初議会の運営について
晴れ
10:00から議員懇談会が開催されました。本来、議会が開催されるときは議会運営委員会(3常任委員会の正副委員長で構成)が議会運営について協議します。しかし、10月6日の江田島市議会一般選挙後であり、まだ、議会役職も決まっていないため、「初議会」について議員全員で協議することになります。協議事項の主なものは以下のとおりです。
(1)初議会の運営・日程等について
①仮議席の指定
年長の議員が臨時議長となって、議長が決まるまで仮議席に着席。基本的に当選回数(議員歴)の少ない順に1番から座ります。同じ当選回数であれば、年少者が若い番号になります。
②議長選挙
単記無記名投票とする。一議員から、「議長選挙立候補制」はどうか、という意見がありました。私としても賛成の意を表明しましたが、最終的には「次回選挙から導入するかどうかを検討する。」ということになりました。議会の代表である議長および副議長は「どのような議会であるべきか」という決意表明は必要と思っています。
来年4月1日施行の議会基本条例第2条(議会の活動原則)の(1)にある「公正性、透明性等を確保し、市民に開かれた議会を目指すこと。」に通じるのではないかと考えます。
(参考) 井原市議会(岡山県)の議長・副議長選挙立候補制について→こちら
③会期について
11月12日(火)の1日とし、午前10時から開かれる予定です。
(2)議席の決め方について
議長が選挙で選出されると、仮議席に準じ、議長が指定します。
(3)議事日程について
今回特に議論となったのは特別委員会の設置についてどうするかという点でした。前回まであった特別委員会は、以下の3つです。
①議会広報特別委員会(6人)
今回も設置。当選回数及び地域性を考慮して議長が指名することが確認されました。
②交通問題調査特別委員会(7人→8人)
今回も設置。今年中に公共交通協議会(法定協議会)で西能美航路再々編についての方針が出る予定となっており、しっかり調査研究する必要があります。
③議会改革特別委員会(9人)
今回は設置せず。来年4月1日に施行される議会基本条例においては個別に詳細(規定・要項等)を詰めなければならない点があります。(→参考)議会運営委員会で推進するか、若しくは、議会改革特別委員会の再設置をすべきと前委員長として意見を述べましたが、全員協議会(議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行う場)で議論すべきであるという多数の意見により却下となりました。
3月中には策定しなければならず、執行部との協議事項(文書質問、反問権等)もあり、全員協議会の議事進行役の副議長が議会事務局と工程表について速やかに策定しなければならないことを申し上げ、また、12月および2月の定例会日程を考えると時間が限られており、月によっては頻繁に会議を開かなければならないことも付け加えさせていただきました。
先ずは旗振り役である副議長(招集権者は議長)が方向性について事務局と対話しなければならないと思います。
また、来年3月末には「公共施設のあり方市民委員会」が方針決定をすることを受けて(→参考)、特別委員会設置の意見をさせていただきました。最終的に定数8人とする④「庁舎建設検討特別委員会(仮称)」の設置で合意されました。議会広報(①)以外の特別員会においては正副議長を除く16人が②若しくは④に所属することになります。
まずは本日、初議会の運営方法が決定しました。新議会が市民益のためにしっかり働く議会になるよう全議員で頑張ってまりたいと思っています。
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