軽救急車導入!
くもり
今日の夕方、NHK広島のローカルニュースで、江田島市消防本部が中国地方で初めて軽自動車の救急車を導入したことが報道されました。
市としては従来型が家の近くまで行けない狭い道の多い、かつ、高齢者(特に一人暮らし)が多い沖美町沖地区を管轄する能美出張所(能美町鹿川)に配備することにしています。
2月定例会での当初予算時の説明資料は左写真のとおりで、1,218万円を計上した新規事業です。平成23年4月に救急業務実施基準が改正されて軽自動車をベースとした救急車の使用が可能となりました。
江田島市の地形等からすると早期導入を望んでいたことが漸く実現できました。実施基準の改正にむけて積極的に取り組んだ姫路市消防局は改正と同時に導入しています。(飾磨消防署家島出張所→救急救命第27号)
これから江田島市消防本部としても実際の運用を開始することになります。機能的(装備など)には従来型と遜色ないと考えられています。ただし、「軽自動車」ゆえの制限があります。乗車定員4人(隊員3人+1人)ということで、従来型であれば付添いの方が同乗できますがそれが出来ないという欠点です。
しかし、狭い家先まで行けることで助からなかった命が救える、という大きな利点もあり、今後の活躍に期待しています。運用において効果があればさらに増やすことも検討したいですね。
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