第3次行財政改革大綱の策定スタート
雨のちくもり
今日から3月に入りました。午前中は大柿高校の卒業式に出席です。15名の卒業生の皆さんの門出を祝いました。
江田島市では平成27年から平成31年度までの5年間を期間とする第3次行財政改革大綱を策定することになります。このため2月13日に第1回審議会が開催されました。(→市HP)
市の最上位計画である第2次総合計画(H27-H36)を進めていくには、財政的なバックグラウンド(背景、裏付け)があって初めて成り立ちます。その為にこれから第2次財政計画(H27-H31)も策定することになっています。
そして実際に事業を進めるにあたっては市の体制(組織や行政サービス等)の見直しが必要であり、これをどうしていくかが行財政改革大綱になります。第3次大綱策定に当たっての基本取組項目として次の4点が骨子(案)に示されています。
①地方創生を担う基礎自治体としての体制整備
人材育成、人事評価、事務事業点検、組織の見直し、公共施設の統廃合、広域連携の推進。
②「選択と集中」による事務・事業の重点化
総合計画・実施計画の推進、財政基盤の健全性確保、行政評価。
③民間活力や住民パワーの活用
アウトソーシングの活用、指定管理者制度の活用・状況調査
④組織及び財政のスリム化
定員適正化計画の策定、嘱託員等の適正配置、市税等収納率の向上
審議会記録(意見概要等)では事務局からの説明として「市民満足度を高める為には、職員の意識を変えなければならない。」という件(くだり)があります。市では人材育成基本方針に基づいて職員の育成を行い、今後は人材育成のための人事評価制度や職員研修を進めていくことを述べています。
市の活性化には職員の「やる気」が先ずは必要になってきます。市役所が元気であれば自ずと島自体が明るくなるのではないだろか。議会もサポートすべきであるというご意見を昨年の議会報告会で一市民から頂戴しています。
行政・市民・議会が「恵み多き島、江田島」を創るためにベクトルを合わせることに力を注いでいきたい。
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