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2014年2月

2014年2月28日 (金)

H26予算委(総務分科会)

くもり時々晴れ

1978847_598755393531830_1345413681_ 1508074_598889286851774_2111053260_  朝は濃霧がすごかったですね。左は8時過ぎの江田島湾とお昼過ぎの写真です。

 昨日から審査が始まった予算委員会です。本日は総務常任委員会所管の審査でした。審査部門は平成26年度一般会計予算のうち、総務部・監査委員事務局・会計および消防本部についてのものです。委員全員の賛成により承認されました。

Img056  総務部関係で注目したい新規事業としては左の防犯外灯LED化リース事業です。(ESCO事業こちら) 現在、江田島市内にある防犯外灯5,228灯のうち水銀灯やすでにLED化したものを除く4,371灯が対象となります。

 来年度、プロポーザル形式により入札をして12月までにLED化することになります。(業者が決まるまでに球切れしたものは従来の電球に取り替えます。)

 10年間のリース契約により年304万円、10年で3,047万円の経費削減を予定しています。因みに平成24年度(2012)の防犯外灯電気代は1,887万円ですが、この数字に驚く市民の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Img055  消防本部関係で注目される事業としては簡易ヘリポート整備事業です。昨年5月から広島県がドクターヘリの運用を開始しました。(→県HP

 江田島市内に既にある7箇所(切串中、第1術科学校など)以外に簡易ヘリーポート整備候補地6箇所(アスファルト舗装及びHマーク標示)、アスファルト舗装している既設駐車場(看板設置及びHマーク)を活用した整備候補地4箇所を整備することになります。場所などについては今後、広報等で案内されると思います。

 ドクターヘリは広島ヘリポート(広島市西区観音新町四丁目)に医師、看護師が待機しており、消防機関からの要請により、迅速に救急現場等へ出動、患者を治療するとともに適切な医療機関へ搬送します。江田島市までは約7分で到着するそうです。

 尚、出動の時間帯は日の出~日の入までです。(悪天候の時も出動はできません。)因みに江田島市内での利用件数は、昨年約30件、今年に入って10件とのこと。月4件程度の利用があるそうです。(過去記事→こちら

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2014年2月27日 (木)

H26予算委(文教厚生分科会)

くもり

 昨日上程された平成26年度予算案について今日から予算審査特別委員会の各分科会で審議することになります。本日は文教厚生分科会です。審議した分野は以下の通りです。

①一般会計予算(教育委員会、市民生活部、福祉保健部)
②住宅新築資金貸付事業特別会計予算(市民生活部)
③国民健康保険特別会計予算(福祉保健部)
④後期高齢者医療特別会計予算(福祉保健部)
⑤介護保険(保険事業勘定)特別会計予算(福祉保健部)
⑥介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計予算(福祉保健部)

 ①~⑥について賛成多数により分科会として承認されました。尚、大柿高校活性化事業の拡充(→参考)については以下のような質問・意見もありました。
・広島、呉への通学者にも補助が必要ではないか。
・県立高校に市税はどうか、江田島から呉・広島に通っている生徒にも通学補助を出さないと不公平では。(呉市から通う生徒にも小用港~大柿高校前までのバス定期代の半額補助が適用されます。)

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2014年2月26日 (水)

平成26年2月定例会(第2日)

晴れのち雨

1511003_597672833640086_1232707809_1959927_597672803640089_1642357992_ 昨日(左)と今日(右)の古鷹山です。春霞なんでしょうか、まだ、黄砂現象ではないようですが春が近づいている感じがします。

 本日は定例会第2日。ます初めに平成25年度各会計における9件の補正予算案が審議され賛成多数により可決されました。

 その後、田中市長の平成26年度に向けての施政方針演説、そして平成26年度各会計の当初予算案が一括上程され予算審査特別委員会に付託されました。明日から各分科会(3常任委員会)で予算審議されることになります。

予算審査特別委員会の分科会予定
①文教厚生分科会: 2月27日(木) 9:00~
②総務分科会   : 2月28日(金) 9:00~
③産業建設分科会: 3月 3日(月) 9:00~ 

議案(9件)


議案

案件名

議案第40号

平成25年度江田島市一般会計補正予算(第5号)

議案第41号

平成25年度江田島市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

議案第42号

平成25年度江田島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

議案第43号

平成25年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計補正予算(第3号)

議案第44号

平成25年度江田島市介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計補正予算(第2号)

議案第45号

平成25年度江田島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第46号

平成25年度江田島市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)

議案第47号

平成25年度江田島市宿泊施設事業特別会計補正予算(第3号)

議案第48号

平成25年度江田島市下水道事業会計補正予算(第3号)

 年度末に近づいてきたため、歳入においては市税、使用料・利用料収入、地方交付税、国・県からの負担金・補助金等の確定及び実績見込みの修正、平成24年度決算により繰越金等が確定、歳出では、各事業の実績見込みと現状の修正や来年度繰越、職員給与の減額修正等による補正予算です。

 江田島市議会では補正予算は本会議で質疑を行います。議員は3回の質問しかできず十分な議論ができないこともあります。また、昨年9月定例会より総務部3課長(総務課長、企画振興課長、財政課長)が説明員として本会議場にいないため、細かな金額の質問については議長の許可を得て課長が説明員として本会議場に入場して答弁をすることになりました。

 今回、具体的な数値について説明員を招致して答弁をする質問(私ですが)がありました。このことで、補正予算の審議後、執行部(市長、副市長等)と意見を交わしましたが、補正予算についても委員会付託で審議したほうがよい、との共通認識を得ました。

 以前もブログで書きましたが、重要議案や補正予算についても委員会付託をして、しっかり議論を交わしながら議会としての意思決定をするべきであると考えます。(参考→こちら)休憩中に議長及び議会運営委員長にも同様のことを申し述べました。(昨年11月に議会運営員会で提言しましたが審議保留となっています。)

○市長施政方針

 平成26年度当初予算を上程するにあたり市長の意気込みを発言する場です。合併後の10年を振り返り、事業の評価や課題を洗い出し、江田島市の将来の目指すべき姿を認識したうえで、「交流・創造・実感」(市長の2期目のスローガン)を重点施策のテーマと位置付け、市の活性化と市民が安心して暮らせるための施策の充実を図った予算編成方針であることを表明し、主要プロジェクトについての概要説明がなされました。

 その後、下記の12会計当初予算案が上程されて予算審査特別委員会に付託されたのち本日の議事は終了しました。

議案(12件)


議案

案件名

議案第1号

平成26年度江田島市一般会計予算

議案第2号

平成26年度江田島市国民健康保険特別会計予算

議案第3号

平成26年度江田島市後期高齢者医療特別会計予算

議案第4号

平成26年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計予算

議案第5号

平成26年度江田島市介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計予算

議案第6号

平成26年度江田島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

議案第7号

平成26年度江田島市港湾管理特別会計予算

議案第8号

平成26年度江田島市地域開発事業特別会計予算

議案第9号

平成26年度江田島市宿泊施設事業特別会計予算

議案第10号

平成26年度江田島市下水道事業会計予算

議案第11号

平成26年度江田島市交通船事業会計予算

議案第12号

平成26年度江田島市水道事業会計予算

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2014年2月25日 (火)

平成26年2月定例会(第1日)

晴れ

 本日から来年度予算案が上程される2月定例会が始まりました。会期は3月13日までの17日間です。本日は報告2件、同意1件、承認1件、議案27件です。議案はすべて可決されました。一部についてコメントします。

報告(2件)

議案
案件名
報告第1号
専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について)
報告第2号 専決処分の報告について(広島県市町総合事務組合の共同処理する事務の変更及び広島県市町総合事務組合規約の改正について)

報告1号
 江田島市教育委員会所属の職員及び嘱託員が庁舎駐車場で公用車による接触・衝突事故の和解・損害賠償額に関するもの。賠償額が100万円以下の場合は議会の議決を経ることなく専決処分できます。ただし、報告義務はあります。

承認(1件)

議案
案件名
承認第1号
専決処分の報告と承認について(平成25年度江田島市一般会計補正予算(第4号))

広島県海区漁業調整委員会委員の辞職に伴う補欠選挙の経費350万円。(県からの委託金)

同意(1件)

番号
案件名
同意第1号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて

議案(27件)

番号
案件名
議案第13号
江田島市太陽光発電設備設置促進のための固定資産税の特例措置に関する条例案について
議案第14号
江田島市消防長及び消防署長の資格を定める条例案について
議案第15号 江田島市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案について
議案第16号 江田島市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案について
議案第17号 江田島市証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例案について
議案第18号 江田島市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例案について
議案第19号 江田島市立学校施設使用条例等の一部を改正する条例案について
議案第20号 江田島市手数料条例の一部を改正する条例案について
議案第21号 江田島市農業委員会の選任による委員の団体推薦に関する条例の一部を改正する条例案について
議案第22号 江田島市産品開発加工センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第23号 江田島市企業立地奨励条例の一部を改正する条例案について
議案第24号 江田島市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例案について
議案第25号 江田島市港湾区域内占用料等徴収条例等の一部を改正する条例案について
議案第26号 江田島市市営住宅設置,整備及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第27号 江田島市立学校施設使用条例及び江田島市体育施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第28号 江田島市奨学金貸付条例の一部を改正する条例案について
議案第29号 江田島市社会教育委員条例の一部を改正する条例案について
議案第30号 江田島市放課後児童クラブ設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第31号 江田島市水道事業給水条例及び江田島市企業局関係手数料条例の一部を改正する条例案について
議案第32号 江田島市船員の給与の種類及び基準に関する条例及び江田島市旅客定期航路事業運送条例の一部を改正する条例案について
議案第33号 江田島市消防関係手数料条例の一部を改正する条例案について
議案第34号 副市長の給与の特例に関する条例案について
議案第35号 第2次江田島市総合計画基本構想案について
議案第36号 公の施設の指定管理者の指定について
議案第37号 市道の路線変更について
議案第38号 市道の路線廃止について
議案第39号 平成25年度江田島市水道事業会計資本金の額の減少について

議案第13号、第28号、第30号、第36号(「竹炭工房おおがき」の指定管理)及び消費税にかかる使用料・手数料・交通船料金の4月1日からの消費税値上げによる改定の条例改正については2月3日の全員協議会(→こちら)で説明があったとおり。

議案第15号

Img054

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 昨年12月18日に開催された江田島市特別職報酬等審議会で答申のあった議員報酬の改定に関する条例案。議長を除く、17名のうち賛成11、反対6。平成16年の議員53人から平成17年に議員26人になった時に増額して以降、議員定数削減があり、昨年18人になりました。若い世代が議員になるには一定の報酬は必要であり、市の活性化に向けて市民に見える議会活動をすることでご理解いただけるものと思い、賛成しました。6名の反対議員は4月以降の増額についてはどうされるのか気になります。現職である限り、増額分を市に返還したり、市内団体等に寄付すると公職選挙法に違反します。ちなみに違反しないためには、法務局に供託し、議員でなくなった時に寄付をするという方法があります。尚、今回は市長・副市長の給与月額については見送られています。

議案第34号
 平成25年2月20日付け監査結果を起因とする財政援助団体(江田島市観光協会)への補助金交付事務に当たって市の担当部署の指導監督不足によってもたらされた長期混乱。(→こちら)これについて副市長が自らを律する目的で給与の減額を申し出たことによる条例案。議員の質問に対し、副市長は適当な金額と答弁されたが、減額金額及び期間の根拠が明確でないため反対しました。
(1)減額する金額: 給与月額(62万円)の10%
(2)減額期間    : 平成26年4月及び5月分(2か月分)

議案第35号
 平成27年度~平成36年度を期間とする第2次江田島市総合計画の基本構想案について議会の議決を求めるもの。平成26年度に基本計画を作成し、実施計画を整理することになりますが、第1次総合計画の検証をしっかり行っていただくよう要望しました。仮に次の10年が年平均100億円規模の一般会計予算とすれば1,000億円で「まちづくり」をすることになります。その枠組みの中で必要なこと・やらなければならないことを検討しなければなりません。もちろん特別会計・企業会計を含めての検証が必要です。

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2014年2月24日 (月)

平成26年度当初予算 その3

晴れ

Img051  来年度予算案の拡充事業のうち大柿高校活性化事業があります。平成22年度から始めた事業で、大柿高校の活性化や魅力ある学校づくり、中高連携のために補助金を交付し、教育環境の充実や地域に根ざした教育活動の展開を支援する補助金(これまで70万円)。

 来年度は新たに通学支援のための路線バス定期代1/2補助分(70万円)を増額する案を提案しています。かつて、平成23年(2011)に大柿高等学校存続への支援策ということで生徒通学費補助事業の提案(→こちら)がありましたが議会側の理解が得られなかったことで市側が撤回したことがあります。

 この政策が市内の高校生保護者に理解していただけるものなのか疑問のあるところです。文教厚生常任委員会がどう判断するか。

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2014年2月23日 (日)

平成26年度当初予算 その2

晴れ

Img048 Img049  小春日和の一日でした。写真は2/21の中国新聞朝刊に掲載された江田島市の来年度予算概要記事です。とても分かりやすい構成になっています。

 右写真に主な新規事業についてリストアップされています。商工観光課所管の「国民宿舎能美海上ロッジ整備方針検討事業」。島に唯一の大型宿泊施設であるロッジは開業以来46年が経過しており、老朽化が激しい現状です。

 平成29年3月で㈱休暇村サービスの指定管理が終了するため、今後の整備方針を検討する委員会を設置する予定です。

 委員会のメンバーがどう選出されるのか市民の皆さんとしても気になるところでしょう。経営状況、ニーズ、採算や経営形態等の資料作成業務を業者に委託する費用も含めて330万円の予算計上となりますが、建設の手法としてPFIの手法も検討に入れてもいいのではないかと考えます。

 ただし、PFI方式が日本国内で導入されて色々な問題点も指摘されており、研究しなければなりません。(PFIの現状について→内閣府HP

PIF (Private Finance Initiative): 公共施設の整備や運営を民間が担う手法。1999年(平成11)7月公布のPFI法(民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)の施行以降活用され始めたもので、サービスの改善や財政負担の抑制が狙い。企業が施設を建てた後、買い取る方式と、施設の運営権だけ民間に売るコンセッション型がある。

Img050 参考までに2014年4月21日の日経新聞記事から。PFI手法による全国自治体の現状についてのものです。サービスの改善や財政負担の抑制が狙いの公共施設の整備や運営方法ですが、施設の性質や事業内容によって、また、地域の事情によっていろいろな問題点があります。

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2014年2月21日 (金)

議会タブレット導入の現状

晴れ

Img047 昨年11月にNPO法人ひろしま創発塾主催の勉強会で講師を務めていただいた東京インタープレイ㈱を訪問し、より具体的な議会のタブレット導入について教えていただき、また、意見交換させていただきました。

 左写真は東京インタープレイ社のユーザー・レポートの表紙です。(→PDF)神奈川県逗子市議会が平成25年度から議会運営にタブレット端末を活用した「SideBooksクラウド本棚」を導入して6月定例会から本格運用を行った経緯等について取りまとめたものです。

 当初は議場へのパソコン持ち込みの是非から始まったそうですが、最終的に、タブレットを導入し、議案書や説明資料等を収納する本棚(SideBooks)のシステムを利用することでペーパーレスや市職員・議会事務局の業務効率化につながることになったということです。

Img046_2<Img027_2 同様のシステムを島根県の出雲市議会も検討しています。つい先日は議員の研修も行われたようです。(→こちら)タブレット導入には議会主導型と行政主導型があるそうですが、逗子・出雲市議会は議会主導型。

 一方で、島根県美郷町は行政主導とのこと。2012年7月から導入を模索していた行政の提案に対して昨年11月に議会側が了承し(左写真)、今年3月からテストを行い6月議会から本格運用の予定とも聞いています。

UnnamedImg045_3 議会の議案・説明資料だけに限らず、例規集や広報誌等、市民の皆様にとっても有効に使えるのではないだろうか。

 議員各位に配布されている例規集(左)はかなり分厚く、条例等が新設・改正されてもアップデートには時間がかかります。また、HP(→こちら)掲載されていますが、調べようと思っても必要な時にパソコンの前にいないことが多い。

 市民の皆様にとっての活用としては右写真の「ちいき本棚」が考えられます。江田島市は今年8月までには光回線が全市域で利用可能になります。(→市HP

 Wi-Fi(ワイファイ)環境が整えば、図書館や市役所(支所含む)、公民館などの公共施設にタブレット端末を置いておけば議会だより、広報誌、県民だより、その他の色々な地域情報誌、回覧物が閲覧することも可能です。スペースもそれほど必要でなく、パソコンが苦手な方も簡単に見ることができます。

 まだまだ研究を重ねていかなければなりませんが、議会改革や情報公開も含めてこれから総務常任委員会で検討できればと考えています。

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2014年2月20日 (木)

平成26年度当初予算

晴れ

Img042  本日、江田島市の平成26年度予算についてプレスリリースがありました。一般会計予算は対前年度6.4%減の142億9,800万円。し尿処理施設更新整備や能美中学校新築などの大型投資案件が完了したことで投資的経費として8億6,280万円減となっていること等が予算額縮小の原因です。

Img043 Img044  一般会計の歳入(左)と歳出(右)の項目別割合は左写真の通りです。

 歳入(収入)では、市税(市民税、固定資産税、軽自動車税、たばこ税、入湯税)が9,040万円減の26億800万円。そのうち納税義務者数の減少や個人所得の減少で市民税が6,914万円減少の見込み。

 歳出では人件費が22.3%の割合を占めます。前年度比2億892万円減の31億8,332万円ですが、市税(26億800万円)では賄いきれないのが現状です。公債費(借金の元利償還)は16.3%の23億3,180万円。

 平成26年度末の地方債(借金)の残高見込みは269億4,667万円(うち一般会計は188億7,415万円、下水道事業会計59億8,330万円、水道事業会計15億1,050万円)。個別的な事業内容については、別に記したいと思います。

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2014年2月19日 (水)

交通問題調査特委の方向性

晴れ

 先日の交通問題調査特別委員会で民間事業者等の意見をいただきました。(→こちら)委員会としては3月中旬に再度、委員会を開き、公共交通協議会の答申に対して一定の意見を取りまとめることになります。

 委員それぞれの考えもあり、ひとつの方向性(案)で決することはないと考えます。例えば、市営船の公設民営化にしても、①船舶の無償貸与ではなく、有償にすべき、②市所有船を中町・高田~宇品の航路に限定して使用するのではなく、場合によっては、柔軟な船舶の運用(他航路との併用)といったことも考えられます。

 一方で、あくまでも市営船続行という意見の委員もいるでしょう。住民説明会でも多様な意見があり、議員も市民代表であるからにはそうなります。

 そういった意味で、例えば、A案1名、B案3名、Bの修正案2名、C案1名であり、多数意見としてはB案、尚、付帯意見としてXについて検討すべし、という報告書に取りまとめられることもあります。

 市としては当初から3月末に方針決定したいという意向もあり、議会の意見を早急に示してほしいという雰囲気が感じられます。

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2014年2月18日 (火)

第2回庁舎建設等検討特別委員会

 全員協議会に引き続いて、休憩をはさみ、江田島市庁舎建設等検討特別委員会(1名欠席)が開催されました。委員でない私は傍聴です。(傍聴者 :議員7名、報道1名) 

(1)庁舎整備にかかる検討について

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Img027_2

 今回は前回(→こちら)に引き続き、まずは執行部(副市長、総務部長、政策推進課)から市民委員会の最終答申「庁舎整備の基本方針に当たっての重要なポイント」に対する市の考え方について説明がありました。

 説明後、質疑応答がなされましたが、すべて書き留めていないのですが以下のようなものがありました。

Img037_3

Img038

Img039

A案、B案、C案は左のとおり。

・A~C案で支所的な機能として考えている建物の耐震はどうか。

→江田島町としては保健センター、能美町は現市役所新館、大柿町は現・分庁舎を考えており新耐震。沖美町は支所が新耐震になっていないので沖地区に新築。

・AとBでは、Bの方が事業費が大きいのに今後40年間の借入金実質返済額が少ないのは。(上の写真2枚をご参考。)
→合併特例債を利用する新庁舎建設・耐震補強費がBの方が少ないため。
・建設候補地がセンターゾーンであるが、仮に建てるとして防災面では海抜が低いので嵩上げが必要であり、また液状化も考えられる。
→ある一か所を思い浮かべていらっしゃるように思われますが、あくまでも江南・飛渡瀬一帯が候補地です。
・A~C案ですべて沖美支所の新設(沖地区)となっているが、既存の新耐震基準でいくと沖美ふれあいセンター(美能地区)でいいのでは。
→方向性が定まった段階で沖美町地域住民との話し合いになる。
・方針決定のスケジュールはどうか。
→非常にタイト。3月末までを方針決定の目標としているが、もう少し時間をかけるかもしれない。(6月くらいまでには結論を出したい。)

 その後、各委員からA~Cについてどう考えているか意見が出される。出席委員6名(委員長除く)のほとんどがC案の既存庁舎の耐震化を高めるパターンがよいのでは、というものでした。理由としては以下が挙げられていました。
・40年先は世の中が変わる。既存施設を耐震化して使用し、10年後に人口推計を見ながらもう一度考えたらどうか。(耐用年数がくるまで使用しては。)
・それまでに庁舎の建設を目的とする基金を積んだらどうか。
・本庁の新設より支所機能の充実を図るべき。
・C案の一部修正で沖美支所(沖地区)の新設ではなく、沖美ふれあいセンターを支所とするべき。

 執行部退出の後、委員のみで意見交換がなされました。まず、合併特例債を利用しての新市庁舎建設は平成31年度まで完成しておかなければならないという基本条件の確認。(新しく建設するとすれば、用地買収などを考えると方針決定を引き延ばすことは難しい。)各委員の共通しての意見として、行政がどうしたいのかわからない。市が方針決定をせず、議会や市民に結論を委ねるのはいかがなものか、というものでした。次回、さらに委員会の意見集約がなされる予定です。

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議運と第2回全協

くもり

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 昨夜の雨が未明には一部、雪になっていたのでしょう。朝の古鷹山(左)、宇根山(右)は山頂の方がうっすら雪化粧していました。今年に入ってこういった雪が降る回数が多い。

 午前中は2月定例会についての議会運営委員会に出席しました。報告2件、同意1件、承認1件、来年度予算案を含む議案48件が上程される予定です。

会 期  : 2月25日~3月13日まで17日間
会期日程 
 2月25日: ・条例改正(案)等審議
 2月26日: ・平成25年度会計補正予算(案)審議
        ・市長施政方針
        ・平成26年度各会計予算(案)
         →一括上程及び委員会付託
 2月27日:  ・予算審査特別委員会(文教厚生常任委員会所管)
 2月28日: ・予算審査特別委員会(総務常任委員会所管)
 3月 3日: ・予算審査徳悦委員会(産業建設常任委員会所管)
 3月12日: ・一般質問
 3月13日: ・一般質問
        ・平成26年度各会計予算採決
        ・議員発議(「手話言語法」制定を求める意見書) 

 ※3月12・13日については、一般質問の通告件数により変更になることがあります。(3月6日の議会運営委員会で最終決定。)

 午後から第2回全員協議会が開催されました。議題としては以下のとおりです。

(1)平成26年度当初予算案の概要について

 2月20日(木)に市のプレスリリースがあります。よって、発表後までは詳細を報告することができません。後日、ブログ等で個別案件について記します。

(2)第2次総合計画について

 2月5日付で江田島市総合計画審議会が市長に対して基本構想についての答申がなされました。平成27年度~平成36年度の10年間の計画であり、基本構想は具体的な基本計画及び実施計画を策定するにあたっての基礎になるものです。尚、江田島市総合計画策定条例第5条1項の規定により、議会の議決が必要であり、2月定例会で基本構想(案)が上程されるとなります。(第1次総合計画→こちら

※総合計画策定条例第5条
(議会の議決)

 第5条
 市長は,前条 に規定する手続を経て,基本構想を策定しようとするときは,議会の議決を経るものとする。
2 前条及び前項 の規定は,基本構想の変更について準用する。

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2014年2月16日 (日)

模擬議会@竹原市

晴れ

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 NPO法人ひろしま創発塾主催の「模擬議会inたけはら」に参加してきました。今回で6回目の模擬議会です。午前からお昼過ぎまで、竹原市だけでなく、福山・尾道・三原・東広島・大竹・江田島の一般の方、行政職員の方が「模擬議員」として模擬市長の仮想提案「竹原港移設事業」について、3班に分かれワークショップを通じて修正案・対案を作ります。

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 午後から本会議です。各班代表がチームの案を提案し、それぞれが質疑・応答を重ねます。賛成・反対討論のあと、原案から遠い案件から採決する、というものです。
 これまで議会の仕組みについてまったく縁のなかった市民の方々にとっては、議案採決の流れを学ぶいい機会だったのではないでしょうか。それぞれ住んでいる地元の議会に興味をもち、傍聴するきっかけになっていただければと思います。

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2014年2月15日 (土)

ブルーラインのお目見え

1888614_592374034169966_620364338_n 1004965_592374050836631_1880615830_ 左写真は大柿町柿浦の交差点。午後3時過ぎだったでしょうか。何やら工事をしています。サイクリング・ロードに変身中です。

 江田島市と呉市を結ぶ道路が新たな推奨ルートとして、「かきしま海道」(ルート図→こちら)と名称が決まったのが昨年11月。(→広島県HP

 道の路側に推奨ルートを明示するブルーラインと距離標の路面標示が整備される予定です。(→参考) 今日見た限りでは柿浦交差点から大原交差点(広島銀行前)までブルーラインが引かれていました。

Img025_2 左写真は平成25年度当初予算での説明資料です。「交流と定住のまちづくりプロジェクト」の一環として、サイクリングロードを中心に、道路環境や休憩施設などを整備するため400万円の予算が計上されています。

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春近し 2014

くもり

1800355_592273120846724_1215617716_  ソチ五輪、フィギュアスケート男子。やりました、羽生結弦選手が見事、金メダルです!一方、関東地方では先週に続いて記録的な大雪という週末ですが、我が家の庭先では梅が咲いています。暦では春ですがもうすぐそこまで来ています。

Img020  明日は主催者側(NPO法人ひろしま創発塾)の立場で竹原市の模擬議会に参加する予定です。(→過去記事)今回のテーマは「どうやったら竹原市に人が集まるか」。

 これについて市長提案がなされ、参加者が議員役としてグループ(会派)に分かれてワークショップをしながら修正案や対案を練っていきます。最終的にどのブループ案がいいか、採決を取る、という仕組みです。

 2年前の2月に江田島市で同様に模擬議会を開催したことがあります。(→こちら)その時のテーマは「江田島市立高校の設立」を想定してのものでした。今回、竹原で議論される「賑わいの創設」が江田島市にとっても参考になる意見があればと思っています。

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2014年2月14日 (金)

第3回交通問題調査特別委員会

小雨のちくもり

15110_591675664239803_1752329057_n 昨日の予報通りでした。朝8時くらいまで小雨がパラパラとした冷たい一日ではなかったでしょうか。左写真は朝7時ころの県立大柿高校正門前から写した雪化粧をしている陀峯山(だぼうざん)です。

 午後から交通問題調査特別委員会が開かれました。今回は江田島市公共交通協議会が12月3日に決した西能美航路再々編の意見としての【公設民営化案】(→12/3過去記事)について海上分科会メンバーを招聘しての意見聴取でした。

 出席されたメンバーの方は以下の通り。(順不同)
さくら海運㈱ 代表取締役 辻本英紀氏 (切串~天応)
瀬戸内シーライン㈱ 内堀達也氏 (切串・小用~宇品、小用~呉、宇品~宮島)
広島県旅客船協会 仁田一郎会長 (瀬戸内海汽船㈱社長)
上村汽船㈱ 代表取締役 上村隆彦氏 (切串~宇品)
江田島汽船㈱ 代表取締役 白倉一成氏 (三高~宇品)
(有)バンカー・サプライ 代表取締役 横山恭治氏 (秋月~呉、宇品市営~似島学園)

 事前にお聞きしたいポイントについての意見は以下の通りでした。(各社の見解も若干ニュアンスが違う所もありました。)

(1)西能美航路再々編にかかる3案の収支予測の現実性について

・協議会(分科会)としては公設民営化の方向で決まるが個人的には見解が違う。
・3案の収支については、前提条件をどこまで絞るかによる。不確定要素として、①利用者数。人口減のままで利用者が減る予測以外に、高齢化すると利用率も減るかもしれない。②燃料費。円安効果として当初予測より10%以上の値上がりをしているだろう。
・シュミレーションは難しい。市営船・公設民営化・完全民営化のコスト比較においては使えるが、収支予測とするには不確定要素がある。(利用者・燃料油)
・西能美航路以外に市全体のスタンスをどう考えるかも問題である。
・島しょ部航路(江田島市を起点とする)では赤字であるが、他の航路の黒字で補てんしている。協議会で提出された収支予測について、人件費は変動差は少ないが燃料油は高騰しているので、再検討が必要。
・公設民営化でも税金を使う。平等な税金の使い道からすると市営船でもっと企業努力すべきではないか。

(2)海上部会で案として提示された市を含む事業者が設立する新会社での運航提案は「市営船」に限定したものか。

※市営船の合理化1本において2事業者が共同提案したもの。江田島市及び航路事業者が共同出資した第三セクター(本社:江田島市)もしくは持株会社で収支のあう航路運営を提案。(分科会等で合意に至らず。)

(3)平成26年4月からの消費税増税(5%→8%)に伴う運賃の改定について

 先日、市営船の合理化と値上げの記事がありました。(→こちら) 各社とも運輸局に4/1からの運賃値上げ申請をしているとのこと。(上げ幅は基本的に現行料金に3%上乗せ。事業者によっては一部の値上げしないカテゴリーもあります。詳細は各社にお問い合わせしてください。)

(4)江田島市を結ぶ航路事業の今後について

・人口減少や若者の流出があるなか、交流人口(観光で訪れる等)を増やす施策を市にお願いしたい。(海上交通の死守という意味では利用者を増やすしかない。)
・サービス基準を下回らない範囲で頑張りたい。
・人口減や第2音戸大橋開通による利用者減(車両含め)を考えるとこのままではしりつぼみになる。一社単独では厳しいのではないか。西能美航路や東航路(江田島地区)の再々々編もありえるだろう。
・昨年成立した交通政策基本法など国の動きを考えていかなければならない。(→こちら

(5)その他

 私から各社に対して質問しました。江田島市に交通問題(海上交通・陸上交通)に精通した任期付職員を採用すべきかどうか。出席者全員が賛成していただきました。

(参考)過去に「任期付職員採用」に関する提言等の過去記事
2011年 5月 4日 記事(→こちら
2011年 6月22日 記事(→こちら
2011年 9月 9日 記事(→こちら) 
2012年 3月19日 記事(→こちら
2013年 8月28日 記事(→こちら

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2014年2月13日 (木)

いよいよ光回線スタートへ

くもり

482620_591238657616837_1000116465_n1798235_591238690950167_180375780_2 今日も寒い一日でした。明日から日本列島も先週末に続いて雪などが降るというニュースを聞きます。

 いよいよ江田島市域も今年の5月から順次、光回線サービスが受けられるようになります。

 すでに江田島町地域は説明会が開催されいると思いますが、今週から大柿町地域でも順次、説明会が開催されています。今日は19:00から大柿分庁舎で開かれた説明会に出席しました。(参加者は10名程度)

 市職員の挨拶から始まり、NTT西日本の社員からの説明と質疑応答がありました。分かりやすい説明であったと思います。すでにNTT西日本の営業受託会社が戸別訪問している地区もあります。

Img018_2 県内23市町において情報通信インフラで遅れを取っていた江田島市ですが、ようやく他地域並みのネット環境になることで、移住してみようか、と思っていただける方も増えてくるのではないでしょうか。一つの自治体で全域がカバーされるのは珍しいと思います。

(参考)
昨年の議会全員協議会における経緯など→こちら

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2014年2月12日 (水)

海上交通にかかる参考人招致

晴れ

 寒い日々が続きます。2月14日(金) 14:00から第3回公共交通問題調査特別委員会が開催されます。このたびは前回(→こちら)で確認されたことに基づいて西能美航路再々編における海上部会員の参考人招致となります。
 江田島市公共交通協議会の海上分科会における協議内容等で伺う内容としては以下のとおり。

①西能美航路際再編にかかる3案の収支予測の現実性について
②海上部会で案として提示された市を含む事業者が設立する新会社での運航提案は「市営船」に限定したものか。
③平成26年4月からの消費税増税(5%→8%)に伴う運賃の改定について
④江田島市を結ぶ航路事業の今後について

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2014年2月11日 (火)

市営船合理化と消費税による値上げ

晴れ

20140211_221557 2月7日の中国新聞から。市営船の減便と値上げに関する記事です。

 昨年から公共交通協議会が西能美航路の再々編を審議してきましたが、再々編と平行して市営船の合理化についても企業局が検討していたことです。

 今年4月から27往復を24往復に減便して、約2,000万円の燃料費削減によって営業赤字圧縮を見込むものです。もともとフェリー便廃止にともなって現行ダイヤとなりました。

 朝夕は30分毎に船便があって便利になりましたが、昼の時間帯は少人数しか乗船しておらず、原油高騰の高止まりにより採算が悪化。

 今回は昼便を減らし、あわせて4月からの消費税upによる運賃値上げ(大人30円、小学生以下10円)について2月定例会に改正条例案が提出されることになります。

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2014年2月10日 (月)

第1回庁舎建設等検討特別委員会 他

くもり一時雨

 9:00に議会事務局到着。9:30から教育委員会の説明を聞く。先日の全員協議会(→こちら)の「江田島市放課後児童クラブの移転等について」補足説明を受ける。

 また、広島県ろうあ連盟及び江田島市内の手話サークル団体が陳情書(「手話言語法」制定の意見書採択)を
議会事務局に提出することに立ち会いました。県内23市町では福山市議会が12月定例会で国等に意見書を提出することを決議しています。

1655894_589908117749891_24967792_n  10:00からの第1回庁舎建設等特別委員会を傍聴。(傍聴は報道1名、議員3名) まずは執行部(副市長、総務部長、総務部政策推進課)が江田島市公共施設のあり方市民委員会の答申(→こちら)について説明。

 市としては、建替え、従来施設の耐震補強(建替え無し)などを含めて合併特例債を活用するのであれば今年度末(H26年3月末)までに市の方針を決定する予定。

Img012_4  各委員からの質問と答弁は以下の通り。(私の傍聴記録であり、正確性を欠いている場合もあることご了承ください。)左写真は市庁舎に関する3パターンについてのものです。

・市庁舎の適正規模を検討するに当たり、人口と職員数は。
→ 40年間を見据えてA、B、C案を設定しているが、10~20年後の人口を念頭に2万人規模の人口で本庁職員は160~170人。支所は配置人員ではなく、現状を維持するとして400㎡は必要。
・昨年11月に開催された市民ワークショップに参加した年齢層はどういう割合か。

Img010 →これまで市が開催したワークショップの中では20、30、40代の働き世代の参加率は高い。(左図のとおり)

Img013_3 ・建替えパターン(A、B)の建設費は用地取得費は含まれているか。
→含まれている。建替えパターンAでは用地取得費(造成費含む)は10,000㎡で5億2,000万円を試算している。(センターゾーン:江南・飛渡瀬地区)
・若い世代に市のビジョンが伝わっていないと思うが。
→市民委員会でも指摘されている。市のビジョンや職員のあり方を明確にする必要があり、基本方針で示したい。
・将来の江田島市はどうなると考えるか。
→今国会で地方自治法改正案が出される予定。①自主的合併、②定住自立圏構想(→こちら)、③地方中枢拠点都市構想(→こちら)、④それ以外のパターンという流れになる。

(参考)④それ以外→地方中枢拠点都市からも定住自立圏の中心市からも距離的に離れているような地域については、最後に都道府県が補完を行うという構造。

・新市庁舎建設の是非について、住民投票は想定しているか。
→方針決定においては視野に入れていない。

Img014  尚、執行部退席後、今後の委員会方針が話し合われました。次回は2月18日(火)の午後から開かれる全員協議会後に開催される予定。詳しくは議会事務局にご確認ください。(電話:0823-42-6310)

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2014年2月 8日 (土)

雪が積もる

雪のち晴れ

1011234_588965501177486_1097893481_ 1604401_588965517844151_385222899_n  昨日から降り続いた雪。久しぶりに積もりました。大黒神島(左)や古鷹山(右)もうっすら雪化粧です。

 お昼から広島市へ。同志の広島市議と廿日市市議との打ち合わせ。広域的な地域の活性化に向けて議会人として何か取り組むことがないかというテーマで意見交換です。詳細については別に報告したいと思います。

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2014年2月 6日 (木)

雪が降る

くもりのち雪

1897764_587630247977678_706455184_n  今日も冷え込んだ朝を迎えました。左写真は第2音戸大橋手前の休憩所から写した江田島方面です。写真の左側には秋月弾薬廠の建屋が見受けられます。目の前の船は日新製鋼株㈱呉製鉄所向けのオーストラリア産製鉄原料を運ぶ大型貨物船です。

1609584_587649087975794_1452412120_  左は今日の中国新聞(32面)から。高校同期の娘さんに関する記事です。昨年末、同期有志から本件について話を伺っていました。小さい命ですが、将来ある一つの命を救うことで新しい未来があると信じています。

  渡米心臓移植にむけて募金活動が始まります。主体は「すみかちゃんを守る会」(準備中HP→こちら)。

 広島修道大学も応援してくださっているようです。(→こちら)昨日から県内各地で募金活動が始まっているようです。どうか皆さん、ご協力をお願いいたします。

(ご参考)
同期奥さんが富山県出身ということでKNB(北日本放送)も特集を組んでいただいたようです。(→こちら

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2014年2月 5日 (水)

来週の委員会予定

晴れ

 冷え込んだ一日でした。今年度末にも市が方針を決定する①庁舎建設問題、②西能美航路再々編についてですが、来週、それぞれ特別委員会が開かれる予定です。基本的に傍聴することは出来ます。

①2月10日 10:00~ 庁舎建設等検討特別委員会
②2月14日 14:00~ 交通問題調査特別委員会

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2014年2月 4日 (火)

商工会との意見交換会

晴れ

 今日は江田島市商工会の大柿地区懇談会に出席させていただきました。これは合併後、初めての試みで、市内4地区でそれぞれ地区選出の議員が参加して商工会会員の皆さんと意見交換をするというもの。

 来月開催の役員会に関する議事を協議するなかで商工会活動を知ることができ、また、取り組みについて参考になるご意見もあり、今後の市政への提言活動につなげていきたいと思います。

 いま取り組んでいることとしては「江田島市商工会の魅力ある地域づくり行動計画」。商工会を中心として行政、漁業・農業関係団体、社協、観光協会等を構成員(27人)とする江田島市地域資源活用委員会が平成25年度から平成29年度までの5カ年の計画をスタートさせています。3つの柱からなっており、①特産品開発事業、②BUYえたじま事業、③宅配・移動販売事業。

 これからも、このような会合があれば積極的に参加し、地域の課題を一緒になって考えていきたいと思っています。

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2014年2月 3日 (月)

H26年第1回全員協議会

くもり

 朝から昼過ぎにかけて濃霧により江田島市と広島港を結ぶ航路で欠航が相次ぎました。異例のことだったのではないでしょうか。午後より第1回全員協議会に出席。議題と大まかな内容については以下の通りです。

(1)太陽光発電設備等に係る固定資産税の軽減措置について

 遊休地及び耕作放棄地などの土地を有効利用する手段として、太陽光発電設備等を設置した場合、土地及び償却資産(発電設備)に関わる固定資産税の軽減措置を平成26年度4月1日から施行する条例を制定する説明。(平成26年1月1日以降に新たに課税される固定資産税から適用。)

減免内容: 課税初年度から5年間は全額減免とし、6年目から10年目までの5年間は7割減額。
発電設備の規模: ①国(経済産業大臣)の設備認定が必要
          ②10kw以上の発電設備(附属装置等含む)

※雑種地の課税評価額は農地等の100倍となることからの減免措置。10kw程度で100㎡の土地が必要。

(2)企業立地奨励金について

 現行条例では呉市や府中市等に比べて優遇性が低いため、同程度の奨励制度にすることを目的として改正案を2月定例会で提案する。

    現行 改正案
企業立地奨励金 固定資産税相当額 3年 5年
各年度1400万円を上限 限度額無し
新規雇用奨励金 常勤の従業員1名あたり(1回のみ) 10万円 50万円
限度額 500万円 2500万円

※交付条件についても奨励金を受けやすいものとなります。(以下、改正案の条件)
・新設又は増設の場合は、当該工場等に対する投下固定資産総額が3,000万円以上で、新規雇用者の数が3人以上となるもの。
・常勤で1年以上継続して雇用し、6月以上市内の住所を有する者。

(3)「竹炭工房おおがき」の指定管理について

 公益社団法人 江田島市シルバー人材センターに運営及び管理を業務委託契約にしている雇用形態について、労働基準監督署の是正指導を受けて指定管理者制度に変更するために設置及び管理条例の一部改正を2月定例会に上程する。

 指定管理者  : 江田島市シルバー人材センター
 指定管理料   : 年間200万円
 指定管理期間: 平成26年4月1日~平成28年3月31日

(4)木造住宅耐震改修補助事業について

 市の住宅の耐震化率は約50%(H24)であり、県内の約74.3%(H20)に比べて非常に低い。今年度、木造住宅耐震判断事業を開始して5件の募集に対して5件の応募があった。次年度は木造住宅の耐震改修工事費について補助金を交付することで耐震性の向上を図りたいというもの。

対象となる木造住宅の要件
①昭和56年5月31日以前に建築されたもの
②木造在来軸組構法、伝統的構法、枠組壁工法で建築されたもの
③専用又は併用住宅(居住の用の面積が延床面積の1/2以上)
④階数は3以下(地階を除く)

交付の対象
・所有者が居住しているもの
・市内の住所を有し、市税等に滞納がない者
・同一事業の補助金の交付を受けていないもの

補助金の額
・耐震改修工事費の1/2または上限60万円

(例)工事費が150万円の場合、1/2は75万円ですが、上限の60万円を市が補助金を交付。
 尚、市が負担する補助金の1/2は国費(社会資本整備総合交付金)を充当。

※平成26年度の募集件数は5件。

(5)江田島市奨学金の貸付に係る延滞金の取扱について

 現行の江田島市奨学金貸付条例第11条では、

 第1項で、奨学金(無利子)は卒業後(大学に進学したものについては大学卒業後)、1年以内据置き、その翌年から貸付を受けた期間の3倍以内の期間に返還しなければならない。但し、全部又は一部を繰り上げ返還することができる。

 第3項で、奨学金を返還しない場合は、その返還しない金額について、延滞した日数に応じて年14.6%(納期限の翌日から1月を経過する日までの期間については年7.3%)の割合で計算した延滞金等を納付しなければならない。

 とあります。今回は延滞金を定める第3項を削除する条例改正案を2月定例会に上程するというもの。尚、延滞金はこれまで以下の理由で徴収していません。

①奨学金制度の性質
  奨学金制度は、教育的な配慮の下で実施されている制度であり、遅延金を課している他制度とは、その性質が異なる。

②経済状況の変化
 長期の経済停滞により、大学卒も含め若年雇用が極めて厳しい状況である。

(参考)
・平成25年度償還対象者 190人
・滞納状況(平成26年1月31日現在) 滞納者数16人、滞納総額310万6,609円。
・広島県内23市町のうち、11市町で奨学金制度があるが、4市町で延滞金制度がない。

(6)江田島市放課後児童クラブの移転等について

 平成24年8月から旧江田島幼稚園施設を学童保育つばめ子ども会が利用しているが、建築基準法第87条に規定される用途区分の基準を満たしていないことが判明したため、江田島小学校の1階多目的教室に移転するというもの。

(7)西能美航路の再々編について

 平成25年度第4回公共交通協議会(12月3日)までの協議会決定事項及びそれに対応する市からの議会(全員協議会及び特別委員会)への説明のおさらいと第5回協議会(平成26年1月30日)の説明。詳細については別に記します。

(8)消費税増税に伴う公共施設使用料及び手数料の改定について

 今年4月1日の消費税増税にともない34の条例改正を行う。従来から1円単位で徴収しているものを除き、10円未満は切り捨てて10円単位の料金設定とする。

 ※10円単位で料金設定するものについて、現行で300円以下の使用料は、10円未満を切り捨てるため、現行の金額と変動は生じません。

(9)江田島市特別職報酬等審議会答申について

 12月18日に開催された江田島市特別職報酬審議会の答申についての説明。

(10)庁舎をはじめとする公共施設のあり方について

 今年1月27日に市長へ出された最終答申の配布。尚、2月10日(月)10:00から開かれる庁舎建設等検討特別委員会で質疑及び審議することになります。

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2014年2月 1日 (土)

2月スタート

晴れ

 はやくも2月になりましたが、最近暖かい日が続いています。週明けには第1回全員協議会が開催される予定で、来年度予算案件も含めた9件の議題について執行部から説明があります。

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