平成26年の振り返り(その7)ドリームのうみ売却
今年の振り返りとして、12月23日の中国新聞から。入札された「ドリームのうみ」の落札記事です。
売却先は「レインボーのうみ」(→こちら)と同じく尾道市の和気海運商事㈱。売却価格は2億5,400万円(税抜き)です。最低売却価額は税抜き1億6,623万8千円で8,776万円上回りました。売却により建造費残債を一括返済する予定です。
「ドリームのうみ」は旧・能美町が建造し、進水式は合併直後の2004年(平成16)11月25日。市直営フェリー航路廃止(2011年(平成23)4月)に伴い、当初は売却される予定でしたが、東日本震災後、宮城県気仙沼市・大島の復興のため大島汽船㈱に無償貸与されました。
その後、芸備商船㈱撤退後の三高~宇品航路を引き継いだ江田島汽船㈱に有償貸与されましたが、今年10月に返船され、このたびの入札(→PDF)になりました。(→こちら)
合併後10年のうちに市営航路について色々と出来事がありました。合併直後からの原油高騰で大幅な赤字経営を余儀なくされ、西能美航路の再編(フェリー航路廃止)、再々編により来年10月から指定管理者制度を利用して公設民営化になる予定です。
米国シェールオイルの対抗策として11月の石油輸出国機構(OPEC)の減産見送りによる直近の原油価格(WTI)が5年7ヵ月ぶりの安値圏(1バレル55ドル台)であることは皮肉なものです。
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