能美海上ロッジ等整備検討委員会の提言について
晴れ時々くもり
昨日の全員協議会で報告がありました「江田島市国民宿舎能美海上ロッジ等の整備方針」についての検討委員会提言書(→こちら)を要約すると以下の通りです。
明日から平成27年度がスタートしますが、江田島市にとっての最良な整備検討(運営方法・資金調達を含む建設手法など)が急がれます。議会としても所管の産業建設常任委員会が調査研究をしなければなりません。
(1)国民宿舎能美海上ロッジ
築47年経過し、耐震構造基準を満たす補強工事に多額の費用が見込まれる。観光宿泊施設として市にとってまちづくりに不可欠な施設。
①台座部分を残した減築により海上テラスとして整備し、賑わい作りの空間として整備。(例 産直市場などの集客施設)/p>
②新・能美海上ロッジ(仮称)を整備し、「道の駅」登録可能な施設機能を備える。
※名称については新時代の江田島振興拠点の新施設として検討。
③新・能美海上ロッジ(仮称)の整備地は現在のシーサイド温泉のうみを中心に設置。(一極集中の施設整備)
<建設手法の提言>
公共施設の整備を民間資金で行い、完成後の施設を民間が所有し、それを自治体がリース契約により活用するリース方式の選択が時代に即している手法と考えるが、市当局が先例調査を行い、精査検討のうえ最良の方式を選択。
(2)シーサイド温泉のうみ
築17年(償還まで残り2年)だが今後10年間の設備更新費用は2.5億円と試算。リニューアルするにしても解体費より多額の費用がかかる場合があり、A案及びB案の並列提言とする。
A案:解体廃止し、市民や日帰り入浴客に親しみやすい温泉機能を新・能美海上ロッジ(仮称)に一体的に整備する。
B案:一定のリニューアルを行い、新・能美海上ロッジ(仮称)を補完する温泉施設等として一体的利用する。
(3)サンビーチ沖美
自主自立の収益構造に転換することは至難。補助金適正化法の手続き後、民間事業者に譲渡(有償又は無償)。譲渡を受けたものは大胆な利用転換の中にも、地域のシンボル建造物としての発進力を活かし、持続的に地域貢献の使命が果たせるようにする。
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