H26年11月臨時議会と第7回総務常任委員会
晴れ
午前中は臨時議会が開催されました。主な議案は以下のとおりです。
議案第83号 江田島市旅客船設置及び管理条例案について(可決)
江田島市営船の指定管理者制度への移行に関する法整備の一環です。
個人的には平成18年12月定例会で一般質問してより漸く進展した案件。
議員から赤字体質の航路において指定管理者制度に移行して経営的に大丈夫か、との質問がありました。
企画部長からは、「市のアドバイザー(一般財団法人地域公共交通総合研究所)からは現時点における試算で当面の5年間は維持できる」趣旨の答弁でした。
議案第84号 平成26年度江田島市交通船事業会計補正予算(第1号) (可決)
江田島汽船に貸与していた「ドリームのうみ」号が返船されたので売却を補正予算に盛り込んだものです。
本船の簿価について9月定例会一般質問時に問いましたが執行部からは「売却交渉を予定しているなかで公開できない」(要旨)との答弁でした。
が、この度の予算書に簿価1億7,953万6千円は明記されています。もともと取得価格に対し、減価償却(定率法もしくは定額法)を考慮すると検討できる数字。売却代金から建造借入金残債(1億3,374万7千円)を一括返済する予定。
その他として平成25年度決算の認定がありました。反対討論のあと、以下の趣旨で賛成討論をいたしました。(賛成多数で認定)
「平成16年11月1日に合併してまもなく10年を迎えようとしています。本年度は新たな10年に向けて市民満足度重視の江田島市総合計画における基本計画及び実施計画を策定しているところであり、市民の福祉向上のために各部局間の更なる連携のもと、市民目線に沿った有効な施策を講じることを切に願っています。
決算審査特別委員会報告書にある個別意見を十分に尊重し、今後の適切な行財政運営と次年度予算編背をされんことを要望し、賛成討論といたします。」
臨時議会後に第7回総務常任委員会が開催されました。
協議事項は議長に対する「中間報告」について。前回の委員会で取りまとめた内容を委員長報告案として提示し、委員の了承を受けました。明日の議会全員協議会で了承されると議長から市長に対して提出することになります。(委員長報告書の内容については全員協議会で了承されたら公開します。)
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