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2013年8月

2013年8月30日 (金)

西能美航路の再々編 住民説明会@沖美町(三高地区)

1011499_508142579259779_1697691333_ 19:00から三高支所で開催された住民説明会を傍聴しました。本日の出席者は約30名(うち女性11名、私を含めた議員3名) 

 まずは市交通船の①企業局交通船存続、②公設民営方式、③完全民営化の3案が企画振興課から説明がありました。その後、質疑や意見が出されました。

・三高港利用の車輛の推移は?
→H23年 79,273台、H24年 77,430台。切串もほぼ3%減です。
・大事な話なのに説明資料が1枚。HPには35枚の資料があるが。表面だけの数字なのでよくわからない。→最終的に企画振興課からHPに掲載されている資料が配布される。(5会場で初めてのこと。)
・10、20年先を考えて3案を提示しているのか。(人口はどんどん減る。5年はもつとして完全民営化で10、20年後もやっていけるのか。)
・これまで市営船(①)は人件費、燃料費の削減が何故できないのか。民間だったらすぐ合理化します。小型船導入は公設公営でもできるのでは。(元総務部長、元企業局長が参加住民として出席しており、企画振興課に代わって説明すべきであったと思います。)
・三高航路について、国道に類する航路にしてもらい国から補助金をもらえないのか。
→減価償却費は補てんしないが、赤字を県1/2、関係市町1/2の補助制度があります。対象は三高・切串・小用港の航路です。
・中町、高田からバスでつなぎ、三高港に集約できないのか。
・三高航路にしても船に乗ってもらおうとする努力がない。(乗客に「ありがとうございます」の一言が無い。)
・「せとうちサイクルーズパス」(→こちら)はサイクリング客にほとんど知られていないのではないか。
・直近で民営破たん(芸備商船)の例があるのになぜ③案(完全民営化)なのか。
・働き世代には生活がかかっている。もう少し真摯に対応してほしい。

 今回の5会場(大柿、江田島、能美、沖、三高)で初めて市がHPに掲載している資料を配布しました。参加住民より、②案、③案の費用削減根拠が具体的に示されないと判断できない、という強い御意見によって配布となりました。(他の4会場でも同様の質問がありましたが配布には至っていません。)

 本土から陸路で一番遠い地域のひとつであるため、海上交通に関する危機感はひときわ強く感じました。また、働き世代は夜遅くまである市交通船(宇品発22:58、三高航路は宇品発最終便21:00)を利用しており、今回の西能美航路再々編は生活に係る問題です。

 この働き世代が島に住みながら広島に通勤できないようでは江田島市自体の存続にかかわることを行政も真剣に考えてほしいという要望もありました。(子どもも減少する→小中学校の存続)

 最後に。私としては単独航路では合理化について一定の限界にきており、2航路(三高~宇品、中町・高田~宇品)の運行主体一元化による運営で切りぬけるしかないと思います。(このままでは両航路とも共倒れになりかねない。) ただし、少なからず公的な関与(補助制度など)が無ければ航路維持をすることは難しいと考えます。

1170901_503265856414118_624010763_n 話は変わりますが、左は先日の呉中央桟橋。高速船「おやしお」ですが宮島・広島(宇品)・呉・江田島(小用)の定期航路で柔軟な運用がなされ、時として瀬戸内海のミニ・クルーズ船(チャーター)になります。

 来年3月から開かれる博覧会「瀬戸内しまのわ2014」。江田島市の魅力を発信していきましょう。市が高速船4隻というアセットを持っている強みを活かしたいものです。

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おれんじ号の運行について

くもりのち大雨

 お昼には大雨洪水警報が発令された江田島市域です。昨日の沖地区における西能美航路再々編の住民説明会と兼ねて予約型タクシー「おれんじ号」の説明もありました。内容としては以下の通りです。

(1)平成25年9月からおれんじ号(沖美北部線・南部線)のダイヤ改正

 江田島汽船の三高~宇品フェリー航路が減速航行によって6月16日(日)からフェリー運行ダイヤを変更しました。おれんじ号も船便にあったダイヤ改正となります。

(2)平成26年4月からの本格的実施

 平成22年10月から運航開始した(参考→こちら)おれんじ号も丸3年を迎えようとしている。今年4月から12月の実績をもとに以下の条件で見直し後、来年4月から本格的実施。

 ・上下便の稼働がいずれも50%を下回る便(大須の朝夕便は25%)は減便。
 ・2名以下の利用が全体の9割を超える路線(大須朝夕便除く)は車輛の小型化。

(3)沖美南部線の夜間便、実験運行

 沖美地区からの要望がある18時台のおれんじ号(中町~三高往復)を今年10月から来年3月までの6ヶ月間、実験運行します。ただし、12月までの3ヶ月間の平均乗車人数が1便あたり2名に満たない場合は来年3月までで終了となります。

 企画振興課からの説明の後、参加住民からは、

・日の短い期間(10~12月)では利用者は少ない
・港(中町、三高)から遠く、江田島バスの運行が無い地域であり車を運転しない高齢者にとって必要な便なので続けてほしい。
・日曜日の運行も考えてほしい。
・公共交通協議会に「声」を届けてほしい。

といった御意見や要望がありました。議会としても「交通問題調査特別委員会」がしっかりと市民の声を受け止めていかなければならない。(調査研究をして執行部への政策提言等。)
 

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2013年8月29日 (木)

西能美航路の再々編 住民説明会@沖美町(沖地区)

晴れ

 19:00から沖美支所で開催された住民説明会を傍聴しました。本日の出席者は約30名(うち女性15名、私を含めた議員2名)まずは市交通船の①企業局交通船存続、②公設民営方式、③完全民営化の3案が企画振興課から説明がありました。その後、質疑や意見が出されました。

・②、③になった場合の船員の処遇は?
 →職員としては一旦退職し、運航会社へ移籍や陸上職員として配置転換。
・完全民営化した場合、便数の確保はあるのか。
 →サービス水準(三高13往復、中町・高田20往復)は確保されます。
・経費削減による間引き運航をしたとして、三高と中町・高田便が重ならないダイヤ編成にしてほしい。
・②案が望ましい。(複数)
・能美町での説明会の雰囲気はどうだったか。
 →市営船として残してほしい。市で合理化できるはず、というご意見がありました。

 沖地区ではさらに「おれんじ号」のダイヤ改正や沖美南部夜間便の実験運行についての説明がありました。詳細については別の機会にします。

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2013年8月28日 (水)

市営船のH24年度決算

晴れ

1185375_507158752691495_616577133_n  早朝はウロコ雲。まさに秋の訪れを感じさせます。今月末には台風15号が九州に接近しそうです。くれぐれも進路情報にはご注意ください。

 さて、昨日の続きになりそうですが西能美航路の再々編に関する資料について。今週月曜日に9月定例会に上程される各会計の平成24年度決算書が配布されました。

 市営船(中町・高田~宇品航路)に関する収益について決算書と平成25年4月26日の公共交通協議会で示された市営船平成24年度収支予実績の営業損益、経常損益を見比べてみました。

  営業損益 経常損益
公共交通協議会資料 ▲6,696万円 ▲6,339万円
平成24年度決算 ▲9,391万円 ▲9,100万円
差額 ▲2,695万円 ▲2,761万円

 公会計においては4月1日から5月31日の期間を出納整理期間とし、5月31日に出納閉鎖をしたあと3カ月以内(8月31日)までに決算書が作成されます。公共交通協議会が作成した4月26日配布資料は出納閉鎖前(5/31)であったにしても上記のような差額がでるのだろうか、と疑問に思うところです。

 よくよく資料を見ると江田島汽船に貸与している「ドリームのうみ」号に関連する収入と費用が損益等の差額を埋めていきます。江田島汽船への貸船収入600万円と船舶減価償却費の2,527万円を除いている点でしょう。

 話は少し逸れますが、海上交通の専門職員が必要であると思います。平成23年6月定例会の一般質問で提案した「任期付き職員」。その年の9月定例会で条例化しました。その後、市長に対して一般質問等で海上交通の専門職員の採用を提言していますが至らず。(参考→過去記事(昨年3月) 、今年6月定例会でも再度提言。)

Profit_2 平成24年度決算において本業のもうけ、いわゆる航路運営での営業損益が9,391億円の赤字。平成11年度からの営業損益の推移は左写真の通りです。

 平成14・15年度を除いて軒並み赤字。この間、運賃の値上げや減便等で修復を図った時期もありますが平成18~20年度は特にひどいものでした。このような状況下、運賃値上げや更なる減便なしで公務員である船員給与等の見直しだけでは到底難しいことです。

 抜本的な見直しをしなければならず、その案として三高~宇品航路との複数航路運営による市営船の②公設民営化方式や③完全民営化により人件費削減(広島側の陸上職員削減を含む)等をすることで大幅な経費削減によって2航路の営業黒字化を図るものです。

 公共交通協議会で示された数値や仕組については更に精査しなければならない点もありますが、両航路を死守するために大きな決断をしなければならない時にあると考えます。

(参考)公共交通協議会資料とH24年度決算→PDF

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2013年8月27日 (火)

西能美航路の再々編 住民説明会@能美町

晴れ

1240163_506837429390294_1860392776_ 19:00から市役所本庁2F会議室にて西能美航路の再々編についての住民説明会を傍聴しました。本日の出席者は約60名。(うち女性16名、私を含めて議員4名、説明員以外の職員3名だったと思います。)

 企画振興課の説明の後、質疑応答が始まりました。私も懸念していた点ですが(→参考)、①企業局交通船存続、②公設民営方式、③完全民営化の3案についての数字の根拠について。

 ③としたところで民間が高速船を調達するコスト(減価償却等)を加味した試算かどうか(詳細な別資料では1,100万円/年を計上)、及び、①企業局としての努力を最大限にしているのかどうか(船員費の削減(市営船886万円/船員、民間625万円/船員)、燃料調達コストが何故、民間よりも高いのか等)、といった鋭い意見。

 この点について企画振興課は返答に窮する。(参考→過去記事) 参加住民の方からは資料の数字が信用できないなかでの説明は意味がない(所謂、机上の空論ではないか)、とのご意見もありました。確かにそう認識されても致し方ない点もあります。

 一方、小用~宇品航路との差額(運賃:小用1,030円、中町・高田930円、通勤定期(一ヶ月):小用33,400円、中町・高田27,900円)について、市営船を利用していない市民にとっては毎年の大きい赤字が納得できないこという認識も必要でしょう。

 平成24年度決算で5億6,211万円の累積赤字。これは江田島市民全体で負担していかねばならないものです。参考までに、平成19・20年度で1億9,000万円の一般会計からの繰入、平成22・23・24年度の他会計補助金がなければ平成24年度末時点で約8億円の累積赤字。

 今回の各町地区の住民説明におけるご意見を公共交通協議会へ繋げ、江田島市全体でコンセンサスの取れる方向性を導き出すことこそ事務局である企画振興課の課せられた仕事です。

 勿論、議員一人一人も出身地域だけを考えるのではなく、市全体の最適な海上交通システムの構築に全力を尽くさなければなりません。

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2013年8月26日 (月)

西能美航路の再々編 住民説明会@江田島町

 19:00から江田島保健センター第1会議室で開かれた江田島町地区の住民説明会を傍聴しました。市民約20名(うち女性2名、私を含めて議員3名、説明員以外の職員3名)が出席。

 ①三高~宇品、②中町・高田~宇品を利用しない地域ということもあり、特に赤字の公費負担をする市営船に対しては厳しい御意見。市営船については3案(直営維持、公設民営、完全民営)のなかで総じて完全民営化ということで参加者のご意見は集約されました。

 明日は能美町地区(市役所本庁2F)で19:00から開催されます。

住民説明会の開催案内→市HP(説明会関係資料35ページ、4.2MBは重たいです。)

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H25年第6回全員協議会(その2)

 執行部の退席後、以下の2議案について9月議会で議員発議することについて賛成多数(欠席1名でしたが出席者全員賛成)により採択されました。

(1)議会基本条例(案)

 平成23年7月13日から平成25年8月5日の全26回の議会改革特別委員会の審議を終えた最終報告に示した議会基本条例(案)を9月議会で上程することになりました。

 可決されれば平成26年4月1日から施行することになります。議会報告会、政策討論会等の運用方法については別に定めることになります。まずは江田島市議会の新たなる前進となります。

(2)委員会条例の一部を改正する条例(案)

 次期議会から定数が2減の18人になることにより3常任委員会の定数改正(各6人へ)をするものです。

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H25年第6回全員協議会(その1)

 午後より全員協議会が開催されました。今回は市執行部からの報告事項4件と議員のみの案件に分かれて会議を行いました。先ずは、市からの報告事項は以下のとおり。

(1)公共施設のあり方委員会等の取組について

①第7回公共施設のあり方市民委員会の開催報告(8月9日開催)

 ・公共施設のあり方に関する第1次基本方針
 ・新庁舎建設検討に関する経過
 ・平成25年度のスケジュール(案)
 ・庁舎の現状と課題(案)

  今後は3つのケース別にメリット・デメリットを整理するというもの。(あくまでも新市庁舎建設は確定ではありません。最終的に市民委員会が方向性を絞り込みます。)

  ケースA : センターゾーンへの新築
  ケースB : センターゾーンへの新築+大柿分庁舎の活用
  ケースC : 既存庁舎の活用

②旧津久茂老人集会所の売却について(関連予算を9月定例会に上程予定)

③集会施設等の再編整備に係る補助制度の創設について
 公共施設のあり方市民委員会からの第1次答申に基づく集会施設等の再編・整備を進めていくための補助制度を創設予定。(関連予算を9月定例会に上程予定)

※詳細については別に記します。

(2)第2次江田島市総合計画審議会の取組について

 平成27(2015)年度から平成36(2024)の10年間の総合計画を策定するに当たり、総合計画審議会が7月24日に第1回審議会を開催したこと及び今後のスケジュールが報告されました。

(3)西能美航路の再々編に関する住民説明会について

 8月20日から始まった住民説明会の日程および配布資料が示されました。

(4)第2次江田島市行財政改革実施計画の進捗状況について

 平成22~26年度を期間とする実施計画の進捗状況の報告。行財政改革の初年度である平成17年度と平成25年度の当初予算比較では12億4,460万円の財政効果額(削減)となったが、平成24年度との比較では平成25年度は4,383万円の増となったことの報告。

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H25年9月定例会の議会運営委員会

雨のち晴れ

 午前中は議会運営員会にオブザーバーとして出席。9月定例会の日程について協議されました。一般質問4名(5項目)、報告1件、諮問2件、議案23件、意見書3件、及び、議員発議2件を上程することの確認がありました。尚、議案には平成24年度各会計決算審査が予定されており、全議員を委員とする決算審査特別委員会で審査することになります。議会日程については以下となりますが、詳細については近々市HPで公開されます。(定例会日程→こちら

9月 2日(月) 第1日 一般質問、条例改正(案)等審議
9月 3日(火) 第2日 H25年度各会計補正予算案、H24年度決算認定一括上程
9月 5日(木) 決算審査(産業建設常任委員会所管)
9月 6日(金) 決算審査(総務常任委員会所管)
9月 9日(月)  決算審査(文教厚生常任委員会所管)
9月11日(水)  第3日 議員発議、H24年度各会計決算認定委員長報告

 尚、議員発議は議会基本条例(案)と市議会委員会条例の一部を改正する条例(案)です。

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2013年8月25日 (日)

地蔵盆@宝持寺 2013

雨のち晴れ

556837_505758699498167_1638365304_n 1235153_505758739498163_878983187_n  江田島市唯一の禅寺(曹洞宗)、大柿町大原にある宝持寺の地蔵盆法要に出席しました。法要があった午前中は強い雨が降りしきり、また、一昨日からの雨により陀峯山からの雨水がお寺の傍を通る八幡川を伝って大原湾に流れ出ます。

 2009年、2010年には局地的な雨により水害も発生しています。(過去記事→2009年2010年) 最近はこういった被害がないことに感謝します。

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2013年8月21日 (水)

住民説明会始まる

晴れ

 今年末までに方向性を決める西能美航路再々編。昨日から住民説明会が始まりました。(→江田島市HP お問い合わせ:企画振興課 TEL:0823(40)2762 )来週には3会場が予定されています。西能美航路を利用されていない江田島市民にとっても大きなテーマです。是非、ご参加ください。

8月26日(月)19:00~ 江田島町地区(江田島保健センター第1会議室)
8月27日(火)19:00~ 能美町地区(市役所2F会議室)
8月30日(金)19:00~ 沖美町三高地区(三高支所2F講堂)

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2013年8月20日 (火)

残暑

晴れ

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 先週は晴れていても遠くが霞んでいました。しかし、今週は写真のように澄んでいます。それにしても朝から日差しがきつい。いよいよ8月も下旬となりました。あっという間に秋の夜長になるんでしょう。

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2013年8月19日 (月)

海と共に

晴れ

 お盆明けの月曜日でした。長期休暇だった方は日常生活に舞い戻り、感覚を戻すには少し時間がかかったのではないでしょうか。

 1002343_503241219749915_1351140402_ 夕方、呉市内で開催された呉地方総監を送る会に議会代表の一人として出席させていただきました。市長、議長及び江田島市内の自衛隊関係者も出席されていました。壇上におられる方は大ノ木英雄さん(中国新聞「生きて」→こちら) 旧海軍・海上自衛隊の歴史とともに生きる呉・江田島の両市です。

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2013年8月18日 (日)

明日の地域づくりへ

晴れ

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 お盆週間もあっという間に過ぎました。写真は深江漁港からの夕日と大黒神島です。故郷でゆっくり過ごされた方々も明日からは日常生活に戻ります。楽しい夏のひと時であったと思います。
 大柿町深江地区では先日もブログで書いたように公共施設のあり方について自治会でこれから話し合われることになります。(→こちら) 来週末にも市の出前講座を利用しながら住民の合意形成に向けてキックオフ。納得する地域の在り方についても深く議論できることを祈っています。

(参考)江田島市「まちづくり出前講座」→こちら

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2013年8月17日 (土)

第2回 ひろしま自治・まちづくりフォーラム

晴れ

1146558_502185786522125_1696132855_  午後から広島に。広島自治体学会(→参考)主催の第2回ひろしま自治・まちづくりフォーラムの事例発表を3事例ほど聞かせていただきました。特に興味があったのが、福山市役所の菊永さんが発表した『自治体における弁護士の活用の現状及び今後の方向性について』。

 菊永さんは今年4月から任期付職員として3年間、福山市で働くそうです。中国地方においては岡山市・山口県・福山市の3自治体で計3名が任期付き職員として働いている。(福山市は昨年度に続いて今年度も募集しているとのこと。)

 全国で46自治体で61名の法曹有資格者が地方公共団体で常勤職員として勤務しているが、3/4は法規担当部局や総務課などで残りは労働委員会や教育委員会等ということである。自治体に限らず、企業においてもコンプライアンスを確立するために「組織内弁護士」を採用するケースが増えています。

 これまで自治体や企業は顧問弁護士を組織外に擁していたが、なぜ、今こういう状況なのか一度調べてみる必要がある。最近、司法試験に受かったけれど、司法修習後に弁護士事務所への就職が難しい、という話はよく聞きます。自治体が任期付職員制度を利用して役所内の法務機能強化を図ることと就職難の弁護士との想いが合致した産物なのであろうか。

20130818_151108  左写真は「広報ふくやま2013年8月号(p8)」から。「弁護士資格を有する人、または2014年3月31日までに司法修習終了見込みの人」とあります。つまり、実践を積んでいない弁護士資格を有する人でもいい、ということになるわけです。仮に、福山市役所が訴訟当事者となったとしても恐らく訴訟代理人として組織外の弁護士(事務所)にお願いすることになるのではないでしょうか。

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2013年8月16日 (金)

楽しい夏休み 2013

晴れ

1185528_501043409969696_1412411829_ 1151001_501091613298209_272305175_n  お盆休みを利用して昨日から、名古屋に住む妻の妹家族が初めて江田島市を訪れてくれました。

 初日は第1術科学校を見学。小学校中学年の子供には教育参考館がどこまで理解できたか。その後、長瀬海岸でひと泳ぎ。そして能美海上ロッジでひとっ風呂。

1003544_501526019921435_793633163_n 1005794_501533939920643_1936082348_  今日は遊漁船を借り切って宮島と大黒神島。午前9時ごろはちょうど干潮であり、宮島に上陸して大鳥居の袂まで。初めて知ったのですが鳥居の根元にはコインがぎっしり。これもお賽銭なのだろうか。周辺には1円玉等が沢山落ちていました。

935878_501811503226220_2085239718_n  宮島をあとにして瀬戸内海最大の無人島、大黒神島で海水浴と魚釣り。私も一緒に泳いだり釣りを楽しみました。キスやベラのいい型が20ほど釣れました。短時間ですがとても楽しかったです。

 江田島・能美島・宮島と瀬戸内海の島での体験は子どもたちにとって素晴らしい夏の思い出になったと思います。そして江田島市にまた来てみたいと言ってくれたことに感謝です。

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2013年8月14日 (水)

江田島メバル

晴れ

 午前中は市役所、社会福祉協議会を訪問し、いろいろヒアリングをさせていただきました。お盆ではありますがカレンダーは平日です。

1012470_500656766675027_715136663_n 午後から公明党県議団の皆さんが深江漁協が取り組む「江田島メバル」の視察に来られました。地元の自民党県議、沖井先生も同席。私も地元市議として出席させていただき、江田島市の取組を交えながら補助説明をしました。

934675_500657116674992_1842507098_n 1146584_500656793341691_846867760_n  広島県立総合技術研究所・水産海洋技術センター(呉市音戸町→こちら))が取得した特許(特開2012-200167)を商業ベースにする試みです。

 塩分濃度を薄めた海水で飼育すると網等で傷ついた魚の外傷が治癒します。人間でいうと「湯治場」かもしれません。”浸透圧”がkey pointです。

 江田島市も夏牡蠣「ひとつぶくん」に続いてのブランド商品化に力を入れており、また、深江出身の若き30代の企業家が広島県の東京銀座・ブランドショップTAU3F「お魚&江田島バールpaccio」で江田島産品を食材としてPRしてくれています。そして県の水産試験場の特許があり、それぞれの想いがコラボした素晴らしい試み。この三位一体で盛り上げていきたい。

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2013年8月13日 (火)

第24回大古夏祭り

晴れ

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 いよいよお盆です。江田島市内でも帰省された方々が御家族と楽しいひと時を過ごしているのではないでしょうか。本日、大柿町大古地区(大原と小古江)では夏祭りが開催されました。左写真は朝8時前の大古小学校体育館です。7時から実行委員会のメンバーで会場づくり。私も微力ながらお手伝いさせていただきました。

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 今回は何と言ってもメインの出し物は神楽。安芸高田市美土里町の「青神楽団」(→HP)の「舞」です。演目は「滝夜叉姫」(参考→解説HP迫力のある舞であり、会場に集まったチビッ子からお年寄りの方まで楽しく観賞させていただきました。

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 演目終了後には衣裳試着もすることができ、チビッ子たちもはしゃいでいました。地域のみなさんの協力により夏祭りが開催できたことを感謝いたします。来年も楽しい夏祭りが開催されることを祈っています。

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2013年8月12日 (月)

6位入賞おめでとう

晴れ

 能美町出身の20km競歩、西塔拓己選手(東洋大)がやりました。

 昨年、19歳の夏、ロンドン五輪で25位の成績。世界の大舞台での経験が大きく成長させる原動力になったのではないでしょうか。

 今年2月に行われた日本選手権20キロ競歩で1時間20分5秒の好タイムで準優勝。優勝した鈴木選手の持つ日本学生記録を塗り替えての準優勝。(過去記事→こちら

 そして迎えた陸上世界選手権モスクワ大会。西塔選手は見事、1時間22分9秒で競歩では五輪、世界選手権を通じて日本勢過去最高に並ぶ6位に入りました。

 まだまだ20歳。これからもっと上を目指して頑張ってほしいですね。「島から世界へ」。私たち江田島市民に勇気と感動を与えてくれました。(参考→こちら

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2013年8月11日 (日)

広島は熱い 2013年夏

晴れ

999162_499325236808180_123410772_n559718_499325260141511_12834883_n  今日も暑い一日でした。WiLL(若手地方議員の会)の同志である豊島岩白・広島市議と彼の盟友である石橋竜史・広島市議の立会演説会に参加してきました。

1097948_504432872967890_1575728441_  通りすがりの若い方々も時折足を止めて彼らの主義主張に耳を傾けていました。今回のイベント告知FBに彼らの想いが綴られています。その内容とは以下のとおりです。

・・・引用開始・・・

999180_500620696681558_704929029_n  国際平和文化都市であり政令指定都市でもある118万広島市。「札・仙・広・福」といわれた時代は久しく、その都市としてのポテンシャルが札幌市や仙台市、そして福岡市等から離されていった原因はどこにあるのでしょうか。これまで幾度と選挙が行われ、幾度と投票に足を運ばれたことと思います。諦めかけてはいるけど、しかしどこかに「期待」を込めて。

 私たち世代の議員には、その期待を実感に変えていく責任がのしかかっていますし、この広島市を真に活性化させる政策を持ち合せている必要があります。議会の役割が「市のチェック機関」とのみ言っておけばイイ時代ではなく、この広島市の民主主義をもっともっとマシなものへと変えていく為にも、一人でも多くの市民の皆様に市政へ参画して頂きたい。

 わが街・広島市の歴史文化、経済、スポーツ、街づくり、そして福祉。その全てを決して諦めない。そんな想いと願いを込めて、これから街頭に立ち、この身をさらけ出しながらでも、サイレントマジョリティに訴えかけていきたい。そう決断しました。下記の日程で実施させて頂きます。お近くにお出かけになるご予定などございましたら、少しでも耳を傾けていただきたくお願い申し上げます。

・・・引用終了・・・

130811hiroshimaebisu_2999710_500620903348204_1305471403_n  今回の演説会に参集した若手地方議員は緒方直之県議(高校後輩→こちら)と私の2名。緒方県議の後に街頭演説をさせていただきました。

 先ずは、広島市に元気になってもらいたい。そして環・広島湾周辺市町(広島市・大竹市・廿日市市・海田町・坂町・呉市・江田島市)が元気になるようお互いに頑張っていこう、という内容で話させていただきました。また、広島市民お一人お一人の力を結集して信頼できる議員の活動を応援してほしいとお願いしました。

 税金の使い道を決めるのが市長、有効な使い道かどうかを判断するのが議会です。是々非々で議論できる議会になるために頑張ってまいります。

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2013年8月10日 (土)

素晴らしき島の為に一つになろう!

晴れ

1001093_498492803558090_512178585_n この夏で一番熱い日本列島だったのではないでしょうか。甲府市(山梨県)と高知県四万十市では昼すぎに国内観測史上4位となる最高気温40.7度を記録。40度を超えたのは2007年8月17日以来の6年ぶりだそうです。

 左写真は広島湾に浮かぶ江田島市と倉橋島(呉市)。まるで双子のザリガニのようです。江田島市は陸続きの一つの島ですが、地図上は江田島と能美島という二つの名前があります。

 平成20年(2008)までは能美島は東能美島(大柿町地域)と西能美島(沖美・能美)に分かれていました。(参考:海上保安庁→海図の「島名」が能美島に!

 来年11月には江能(江田島・能美島)4町が対等合併して江田島市となって10年を迎えます。市民・行政・議会がひとつの目標に向かって頑張りませんか。旧町単位で物事を考えるのではなく、ひとつの島として将来のことを考えていきましょう。必ず道は開けます。想いを一つに!

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2013年8月 9日 (金)

西能美航路、再々編のゆくえ③

 午前10時から交通問題調査特別委員会が開催されオブザーバーとして出席しました。

Photo 左写真は委員の皆さんに会議前に配布した私が作成した平成11年度の旧・能美町時代からの交通船事業損益計算書をまとめた資料です。(小さい字で見えにくいのでPDFファイル→こちら

 委員会ではまず初めに企画振興課より8月2日に開催された江田島市公共交通協議会の西能美航路再々編について概要説明がありました。(→こちら)その後、質疑応答。

 行政側が退席した後、委員会内での審議では、市営で続行という意見もありましたが、概ね公設民営若しくは完全民営に移行した方がいいのではないかという意見が多数。

 次回委員会は10月の市議会議員選挙後に開催予定。(任期は10月31日まで)

 尚、8月2日の協議会で委員から要望があった市民への説明ですが、次の日程で再々編素案について住民説明会を開催することが決まったそうです。(お問い合わせ:企画振興課 TEL:0823(40)2762 )

8月20日(火)19:00~ 大柿町地区(大柿分庁舎4F会議室)
8月26日(月)19:00~ 江田島町地区(江田島保健センター第1会議室)
8月27日(火)19:00~ 能美町地区(市役所2F会議室)
8月30日(金)19:00~ 沖美町三高地区(三高支所2F講堂)
※沖美町沖地区については日程は未定。

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江田島市ゆかりの映画人

晴れ

557943_498434346897269_1970143997_n  昨日の広島(宇品港)行きの江田島市営高速船内でのスナップです。妻が偶然、映画美術監督の部谷京子さんと一緒になり撮らせていただいたもの。(ブログUP了承済み。)

 妻としては、3月28日W受賞お祝い会(「毎日映画コンクール」と「日本アカデミー賞」をW受賞)以来の再会です。以前にもご案内しましたが部谷さんの御両親が大柿町出身で、京子さん自身、時折、島に帰ってこられています。妻の船での遭遇率は高い!今回はピースアーチひろしまの一環であるダマー映画祭inヒロシマ(→こちら)のために広島に帰ってこられました。

 現在日本・イラン合作映画の準備中だそうです。そのタイトルは「四羽目の鶴」(仮)。イランでの撮影に続き、冬に広島で撮影し、来年のダマー映画祭でジャパン・プレミアとなる予定とのこと。(→こちら

(参考)
ダマー映画祭inヒロシマのfacebook(→こちら) 部谷京子さんが代表を務めています。

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2013年8月 8日 (木)

おしい!広島県から次へ

晴れ

 8月2日に呉市出身の俳優、河原サブさんが広島県庁前で「おしい!広島県」反対演説をしました。(広島県の企画です。)その時の映像がYouTubeでUPされてますので是非どうそ。


 さて、本日、次なる新たな企画が発表されました。題して、「やっぱり広島県がおいしい!」 広島県HPでも色んな映像がUPされています。(→こちら
 一方で、「おしい!広島県」のHPを見ると【おしい!広島県 THE MOVIE 2】が公開されています。20分近い映像は以下のとおりです。意外と面白いですよ♪

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2013年8月 7日 (水)

資源ゴミも収入源

晴れ

 資源ゴミについてのトピックス。(朝日新聞→こちら) ゴミ集積所に置かれた古紙が転売目的で、この数年、大量に持ちさられていることを受けて、自治体や民間団体が知恵と工夫で対策を練ってきたというものです。

 ゴミとして出された「古紙」は窃盗罪で定義する「他人の財物」にはあたらないため、警察に告発するのは難しく、資源ゴミを自治体の所有物と定めるか、ゴミの持ち去りそのものを禁止する条例がないと罪には問えないというのが通例だという。

 そこで自治体としては罰則付きの古紙持ち去り防止条例を制定に乗り出す。(名古屋市→こちら) こういった動きも功を奏して最近では被害が減少しているという。尚、近年では「古紙持ち去り防止条例」等を制定する自治体も増えています。(豊橋市→こちら、会津若松市→こちら、墨田区→こちら

 江田島市では、市が地域ごとにゴミステーションを設置し、ビン・缶等は業者に売り渡し、一定の収入を得ています。金属類のスクラップ価格が高い時などは、朝早くから市(委託業者)以外の方々が回収する光景を見たことがありませんか?

 目的がはっきりしたボランティア団体や自治会・女性会・PTA・子ども会等が団体で回収したものについては奨励金制度のようなものを創設することも必要でしょう。

 因みに、古紙類(新聞・雑誌・ダンボール・布類)は自治会・女性会やその他団体の収入源になっていると思います。(平成23年度の市からの交付金額合計は395万円。)
 資源ゴミも立派な収入源です。江田島市においても資源ゴミに関して一定の方向を示す仕組み作り(条例制定も含め)を検討してみてはどうだろう。

20130807_211503(参考)江田島市の資源ゴミによる売却代金 :平成23年度 1,044万円 

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2013年8月 6日 (火)

68回目の夏

晴れ

 広島に原子爆弾が投下されて68回目の朝を迎えました。5:00に大古会館で開催された朝起き会に出席。暑い一日の始まりでした。9日、15日と祈りの日々が続きます。

998083_497145897026114_1018092697_n 左写真は元安川で流されるとうろうです。(参考→こちら)20年ほど前から深江老人クラブが毎年約7,000個を作成し、納入しています。深江地区は盆どうろうでも一大生産地です。(→こちら

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2013年8月 5日 (月)

第26回議会改革特別委員会

 臨時議会終了後、議会改革特別委員会が開催されました。(欠席1名)本日の議題は以下のとおりです。

(1)議会改革特別員会最終報告書(案)について

 これまで2回の中間報告を議長に対して行っていますが、前回までに審議した事項を含めた委員会としての最終報告書(案)について審議し、出席委員全員の賛成で決しました。

(2)答申【諮問6項目】(案)について

 平成23年7月13日付け江議第41号で議長から諮問のあった6項目についての答申を取りまとめました。6項目は以下のとおり。

 ①議会運営のあり方に関すること。
 ②チェック機能の強化にかんすること。
 ③透明性のある開かれた議会のあり方に関すること。
 ④専門的知見の活用に関すること。
 ⑤議員定数に関すること。
 ⑥その他議会の活性化に関すること。

(3)議会基本条例案の9月議会上程について

 当初は予定されていなかった議題ですが、委員より、本特別委員会で取りまとめた議会基本条例(案)について、早期条例化するには議員任期(10月31日)までの現行議会で行うべし、という意見が出ました。

 新たな議会が11月から発足した場合、基本条例の制定は一から議論されることになりかねない、という懸念。また、条例制定に時間を費やすようでは、これまでの2年間の議論が無意味になりはしないか、という意見もあり、急遽、議題に載せました。

 結論として、出席委員全員の賛成により9月定例会で条例化することを8月下旬に開催予定の全員協議会で提言することになりました。議会全体として条例制定に理解が示されれば、9月定例会で条例化されることになります。これは議会活性化において大きな前進です。

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臨時議会 H25.8

晴れ

 午前に臨時議会が開催され、報告1件、議案2件が上程され、賛成多数により可決されました。

議案第59号 市有財産の処分について

  旧・津久茂小学校の売却についての議案です。(参考→6月定例会) 売却先は医療法人社団吉田会。今後の利用としては、地域密着型サービス事業(小規模多機能居宅介護施設)として利用される予定です。審査内容等は原則非公開。尚、選定委員は全て市職員であり、今後は外部委員も含めるよう要望しました。

議案第60号 調停の申立てについて

 江田島市観光協会に交付した補助金のうち、(江田島市監査委員が指摘した)当該協会が不適切に支出した224万8,712円を返還させることに対し、相手方(江田島市観光協会と前事務局長)と解決を図るため、呉簡易裁判所に調停を申し立てることについて議会の議決を求めるもの。

 あくまでも市が補助金を交付しているのは観光協会であり、仮に、不調に終わって補助金返還請求訴訟を提訴する場合は、相手先は交付先である観光協会であるべき、という意見が私を含めて2議員からでました。尚、提訴する場合は別途、議会の議決が必要となります。

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2013年8月 3日 (土)

土曜夜市と呉海上花火

晴れ

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 今日も暑い一日でした。呉市で海上花火大会があり、その対岸である小用港公園(みなとオアシスえたじま  )で第61回えたじまポートプラザが開催されました。18:30からは3団体のフラダンス・ステージもあり会場は盛り上がっていました。

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20時から花火が打ち上げられはじめ、、会場に集まったみなさんからも歓声が上がってきました。途中、小雨が降るお天気でしたがひとときの夏の思い出になったのではないでしょうか。

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2013年8月 2日 (金)

西能美航路、再々編のゆくえ②

雨のち晴れ

 午後2時からの第2回江田島市公共交通協議会を傍聴しました。協議事項は以下の通りです。

(1)おれんじ号のダイヤ改正について

 燃料高騰や利用者数減少により減速航行で燃料費節減を試みるため、6月16日(日)から江田島汽船がダイヤ改正(→こちら)しました。フェリー到着時間に合わせるため、三高桟橋を経由する沖美北部線及び南部線のダイヤ改正をすることについて説明。

(2)おれんじ号の運行について

 平成22年10月の運航開始から今年9月で3年を迎えます。当初目標の収支率20%を満たすのは3系統のうち沖美南部線のみ。これまでの利用実績や今後(H25.4~12)の動向を加味した見直しを行って来年4月から本格実施することにしたい、という事務局からの報告。

(3)西能美航路の再々編について

130802saisaihen_idea_2 今年12月には結論を出すという『西能美航路の再々編』。事務局(江田島市総務部企画振興課)から、再々編の基本的な考えが示されました。(PDFファイル→こちら

①少なくとも向こう5年間は、再々編後の水準で持続可能な見通しのあるものとする。
②生活航路維持の観点から、サービス水準(三高13往復、中町・高田20往復)以上の便数を確保する。
③乗船料については現行の水準を維持する。(消費税の税率変更は除く。)
④積み残しがでないよう、中町・高田航路の朝7時台の便は250人以上の輸送能力を確保する。

130802shieisenhikaku この観点から江田島市営船を市営継続・公設民営・完全民営という3つの素案が提示されました。写真は3案における中町・高田~宇品航路の営業費用比較表です。(PDFファイル→こちら
 この比較表もいろいろ質問したいことが沢山あります。企画振興課の真意が協議会メンバーに伝わったかどうか疑問です。ともあれ、3素案を簡単に説明すると以下のとおりとなります。

第1案 企業局交通船存続(現行のまま江田島市営船)

 これは次の(4)ともリンクしますが、現行の27往復から22往復の便数に減便したとしても年間7千万円の赤字。一方、三高航路も5年間で約5千万の赤字を見込む。
→現実的ではないでしょう。

第2案 公設民営化・・・能美海上ロッジ、シーサイド温泉のうみ、サンビーチおきみの3施設を休暇村サービスに指定管理者として委ねていることをイメージしてください。

 先ずは、三高航路を運航する事業者(現在は江田島汽船)に運航を委託。かつ27往復から24往復への減便が前提条件。市が持つ4隻の高速船のうち3隻を民間会社に無償貸与。燃料費や船員費の削減、予備船の外部化や陸上業務の集約によって年間1億1千万円のコスト削減を見込む。

第3案 完全民営化

 こちらは三高航路を運航する事業者に航権(航路を運営する権利)を移譲するというもの。第2案と同じく27往復から24往復へ減便することが前提条件。3隻のうち1隻を80人乗り小型船(総トン数50トン→小用~宇品の「おやしお」タイプ→参考)を導入することで燃料費などの経費削減。

 私見として、この3素案の中では第2案の公設民営化がいいのではないかと考えています。ただ、今回の協議会資料もラフなところもあり、問題点を潰していかなければならない。協議会の委員からは市民益になる交通体系にしてほしい、とか、市民(能美町に限らず江田島市全域)への説明が必要との声もありました。まったくその通りです。

(4)交通船事業の経営改善計画について

Img002 左写真の通り、再々編の前に江田島市交通船事業の経営改善を図りたいというもので、平日27便を3便減の24便にして燃料費を年間1,500万円削減する。

 手持ち資料でみると、平成23年度決算時点で累積赤字は4億7,110万円。平成24年度収支予測でいくと純損益は6,339万円。また、平成25年度当初予算をみると少なくとも5,200万円の赤字。平成26年3月末時点での累積赤字は5億8,600万円ということになります。

 合併して9年になりますが、この9年間に1億9,000万円の税金を補助金として投入していることを考えれば、累積赤字額は大きい。(平成17年度には積立金8,000万円の取り崩しも行っています。)

 こういった財政状況を鑑みると市民の理解を得れば早期実現したいというところではないでしょうか。その点で私も賛成です。

 上記(3)、(4)については、市民に正確な情報を公開し、確かな理解をしていただくことが必要です。今年12月の再々編方針策定までに市民(能美町だけでなく全市的に)との意見交換をしっかり持つことこそ信頼される行政であると思います。

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2013年8月 1日 (木)

平均寿命の公表

晴れ一時雨

 今日から8月がスタートしました。一時的な雨も降ったところもあり、蒸し暑い一日となりました。今年も残り5カ月となりましたが、一年が速く感じます。まだまだ暑い日々が続きます。体調管理には十分気をつけましょう。

 昨日、厚生労働省が2010年(平成22年)の市区町村別の平均寿命を公表しました。(→こちら) 江田島市は男性79.5歳、女性86.2歳。

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