交通問題調査特別委員会の視察研修
くもりのち雨
左写真は市高速船から津久茂の瀬戸を見たところです。朝は濃霧で三高航路のフェリーは始発便から欠航し、三高港9:10発、宇品港9:55発から再開しました。一方で台風8号の動向も気になるところです。
本日、議会の交通問題調査特別委員会は岡山市にある一般財団法人・地域公共交通総合研究所を訪問。
同研究所の小嶋光信・理事長(両備グループ代表)は昨年11月27日に可決された交通政策基本法(→こちら)の審議過程で衆議員・国土交通委員会において参考人として意見を述べられています。(→こちら)
参考までに、小嶋氏の持論は「公共交通は公設民営化すべし」(→こちら)。
今回、特別委員会としては市営船の公設民営化と関連して以下のことを調査・研究する目的で研修させていただきました。詳細については別にまとめてみたいと思います。
(1)公営船航路の公設民営化における業者選定などの留意点について
(2)江田島市の民営航路(5社6航路)の一般的な将来展望で一定のサービス水準と航路維持について
(3)人口減少が著しい島しょ部の陸上公共交通(バスなど)の対策について
(4)国の施策(交通政策基本法)の将来展望について
お話を聞いたり質疑応答のなかで、小嶋理事長の発言はご自身がこれまで鉄道・船・バス等の地方公共交通を再生させてきた実績(→こちら)もあり、説得力のあるものでした。
地方公共交通に関するシンクタンクとしては全国に類をみない団体であり、このような団体が仮に江田島市営船の指定管理業者選定に第三者として入っていただけるならば結果において市民も納得するのではないだろうか。今回参加した議員諸氏も同感でしょう。
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