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2014年10月22日 (水)

今年度に次期財政見通しを策定

くもり

Img212  江田島市となって今年11月1日で10年を迎えます。左写真はこれまでの財政見通しで示された財政調整基金・減債基金及びその他目的基金(合計)の将来推計と平成25年度決算までの各年度末の基金残高を取りまとめた表です。(→PDF

 この10年内には地方の疲弊を打開するため国の経済対策として、本来は市の単独事業(国や県の補助金等対象外)にも使える自由度のある補助金が交付された年度もあります。これが財政調整基金の積み増しの大きな要因になりました。もちろん、市民及び団体に対する各種補助金等をカットしてきたこともあります。

 平成21年当時の推計を見ると平成25年度末では財政調整基金・減債基金がマイナス1億8,800万円であったのが、実際の決算では50億円強の残高。平成24年11月当時の推計においても38億円と見込んでいたが、翌年度では予測より12億円近くプラスになっています。

 国や県の動向もあり正確な予測をすることは難しい面もありますが、市役所内で検証し(全職員が情報を共有)、今後の適切な財政推計及び事業計画(単年度・複数年度問わず)を検討しなければなりません。部局間で日々情報交換及び情報の共有を図りながら、最適な資金調達及び基金運用をすることが大切です。

※その他目的基金の合算においても平成25年度末でみると、平成21年5月時点の見込みで32億円、平成24年11月時点の見込みで34億円ですが、実際の決算では52億円となっています。

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