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2014年4月 8日 (火)

公共交通あれこれ

晴れ

 先日、江田島市の「公募型プロポーザル方式」について書きました。(→こちら)外部からの特別委員についてあれこれ考えています。(議会という機関として執行部に提言することは可能ですが・・・。)

 海上交通において国の施策動向を見据えた、また、客観的に運航採算や将来予測ができる機関があればいいのですが。今後、公共交通協議会で将来の江田島市全体に関する公共交通体系(陸上・海上)を計画するには専門的知識のある事務局体制の確立も必要だと思います。

 以前、中国新聞にでていた両備グループ代表、小嶋光信氏の記事を思い出しました。(→こちら

 小嶋氏は昨年の「交通政策基本法案」審議において衆議院議院国土交通委員会で公共交通事業者の参考人として招致されています。(→こちら)また、一般財団法人 地域公共交通総合研究所(→HP)を設立され、地方における今後の公共交通について研究されています。江田島市の海上交通を含む交通政策についてアドバイスいただける機会ができないものか思案しています。

(補足)長崎市プロポーザル方式実施要綱(→こちら)では、市情報公開条例にもとづいて第9条で「会議の審査結果の公表」および第9条の2で「採点結果の公開」が規定されています。

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交通問題(船・バスなど)」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。失礼ながらコメントさせていただきます。小嶋光信氏にアドバイスいただける機会を作るのは大賛成です。ぜひそのようにしていただきたいです。これまでの『西能美航路の再々編』の経緯からすると、あまりに専門知識を持たれた方の意見が無さすぎます。
 大変失礼ながら、このまま議会と市職員が主体となって事が進んでいけば、市民あっての江田島市どころか、市民置き去りの方向に向かいかねません。
 そういう私も専門知識の無い素人ですが、市が保有する高速船に一つの提言をさせていただきます。レスポワール(1987製)ロイヤル千鳥、ニュー千鳥(1993製)スーパー千鳥(1997製)と20年を超えた、もしくは20年を超えそうな船舶ばかりです。いずれ更新しなければならないのは明らかです。これまでの『西能美航路の再々編』の3案の中にも新造船の計画はもりこまれていたと思います。
 そこで公設民営のもとで、新造されるのであれば、ほんとうの意味で市民に好まれ、愛され、利用されていく交通船になってもらえたらと思います。瀬戸内クルージング所有の『ゴールドフェニックス』という車両運送可能な高速船があります。この船を参考にして、現在の高速船よりも運行時間を長くしてもよいので、航海速力を落とし、所要馬力を低くして、現在よりも燃費の削減を可能とした車両運搬型高速船の導入を検討していただきたいです。高田、中町航路に車両運搬の必要があるのかと問われれば、100%絶対に必要だとは言い切れません。しかし江田島市中心部への航路に旅客運搬機能しかない高速船のみというのは、あまりにひどい切り捨てだと思います。現在の西能美航路は、距離の短い三高航路をフェリーとし、高田、中町航路は旅客のみの高速船です。距離の短い三高航路であれば、運航費用の大きなネックとなっている燃料を高田、中町航路よりも削減できるという意味でフェリー航路とされているのは理解できます。しかし、江田島市中心部の高田、中町航路を高速船のみとし、その結果南西部の住民に高い乗船費用を払わしているのは理解できません。これまでの能美町および江田島市交通局時代のような大型フェリーを通わせてくれとは言いません。しかし、中心部への物流機能として、車両搭載可能な船舶を使用してほしいです。車両の搭載可能数が少ないのと大型車両が搭載できないのがネックですが、車両が多い場合や大型車両は三高航路に回っていただいて、少量の乗用車や救急車、緊急時の車両ぐらい運搬可能な船舶を就航させていただきたいです。現在の高速船は2000馬力前後のエンジンを搭載しています。『ゴールドフェニックス』は811ps×2基のエンジンです。『ゴールドフェニックス』よりも少し速力を落とした仕様で設計すれば、まだ省燃費にできるのではないでしょうか。
 新造するには3~4億円の費用がかかるはずです。このまま尻すぼみの航路に旅客運搬機能のみの多額の新造費用をかけるのではなく、物流機能を備えた高速船を建造していただきたいのです。
 ぜひ小嶋光信氏を招くこととともにご検討いただきたいです。
 

投稿: 江田島市の住民 | 2014年4月10日 (木) 22:39

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