第9回公共施設のあり方市民委員会
晴れ
お昼は陽射しもきつく暑さが戻った一日でした。台風27号ですが今週末には日本列島に最接近する進路予報です。くれぐれも今後の進路にご注意ください。明日午後から雨が降りそうです。
18:00から市役所2階会議室で開催された【第9回公共施設のあり方市民委員会】を傍聴しました。(4名の委員が欠席)
今回は事務局から第8回委員会(資料→こちら)で審議されたことについての修正案等の報告と確認作業があり、11月16日と17日に開催予定の「市民ワークショップ」についての協議でした。
本日の議題
(1)第8回市民委員会での主な意見
(2)庁舎整備の検討パターン(案)
(3)市民ワークショップの開催について(案)
「なぜ、センターゾーンに新市庁舎の建設ありき」といった視点からの資料なのかという委員の質疑もありました。今一度、その理由を市民全体として共有しておかねばなりません。話を遡ると平成16年の合併以前のことになります。
合併問題を検討する法定協議会、「江田島町・能美町・沖美町・大柿町合併協議会」が設立されたのは平成13年4月のことです。(平成12年度の1年間は任意の合併協議会)
法定協議会のメンバーは、4町長と4町の議会(各町3名:正副議長と合併問題に関する特別委員会の委員長)、住民代表者(自治会、女性会、PTA、商工会など各町5名)、医師会(佐伯地区、安芸地区から1名づつ)、JA能美島、社会福祉協議会、江能地区漁協連絡協議会から各1名の計41名で構成されていました。(参考→こちら)
この法定協議会で新市の事務所の位置が合意され、また、「新市建設計画」に盛り込まれ、各町議会が承認して合併調印に至りました。(参考→こちら)
「新市の事務所の位置は、合併当初は能美町大字中町4859番地9(旧・能美町役場、現市役所(仮庁舎))とする。ただし、新庁舎の位置については、人口重心地域が望ましいとの意見を踏まえ、交通の事情、市民の利便性などを考慮し、新市において検討する。」
いうなれば、市側がセンターゾーン(江南・飛渡瀬地区)を新市庁舎建設地として建替え案(パターンA)を策定するのは当たり前のことです。(議会議決事項)
来月の市民ワークショップで違う視点から意見が出て、市民委員会で審議した結果、別案(立地条件の変更)での結論に至れば、それに基づく答申が市長に提出され、これを議会に諮ることになります。(新市建設計画、総合計画等の変更)
もちろん、パターンCで示された既存庁舎の活用という結論になるかもしれません。そういった意味で、11月開催予定のワークショップにはいろんな世代の方々が沢山参加されることを願いますし、市議会議員も傍聴するなりして市民の方々の考え方・意見を聞かねばならないと思います。(参考までに平成16年10月22日(合併前)の中国新聞記事に新市庁舎について言及しています→PDF)
※老朽化の激しい沖美支所については、「(仮称)沖美市民活動センター」を新築し、そこに設置するという構想になっています。
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