西能美航路の再々編 住民説明会@高田地区
晴れ
8月末におこなわれた各町単位の住民説明ですが、地域住民の強い要望により、再度、能美町地区に限って説明会が始まりました。今日は高田地区。本日の出席者は36名(うち女性9名、私を含めた議員4名。)
説明会が始まるとすぐに住民からの質問が飛び出しました。今回の説明会への事前連絡が遅い、実際利用している層(働き世代など)が参加しにくい平日の19:00からでは意味がないのではないか、というものですが、全く同感と言わざるを得ません。
前回の説明会(→こちら)での質問等への回答などもありましたが、少し詳しくなった資料にて①企業局交通船存続、②公設民営方式、③完全民営化の3案についての説明がなされました。住民からは、③への誘導をしているとしか思えない中町・高田航路営業比較表の数字であるとのご意見もでる。
確かに再々編(案)における便数は①22往復、②・③24往復であるにも関わらず27往復での比較になっており、①では近い将来市で船舶購入という備考なく、また、③完全民営化においてもサービススタート時の船舶購入があり、船舶減伽償却費にどの程度反映されているのかがわかりにくい。住民のみなさんから比較表自体の信ぴょう性を問われても致し方ない。
概ね、市企業局がさらなる企業努力をして改善策をもう一度練り直し、市直営を望む声が強かったように思います。年配の方からはかつて昭和23年当時、民間より倍以上の町営船を利用して町民が船を守ったというお話を聞きました。(市議会でも一般質問の際に同様の趣旨を言われてた議員がいました。)
①案における市営船を維持(赤字の大幅減)するためには、企業局の努力も必要ですが、利用者の運賃負担増も必要なのかもしれません。
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