミュニティー研修会」(農林水産課主催→こちらP8)、9月には交流イベントとして国際スポーツ親善交流会(フットサル)が開かれました。

 また昨年度(H26)から外国人市民交流事業がスタートし、ボランティア団体の国際交流も始まっています。市の交流事業は今年度が2年目となり日本語サロン開設支援等を拡充することが盛り込まれています。(→こちら)。

 尚、外国人市民に対する日本語教育については近隣でいうと岡山県総社市が先進的に取り組んでいます。

 江田島市内には500名を超え600名に近い外国人が居住し、人口の2%を超えています。約半数が中国人で技能実習生として主にカキ養殖業に従事しています。次に多いのがフィリピン人(約25%、1/4)になっています。

 他の外国籍や技能実習生ではない外国人もいて、また、国際結婚によって江田島市内の保育園や学校等に通っている子ども達もいます。ニーズや困り事も異なるのではないかと思います。

 こういった状況のなか、市として具体的にどう取り組んでいくか方針を示さなければなりません。外国人市民に関わる諸課題を協議し、交流及び支援策を検討するため平成26年度に設置された江田島市外国人市民交流推進協議会(市長が委嘱する15名以内の委員で構成。庶務:市民生活部人権推進課)でどのように議論されているのか気になるところです。

 協議会委員として議会からも選出(文教厚生常任委員長)されおり、また、第2次総合計画(→P43)においても「国際化・多文化共生」が明記され市としての方向性は示されており、議会としても具体策について調査研究しなければならないと考えます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月21日 (日)

町内一斉清掃 2015

はれ

1604904_847986911942009_50701968791 今日は地域の一斉清掃がありました。例年、清掃日が近づくと皆さん、少しづつ作業をされているので当日は早めの時間帯で終了します。私も前日には元・田んぼの土手や溝の草を取り除く作業を終えました。

 お昼過ぎに地区内を車で通ると風景がいつもと違って見えました。年に一度の一斉清掃ですがこんなにも変わるものですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月20日 (土)

【私案】総合運動公園の人工芝化~施設編

雨のちくもり

Etajimasougou 江田島市総合運動公園(多目的広場)の人工芝化について財源的なことは昨日書きました。(→こちら)いまの総合運動公園は旧・大柿町が平成4年~平成6年度にかけて17億5千万円で整備した第1工区で平成7年度から供用開始しています。

 本来の計画では野球場や屋内スポーツセンターも整備(第2工区)する予定でしたが休止状態です。取得している土地(第2工区)は江田島市土地開発公社が所有しています。

400m1 総合運動場の人工芝化は左写真のように400mトラック内を想定しています。立体的なイメージは葛巻町(岩手県)の総合運動公園多目的グラウンドがいいでしょう。(→こちら

2015tsuneishi 400mトラック内に長さ105m、幅68mの標準サッカーコートが1面取れます。また、長さ68m、幅50mの8人制コート(小学生)が2面取れることになります。近年、日本サッカー協会は小学生対象としては11人制から8人制を推奨しています。(→こちら

 サッカー以外ではグラウンドゴルフ大会や子ども達が遊べる空間にもなり、イベント会場など多目的な使い方が可能です。今時分の梅雨時でも、雨が上がればすぐに利用できます。

150516noumi 江田島市内では2中学校(江田島・能美)のサッカー部、2小学生チーム(古鷹スポーツ少年団、能美サッカークラブジュニア)がサッカー活動をしています。

 左は5月半ば、能美運動公園で古鷹SSと能美SCJが高学年・中学年・低学年でチームを作って同学年の練習試合をしている光景の一コマです。計6チームがインターバルを利用して2コートで試合。当日は、前日からの雨の影響もあり土のグラウンドはぬかるんでいました。

Img33 広島県サッカー協会に登録している小学生チーム(4種)は2011年(H23)現在で214チームあります。左写真のようなトーナメント戦とそれに出場するための地区リーグ戦が大会ごとに一年間を通して開催されています。

 小学生や中学生の試合会場で人工芝グラウンドはほとんどありません。もし江田島市内に人工芝でサッカーができる場所があれば小学生チームの大会や中学生の地区・県大会の会場誘致ができるのではないか。

 子どもだけでなく保護者の方々も江田島を楽しんでもらえます。(交流人口と江田島ファンを増やすチャンス)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月19日 (金)

【私案】総合運動公園の人工芝化~財源編

 6月定例会一般質問(→こちら)で江田島市総合運動公園(多目的広場)の人工芝化について提言しました。

 きっかけは2つあり、一つには昨年12月定例会での上本議員の質問、もう一つは江田島市と大柿高校の活性化策としてSRC広島(中国サッカーリーグ)が提案した①交流人口の増加、②ユースチームを大柿高校へというもの。

 今年度からスタートした第2次総合計画および新市建設計画(合併特例債の対象になりえる)に沿うものと判断したからです。

Img331 それでは財源をどう考えればいいのか。人工芝化するための費用としてはSRC広島のプレゼン資料によると左写真になります。すでに総合グラウンドにある夜間照明施設を除外すると1億3,965万円。(多く見積もって1億5千万円かかるとします。)

 既述したように新市建設計画に沿った事業であれば合併特例債を利用することができます。市にとって有利な市債であり、事業費の95%を起債(借金)でき、元利償還金の70%を国が地方交付税として補てんします。

Img330_3Img328一般質問後に市幹部から既存グラウンドの人工芝生化について合併特例債の対象になるかどうか疑問であると受けました。(県との協議も必要とのこと。)

 ただ左写真のとおり新市建設計画には「市民ニーズに対応して総合運動公園などの整備・充実」、「スポーツ・レクリエーション施設の整備」、「各種スポーツ大会の推進、交流スポーツの振興」、「各種団体の強化・育成」などが盛り込まれているので特例債の対象になると思っています。

 参考までに、群馬県みなかみ町(平成17年に3町が新設合併)が合併特例債を利用して既存の天然芝ホッケー場を人工芝化した事例があります。(→議員ブログ

150618gappeitokureisai ここで合併特例債が利用できるとします。1億5千万円の事業費で市費は左写真の通り5,025万円と市債(特例債)利息の30%ということになります。(参考→市の説明資料)金利が1%とすれば利息の市負担分は240万円前後ではないでしょうか。人工芝の耐用年数が10~12年であり、年530万円の投資と考えると可能な事業ではないかと考えます。

 尚、スポーツ振興くじ助成制度を利用できれば更に財政負担は軽減されます。合併特例債との併用は可能という過去の見解(日本スポーツ振興センター )もあります。(→こちら6ページ

 実際に島根県出雲市では合併特例債と併用して大社健康スポーツ公園テニスコート改修(P4)平田愛宕山野球場改修事業(P4)などを行っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月18日 (木)

議会運営委員会

 午前中は議会運営委員会。7月下旬に開催予定の議会報告会の次第及び資料集案について最終確認を行いました。6月24日(水)に全議員による報告会リハーサルをするとともに各班の担当者分けをする予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月17日 (水)

H27年6月定例会の一般質問

くもり
 
 
6月定例会の一般質問ですが議会だより原稿(600字)を作成するに当たり、録音を聴きながら要点を纏めてみました。

(1)大柿高校の活性化について

【胡子】公営塾についてどう考えるか。

【教育長】生徒の学力向上を目指し、講師を招聘して学校内等で実施する塾です。

【胡子】公営塾は公費で運営するが、高校(大柿高校活性化地域協議会)から財政的支援を求められた場合はどう考えるか。

【教育次長】正式な要望があった段階で支援策を検討します。

【胡子】協議会に市および市教委の委員がいる。昨年度も議論されており、受け身ではなく積極的に調査研究して提言することはできないか。

【教育次長】提言すべきと考えるが、財政的なことは市長部局と協議をしながら考えます。

【胡子】小規模校11校のうち5校が公営塾等を運営している。市教委若しくは市として江田島市に高校を残したいのか。

【教育長】市内唯一の高校ということで平成22年度から活性化支援事業をしてきた。公営塾については運営費の一部補助などが考えられる。市としてできることを考えます。

【胡子】塾講師として大崎上島町のように『地域おこし協力隊』を活用できないか。

【教育次長】市長部局と協議します。

【胡子】定住促進においても島に高校がないとマイナス要素になる。市長はどう考えるか。

【市長】市として可能な限り協力したいが、高校若しくは協議会からアプローチがない。要望あれば検討します。

【胡子】協議会に企画振興課長・学校教育課長が委員としている。今年度後半には『地域おこし協力隊』の募集をかけるのであれば、学校を残す手段として公営塾について積極的に研究調査して提言していただきたい。一方で、県外生徒募集に伴う市の支援策はどうか。

【教育長】大柿高校の意向をふまえ、できることを考えます。

【胡子】県外募集も高校単独では難しい。廿日市市が小規模校である佐伯高校への県外入学生に月2万円の助成を決定したが、大柿高校が募集した場合は江田島市としてどう支援するか。

【市長】公営塾も含めて協議会でしっかり議論して市に要望していただきたいと思います。

【胡子】協議会から正式に要望があればできる範囲の協力をお願いしたい。

(2)スポーツ振興と社会体育施設の管理運営について


【胡子】江田島市総合運動公園(飛渡瀬)多目的広場もしくは能美運動公園グラウンドを更なるスポーツ振興及び交流人口増加策として人工芝化の整備はできないか。

【教育長】スポーツ推進計画を策定する中で人工芝グラウンドの必要性についてニーズ調査や実態把握を行い、適地や費用対効果も含め検討します。

【胡子】合併後に社会体育施設に投資したか。

【教育次長】新しく整備したところはないが、修繕・維持管理に努めています。

Img330_2【胡子】江田島市総合運動公園は平成7年度供用開始され総工費は175千万円。400mトラック内に人工芝サッカーコート1面が取れ、8人制サッカーコートでは2面になる。

 広島・呉の少年サッカーチームと江田島市内2チームでリーグ戦をすることで交流人口も増え、また、グラウンドゴルフや子どもが遊べる楽しい空間としても利用可能です。新市建設計画(上写真)や2次総合計画に社会体育施設の整備が含まれており、直ぐにでも実施計画に盛り込んでいただきたい。

【市長】一団体から人工芝化についての具体的なプレゼンを受けました。来年度予算編成時(12月まで)には一定の方向性を示すために早急に検討を進めます。

Img314_2【胡子】子ども広場を総合運動公園に再整備しては。

【教育長】公園全体の整備を検討する中で考えます。

【胡子】指定管理制度を利用して社会体育施設の効率的運営及び市民満足度の向上を図ってはどうか。

【教育長】一部でNPO法人に業務委託していますが、状況をみて指定管理者制度等の検討をします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月16日 (火)

これからが勝負

くもり時々雨のち晴れ

Img_0520 Img_0521  梅雨前線の動きによって天気は読めない日々が続きます。江田島市の「オリーブの島計画」に賛同して平成23年(2011)に植えたミッション種も成長しています。あれから4年が過ぎました。

 連休明けから咲き始めた我が家のオリーブ(→こちら)ですが幼果が少しづつ成長しています。税金を投入して進めたオリーブ園地事業です。市全体で盛り上がるよう頑張りましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月15日 (月)

全協報告事項に関する記事

くもりのち晴れ

Img326 6月13日(土)の中国新聞から。12日の定例会後に開かれた議会全員協議会で執行部からその他として説明のあった2件についての記事です。

 切串~宇品航路についてはこれからの動きに注視していきたいと考えます。今年度中に市が中心となって策定する『地域公共交通網策定計画』を議論するなかで重要なポイントになるのではないか。

 固定資産税等の過徴収については、市民からの信頼を取り戻す為に人材育成基本方針に則って職員の資質向上に努めていただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月12日 (金)

H27年6月定例会(第2日)と第6回全員協議会

晴れ

 蒸し暑い一日でした。午前中は6月定例会(第2日)があり、日程をすべて終了して閉会しました。午後から全員協議会が開催されました。内容については以下のとおりです。

一般質問

質問者
質問内容
山本一也 (1) 子どもの貧困対策について
(2) 学校活性化促進事業について

報告(4件)

番  号
案     件     名
報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について)
報告第2号 平成26年度江田島市一般会計予算の繰越明許費に関する報告について
報告第3号 平成26年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計予算の繰越明許費に関する報告について
報告第4号 平成26年度江田島市地域開発事業特別会計予算の繰越明許費に関する報告について

承認(2件)

番  号
案     件     名
承認第1号 専決処分の報告と承認について(江田島市税条例等の一部を改正する条例)
承認第2号

専決処分の報告と承認について(江田島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)

承認第1号:地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に公布され、4月1日に施行されたことに伴うもの。
承認第2号:地方税法施行令等を改正する政令が平成27年3月31日に公布され、4月1日に施行されたことに伴うもの。課税限度額の引上げる、低所得者の係る軽減対象世帯の拡大。

議案(2件)

番  号
案     件     名
議案第34号 江田島小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事(建築)請負契約の締結について
議案第35号

平成27年度江田島市一般会計補正予算(第1号)

議案第34号: 契約金額2億2,626[万円。契約の相手方、㈱大柿産業。工期は平成27年6月13日から平成28年3月10日。賛成多数で可決。
議案第35号: 歳出歳入1億1,061万3千円増額し、総額は150億7,561万3千円。賛成可決。大きな案件としては広島県公共施設再生可能エネルギー等導入事業費補助金(2,775万円)によって農村環境改善センター(防災拠点)に太陽光パネルを設置。(事業費3,415万円)

発議(1件)

番  号
案     件     名
発議第2号 働き過ぎの防止と良質な雇用の確立を求める意見書(案)の提出について

 全員協議会による執行部からの情報提供は以下のとおりです。

(1)保育施設の再編整備計画について

  本年3月に策定した「子ども・子育て支援事業計画」(平成27~31年度)にある保育施設の再編と施設整備スケジュール。認定こども園えたじま(仮称)の建設予定地についての説明がありました。平成29年度に江田島保育園・認定こども園こよう、宮ノ原保育所・飛渡瀬保育所を統合して新たに認定こども園江田島を開設する予定です。

(2)その他
・固定資産税(13件)、国民健康保険税(4件)の課税誤り。(人為的)
・切串~宇品航路について

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月11日 (木)

H27年6月定例会(第1日)

 今日から6月定例会が始まりました。諸般の報告、会議録署名議員の指名および会期の決定(6月11日~17日の7日間)がなされた後、私を含め6名の議員が一般質問しました。私の質疑内容については別に記します。

一般質問

  質 問 者
質問内容

片平 司

(1) 空き家対策特別措置法について

(2) 社会保障・福祉について

胡子雅信

(1) 大柿高校の活性化について
(2) スポーツ振興と社会体育施設の管理運営について


山本秀男

(1) 江田島中学校の運動場について
(2) 青少年の健全育成について

酒永光志

(1) 公文書の管理,保存について
(2) 江田島市における熱中症の予防対策について
平川博之 地方創生について
上本一男 江田島市の活性化について

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月10日 (水)

どうなるのか、総合戦略

Img325  今日の中国新聞から。身近な県内他都市での動き。廿日市市が総合戦略策定の検討会議を開催したという記事。

 江田島市も今年度中には江田島版総合戦略を策定する予定(→こちら)。基本的に今年度から始まる10年間の方針である第2次江田島市総合計画をベースとして策定することになりますがその動きが中々見えません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

H27年6月交通問題調査特委

晴れ時々くもり

 午前中は交通問題調査特別委員会に出席し、以下のことについて協議をしました。(1名欠席)

(1)議会報告会特別委員会報告の最終確認

 口述文について最終確認し、附属資料等について協議しました。次回委員会(7月8日午前10時~)で最終チェックをすることになります。

(2)その他

 5月13日に開催された第1回江田島市公共交通協議会について意見交換。尚、デマンド交通の委員個別意見について次回以降に調査検討方法を含めて協議することになりました。

 明日から6月定例会が開催されます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月 8日 (月)

H27年6月総務常任委員会

くもりのち雨

午前中は総務常任委員会に出席しました。協議内容は以下のとおり。

(1)議会報告会委員会報告の最終確認について

 前回(→こちら)で修正すべき口述文について最終確認をし、附属資料(委員会制度概要)の一部修正をすることで報告案がまとまりました。

(2)平成27年度かう同計画の取り組みについて

 今年度の活動テーマ及び課題は以下の3つですが、次回委員会からの活動について協議しました。
①人事研修制度について(継続)
②第3次行財政改革大綱
③財政計画(継続)

 ②については①及び③にリンクするところであり、次の内容について次回委員会(7月13日(月)10:00~予定)で執行部からの現況報告を受けることを確認。
①職員の特別研修参加状況等
③第2次財政計画について(主に資金調達における市債償還及び地方債全般)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月 6日 (土)

県を盛り上げる人々

11038086_840266136047420_7784608824 昨日の中国新聞から。広島県の広報宣伝力や事業効果の向上を担う「県政コミュニケーション・マーケティング総括監(CCMO)」に江田島市出身の上迫滋氏が就任したという記事。

 同氏とは去年の東京江田島ファン倶楽部総会でお会いしてより、いろいろとお話させていただいています。外からの視点で広島・江田島の魅力づくりのヒントをいただいています。今後の展開が楽しみです。

 広島県では2011年(平成23)に外部登用で広報総括監(CMO)制度を導入し、現在、兵庫県議となった樫野孝人氏が就任して「おしい!広島県」等を仕掛け、広島県の観光キャンペーンの手法が脚光を浴びました。

 実は樫野氏も江田島市に縁のある人でお父さんが島出身です。2代続けて県の広報を担当する責任者が江田島と縁があることに驚きを感じます。
※CMO= Chief Marketing Officer
  CCMO= Chief Communication & Marketing Officer

| | コメント (0) | トラックバック (0)

TAU 好調!

晴れ

11108185_840266129380754_8881173233 昨日の中国新聞から。東京・銀座にある広島県のブランドショップTAUが開店以来、売り上げ好調という記事です。2年連続で目標金額5億円超え。

 開店日に訪問しましたが、あれから3年が経とうとしています。(→こちら)当初、年間賃料約1億5,000万円が高いという意見もあり、いろいろ議論されたところですが、順調な売り上げ増で一県民としても安堵。今後も更に伸ばしていけるか、創意工夫が必要です。

 TAUは江田島市にとっても基調な情報発信基地です。3階には小学校の後輩である江口慶君がイタリア料理「お魚&江田島バールpaccio」を経営しており、江田島産の食材を中心とした料理で江田島・広島をPRしています。昨年度は9,800万円の売り上げ。

 江口君自身はtau以外にも都内で3店舗を運営しており、昨年12月には渋谷にオイスターバーがオープンし、江田島をさらに宣伝してくれています。(→こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月 5日 (金)

ふるさと納税、件数アップ

くもりのち雨

Img323  昨日の中国新聞から。江田島市に対する「ふるさと納税」に関する記事。①制度改正(→こちら)による手続きの簡素化・控除額の増(税負担の軽減)、②返礼品の充実(→こちら、※これまで1万円以上の寄付者には広報1年分)によって5月時点で27件(117万円)となり昨年度(26件、215万2千円)の件数を上回りました。

 ただし、返礼品の購入(5千円/件)があるため実質的寄付金額は寄付額117万円を下回ります。しかしながら効果は大きい。

 尚、自治体においては「ふるさと納税の趣旨(仕組み)」を踏まえると過度な返礼品合戦(薄利多売)にならないよう注意が必要です。地方交付税交付金の原資である所得税(32%が交付税へ)の控除という側面もあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月 4日 (木)

議会運営委員会(H27.6.4)

晴れ

 昨日、気象庁が梅雨入りを発表しましたが、今日はいい天気でした。午前中は議会運営委員会に出席し、以下のことについて協議しました。

(1)6月定例会について

 会     期 : 6月11日~6月17日の7日間
 議  案  等 : 報告4件、承認2件、議案2件、意見書1件
 一般質問   : 7名12項目

(2)その他

①市議会における災害発生時の対応要領について

 前回からの継続協議。地震等の災害により市長を本部長とした災害対策本部が設置された場合、議長が必要と認めるときは、議会として協力体制を整えるため「議会災害対策支援本部」を設置して活動することの要領案が示され、これから具体的な協議を始めます。

②議員政治倫理条例について

 政治倫理条例の一部改正について前回の議運で協議開始を決定しました。まずは改正案が提示されたので次回以降協議することになります。

③議会運営委員会規程について

 慣例で運営されていたことを明文化するもの。本日、規程案が修正・承認されました。

④費用弁償の見直しについて

 これも前回の続きです。(→こちら)費用弁償は地方自治法第203条第2項に「議会の議員は、職務を行うため要する費用の弁償を受けることができる」とあり、同条4項に条例で定めなければならないと規定しています。

 このたびの費用弁償は「江田島市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例」の第4条(費用弁償)第3項の見直しについて。委員会・全員協議会・会派代表者会議に出席した場合、出席議員に一律2,000円を支払うというもの。

 費用弁償を交通費と見るならば、議会棟との距離は各議員それぞれ異なるので一律では矛盾を生じ、「江田島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例」にある車賃38円/kmとしたほうが整合性がとれます。

   尚、費用弁償における過去3ヵ年度の決算状況は以下の通り。委員会活動が活発化したことにより平成26年度は増加しました。

平成24年度  836,000円
平成25年度  920,000円
平成26年度 1,384,270円

※江田島市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例
(費用弁償)
第4条 議長,副議長及び議員が招集に応じ若しくは委員会に出席するため旅行したとき,又は公務のため旅行したときは,その旅行について,費用弁償として旅費を支給する。
2 前項の規定により支給する旅費の額は,江田島市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の別表第2の特別職の例による。
3 議会の議員が委員会及び江田島市議会会議規則第159条に規定する協議又は調整を行うための場に出席したときは,費用弁償として2,000円を支給する。

※地方自治法
第203条 普通地方公共団体は、その議会の議員に対し、議員報酬を支給しなければならない。
2 普通地方公共団体の議会の議員は、職務を行うため要する費用の弁償を受けることができる。
3 普通地方公共団体は、条例で、その議会の議員に対し、期末手当を支給することができる。
4 議員報酬、費用弁償及び期末手当の額並びにその支給方法は、条例でこれを定めなければならない。

⑤平成27年度議会報告会に向けた検討

 7月下旬に開催予定の議会報告会の次第及び資料集案が配布されました。6月10日までには各委員会の報告書が取り纏められ次回議運で決定します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月 2日 (火)

CCRCをどう考える?

くもりのち雨

Img320  左は内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が実施した日本版CCRCに関連する意識調査資料から。(→こちら

 CCRC(Continuing Care Retirement Community)とは、高齢者が元気なうちに移住し、必要に応じて医療・介護を受けられる共同体。仕事や社会活動を通じ地域の担い手として活動しながら、必要が生じれば介護・医療サービスを受けられる「終(つい)の棲家(すみか)」として米国で普及しています。

 政府は、これを参考にした日本版CCRCにより、東京から地方への高齢者の移住を促進し、地方創生につなげたい考え。(→参考)すでに高齢者比率41.43%(→こちら)の江田島市です。国民健康保険・介護保険事業を運営する保険者としては慎重にならざるを得ません。

 アンケート調査では広島県内で日本版CCRCに関する取り組みを推進する自治体は、呉市・三原市・神石高原町の3自治体であり、地方版総合戦略に盛り込むのは呉市のみです。

 日本版リタイアメントコミュニティ(退職後の地方移住政策)について江田島市としてどう考えているのか気になるところ。尚、定住促進政策を2007年(平成19)から続けている江田島市では働き世代の移住者が多い現状があります。(→こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月 1日 (月)

地域活性プロデューサー人財塾・木村塾in瀬戸内

晴れ

11218778_865148123578748_7966204613  5/30-31、尾道で開催されたら『地域活性プロデューサー人財塾・木村塾 in 瀬戸内』。遠くは千葉県から地域づくりに興味のある民間・公務員・地方議員が参加しました。講師の木村俊昭先生からは、真のpartnerとbrainを探そう!そして、一度の人生、おもいっきり生きよう!”という言葉をいただきました。

 地方創生のもと、江田島市も「人口ビジョン」および「総合戦略」を平成27年度中に策定することになっています。(→こちら)研修に参加して色んなヒントをいただきました。全てではないのですが、以下のことを記します。

○人口ビジョンには後期高齢者、つまり「75歳以上」の人口動向に注視しなければならない。元気で生活できる「予防事業」は重要であり、安心・安全に暮らせるまちづくりには「予防」という視点が必要。

○総合戦略は、コンサルに任せ、いつもの決まったメンバーでの協議会で決定されるのでは意味を成さない。単なる作文に終わり、誰が実行主体なのか明確でなくなる。

○実学現場主義が大切であり、徹底的に「まち」の現状を調べ、自治会等に対する「広聴」を行い、総合戦略に盛り込む工夫によって担い手が明確化する。

○住民向けか対外向けかの視点も必要であり、市民満足度を高める全体最適を念頭に価値共創(みんなで創る)を行うことによって実効性のある「総合戦略」に繋がる。

 尚、地域再生には、 ①産業・歴史・文化を磨いて世界に発信する、②子ども達に地域への愛着心を持たせる、③市民満足度を高める、④費用対効果、⑤期限等のキーワードで考えてみる必要があります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »