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2014年3月14日 (金)

可能性をもとめて

晴れ

 一昨日の一般質問で「大柿高校存続に関する県教委への働きかけ」について質問しました。広島県教育委員会の方針(→参考)との兼ね合いについて先ずは質疑したあと、視点を変えて、県立広島第二中・高(私がつけた仮称)を江田島市に誘致してみてはどうか、という提言をしました。

Img067  昨年12月17日の中国新聞を見てください。(左写真)県教委が県立としては二番目の中高一貫校(併設一貫高校)の新設について2024年度春開校を目途に検討中とのことです。(参考:①県立広島中学校・広島高等学校(東広島市)、②県教委資料抜粋→PDF

 島に唯一の高等学校を存続させるためのひとつの手法だと思います。(既存の県立高校を母体に中学校を新設するというもので、大柿高校の発展的移転。) 

 立地場所は「切串地区」の切串小・中の敷地(付近も含む)が最適であると考えます。江田島市内の子どもたちは一学年で約150人。その80%(120人)が広島や呉の高校に進学しているのが現状です。すでに福山・尾道・三次市などで誘致を検討する動きがあるとのこと。

140315etajima  もし、県立の中高一貫校が切串地区にできれば、島の子ども達だけでなく、広島や呉の子ども達も切串港を利用することで通学圏内であり、瀬戸内海に面する自然豊かな環境で勉学とマリンスポーツに勤しむことができるのではないだろうか。

 すでにある東広島市(高屋町)は山間部であり、島嶼部に第二を設立することも意義があると思います。

 市内の生徒が通学するには、能美・沖美地区の子どもたちは中町・高田港からの宇品行き高速船が通学時間帯に大須港によることで可能となります。また、大柿・江田島地区からはバス。これまで広島や呉に通う時間・定期代と比べてもそん色ないのではないだろうか。

 また、距離的に自宅通学できない地域(県北、県東部など)の子ども達が進学できるような寄宿舎も「江田島青少年交流の家」をうまく活用できるかもしれません。

 以上のような私の構想ですが、まずは来年度からの大柿高校に関する学校活性化地域協議会(仮称)で生徒の在籍数80人(定員120人の2/3)以上を目指す活性策の策定及び実施が先になります。ただし、平行して、江田島市・教育委員会もいろいろな可能性を探りながら県立中・高の誘致について検討していただきたい。

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