H27予算委(総務分科会)
晴れ
本日は予算審査特別委員会の総務分科会が開催されました。審議した分野は以下の通り。
①一般会計予算(消防本部、総務部、企画部、危機管理監、会計、監査委員事務局)
②交通船事業特別会計(市営船が10月から指定管理者制度移行に伴い新設)
執行部の説明の後、各委員からの質疑が行われました。その後、委員間の討論(個別意見の集約)があり、①及び②は全員賛成により承認されました。尚、個別の付帯意見については別に。質疑及び意見等(一部)は以下の通り。
■消防庁舎老朽化状況等調査事業(1300万円)
築41年の消防本部調査について老朽化調査等を実施。委員よりは1次耐震等(→参考)をするのは理解するが耐震補強設計業務まで行うかの判断は慎重に期すこと(必要最低限の予算執行)、また学校の統廃合などで空き校舎もあり、公共施設の再編も絡めて今後の消防本部整備計画を策定すべしとの意見がありました。
■径救急車導入(1541万円)
・軽救急自動車については平成25年度で能美・沖美地区の狭隘地区をカバーするために1台導入しました。(→こちら) このたびは運用の効果があると認められたので江田島・大柿地区の一部をカバーするために新たに1台購入する予定。
■庁舎整備事業(2億7482万円)
江田島市庁舎整備ガイドラインに沿って新庁舎を含めた再編に係る費用。(工事費用を含めた全ての費用ではありません。)
改修工事期間中の対応などについての質疑。本庁舎への交通アクセスについては本年度策定予定の「地域公共交通網策定計画」で検討。具体的なスケジュールが確定したら随時、広報等で市民に案内する。
■公共施設再編事業(2億8336万円)
沖美市民センターについては人口規模に応じた施設とする回答。旧・宮ノ原小学校大規模改修工事については公民館・隣保館・コミュニティーホーム等の集会施設を集約する。その他地区の集約スケジュールは地元協議が整ってから始める。(来年度は高田地区との協議をスタートさせる。)
■定住促進検討庁舎プロジェクトチーム事業(予算措置なし)
担当課である交流促進課だけでなく市役所全体で人口減少に対応した支援対策の検討。横の繋がりが重要であるとの意見あり。交流促進課は民泊受入の担当課でもあり、時期によってはマンパワー不足になりがちである。市役所を挙げてのフォローが必要。
移住してきた方々との意見交換を通して「外から見た江田島の魅力」を認識し、セールスポイントにしてはどうかとの意見もあり。空き家制度及び空き家対策についても今後の対策を言及。
・各種補助金の在り方についてしっかりと議論すべき。
・財政推計や各種計画においてのPDCAをきちんとなすべき。
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