庁舎整備の基本方針決定
午後から議会全員協議会が開催されました。(2名欠席) 今回の大きなトピックは江田島市の市庁舎に関する市の方針決定でした。
(1)庁舎整備の基本方針について
昨年度1年間かけて公共施設のあり方市民委員会が検討して市長に対して答申を出し、また、市議会においては庁舎建設等特別委員会が3回の審議をしました。
本日、市長より、議会に対して「分庁方式による庁舎配置」とする方針決定の報告がありました。(報告内容→PDF)特別委員会での多数意見である「既存庁舎の耐震化を高めるC案(市庁舎を建設しない)」に近い結果となりました。(第3回庁舎建設特委→こちら)
市長の説明の後、今後の取組について以下の質問をし、企画部長から答弁を得ました。今後、庁舎建設等特別委員会が進捗状況により調査・研究することになります。
①庁舎整備ガイドラインの策定(平成.26年度)
Q.最終的な庁舎整備のスケジュールはどうか。
A.平成26年度に構想を取りまとめ、平成27年度に基本設計(耐震など)、平成28年度に実施設計を予定。(合併特例債の発行期限は平成31年度まで)
②庁舎整備等市民懇話会の開催(ガイドラインに市民意見を反映するための会議を設置)
Q.どのような形式を考えているか。
A. 2つの方法を考えている。1.市長の諮問機関としての委員会、2.地域拠点でのワークショップ形式により幅広く市民の意見を聴く。
③公共施設整備基金の設置
A.どの時点からどの程度の金額を積み立てていくのか。
Q.これから議会と諮りながら決めていく。(どの程度の財源が必要か見極めながら。)
(2)請負工事代金請求訴訟の判決について
佐古地区農道整備工事に関する請負工事代金請求事件(広島地裁呉支部 平成24年(ワ)第2号請負工事代金請求事件)について平成26年4月10日に判決がでたことについての説明。(①市が原告に対して546万7650円及び平成24年2月10日から支払日まで、年5%の割合による金員を支払う。②訴訟費用は市が15%負担。)
(3)広島市との「海生交流協定」の締結について
4月16日に締結された協定についての報告。(過去記事→こちら) これから互いの担当部署で連携項目の細部について協議するとのことです。現時点で広島市側として特に興味を持っているのは「さとうみ科学館」であるということです。官民挙げて江田島市の魅力ある自然を大いにアピールしたいところです。議会としても広島市議会と意見交換していかねばなりません。
(4)第2次江田島市総合計画について
昨日開催された第5回総合計画審議会及び今後のスケジュールについての報告がなされました。
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