市老連福祉大会と第3回公共交通協議会
晴れ
午前中は江田島コミュニティセンター(小用)で開催された江田島市老人クラブ連合会福祉大会に議長代理として出席しました。
江田島警察署、福田警部補の「高齢者を対象とした各種詐欺の予防について」と題した講演会。江田島市内では最近、侵入盗(空き巣)が増加傾向にある(H23年10件、H24年25件、H25年は9月末現在で29件)そうで、施錠してから外出することを勧めていました。講演後に会食及びアトラクションプログラム等もあり、みなさん楽しいひと時をすごされていました。
午後から第3回江田島市公共交通協議会を傍聴。報道・議員(5名)を含めて約20人の傍聴者でした。いよいよ協議も大詰めに入っている西能美航路再々編ですが、協議事項については以下の通りです。
(1)西能美航路の再々編住民説明会の報告について
8月から9月にかけて8会場で開催された住民説明会の参加者は310人。第1案(市営船継続)、第2案(公設民営)、第3案(完全民営化)の3案についての支持意見、反対意見、その他などを纏めた資料をもとに説明と質疑・意見。
(2)西能美航路の再々編(案)について
住民説明会での「企業局の経営努力を求める意見」を受けて、第1案(市営船継続)の改善案を示しながら3案について協議会委員の意見を求める形式(質疑含む)。
※改善案・・・小型船を1隻導入、燃料購入費の削減(経由単価 80.79円→78.29円)でも年間約5,000万円の公費負担が必要。
委員の意見として、以下の3つを市が担保して最終決定をして欲しいというものがありました。
①航路の永久的存続(運航主体問わず)
②サービス基準(便数)を割り込まない
③高齢者化しているなか福祉事業的観点で(料金値上げ無し)
最後に、事務局から第3案(完全民営化)を基軸に協議会で最終的に議論していきたいとの説明があり、再度、住民説明会を開いて意見交換をし、12月を目途に次回協議会を開くということで終了しました。(詳細については別に。)
※第3案基軸の議論については、①協議会に承認を求めるものではない、②市の方針ではない、あくまでも議論のたたき台として事務局から説明がありました。
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