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2014年2月18日 (火)

第2回庁舎建設等検討特別委員会

 全員協議会に引き続いて、休憩をはさみ、江田島市庁舎建設等検討特別委員会(1名欠席)が開催されました。委員でない私は傍聴です。(傍聴者 :議員7名、報道1名) 

(1)庁舎整備にかかる検討について

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 今回は前回(→こちら)に引き続き、まずは執行部(副市長、総務部長、政策推進課)から市民委員会の最終答申「庁舎整備の基本方針に当たっての重要なポイント」に対する市の考え方について説明がありました。

 説明後、質疑応答がなされましたが、すべて書き留めていないのですが以下のようなものがありました。

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A案、B案、C案は左のとおり。

・A~C案で支所的な機能として考えている建物の耐震はどうか。

→江田島町としては保健センター、能美町は現市役所新館、大柿町は現・分庁舎を考えており新耐震。沖美町は支所が新耐震になっていないので沖地区に新築。

・AとBでは、Bの方が事業費が大きいのに今後40年間の借入金実質返済額が少ないのは。(上の写真2枚をご参考。)
→合併特例債を利用する新庁舎建設・耐震補強費がBの方が少ないため。
・建設候補地がセンターゾーンであるが、仮に建てるとして防災面では海抜が低いので嵩上げが必要であり、また液状化も考えられる。
→ある一か所を思い浮かべていらっしゃるように思われますが、あくまでも江南・飛渡瀬一帯が候補地です。
・A~C案ですべて沖美支所の新設(沖地区)となっているが、既存の新耐震基準でいくと沖美ふれあいセンター(美能地区)でいいのでは。
→方向性が定まった段階で沖美町地域住民との話し合いになる。
・方針決定のスケジュールはどうか。
→非常にタイト。3月末までを方針決定の目標としているが、もう少し時間をかけるかもしれない。(6月くらいまでには結論を出したい。)

 その後、各委員からA~Cについてどう考えているか意見が出される。出席委員6名(委員長除く)のほとんどがC案の既存庁舎の耐震化を高めるパターンがよいのでは、というものでした。理由としては以下が挙げられていました。
・40年先は世の中が変わる。既存施設を耐震化して使用し、10年後に人口推計を見ながらもう一度考えたらどうか。(耐用年数がくるまで使用しては。)
・それまでに庁舎の建設を目的とする基金を積んだらどうか。
・本庁の新設より支所機能の充実を図るべき。
・C案の一部修正で沖美支所(沖地区)の新設ではなく、沖美ふれあいセンターを支所とするべき。

 執行部退出の後、委員のみで意見交換がなされました。まず、合併特例債を利用しての新市庁舎建設は平成31年度まで完成しておかなければならないという基本条件の確認。(新しく建設するとすれば、用地買収などを考えると方針決定を引き延ばすことは難しい。)各委員の共通しての意見として、行政がどうしたいのかわからない。市が方針決定をせず、議会や市民に結論を委ねるのはいかがなものか、というものでした。次回、さらに委員会の意見集約がなされる予定です。

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