H25第4回全員協議会
昨日開催された全員協議会について、議題として事前に受けた内容を中心に整理してみます。(私は司会進行役であるため、質問はしていません。)
(1)江田島市観光協会について
今日の中国新聞に掲載されていました。この記事を見て不思議に思った市民の皆さんはいらっしゃったでしょうか。
まず、「江田島市観光協会」というのは市の組織ではありません。本来は江田島市が観光協会の「就業規則」や「給与規定」の案作りを手助けするのはおかしな話です。(しかし、せざるを得ない。)
一言で言うと、協会に余裕がない。本来、観光というのは地域の商店、宿泊施設が自分たちの商売の為に頑張る、そして行政が支援(後援)する、というもの。
会長のコメントとして、「協会の実務は市や事務局長に任せていた。訴訟については市に任せるしかない。」、とういうのも一般的には理解しがたい。
市が関与していたのであれば、事務局長ひとりが責任を負う必要もない。市・協会役員・事務局長の3者が応分に責任を取るべきではないだろうか。
(2)庁舎をはじめとする公共施設のあり方について(第1次答申)と公共白書について
平成24年度から市民の皆さんに協力していただいている「公共施設のあり方市民委員会」の第1次答申の報告。否応なく時限爆弾的に財政を逼迫させる問題です。(過去記事→こちら)
これは別に江田島市だけの問題ではなく、日本国全体の問題であり、国と国民が共通認識を持たなければ前に進みません。平成25年度から新市庁舎の問題に審議の論点が移ります。市民・行政・議会で真剣に考えないといけません。先ずは、行政が具体的なシナリオを示すことが重要です。
(3)航空機騒音測定実績について
今年度(H24)に設置した大柿支所の騒音測定機実績の報告です。(参考→こちら)
左写真は市の全員協議会資料。70dB(デシベル)という基準値で報告を頂きました。しかし、日本国内で航空機騒音の評価指標はW値、所謂「うるささ指数」(参考→こちら) 議員からの質問に対して、残念ながら、市は的確な回答はしていませんでした。
(4)瀬戸内しまのわ2014(追加議題)
広島県と愛媛県が瀬戸内海の賑わいを創作する試みプロジェクトを検討しています。(参考→広島県HP)
おそらく、元々「瀬戸内しま博覧会」という仮称で動いていた案件だと思います。この機運をいかに利用するか、ではないでしょうか?
江田島市が発足してより、せっかく、マスコミ等が「江田島」や呉をクローズアップしているのに、曽根市長時代から、その機会(chance)を逸していると思ってます。
直近では、昨年のロンドン五輪。能美町出身の競歩、西塔選手(→こちら)の応援の盛り上がりも栗原恵さんほどではありませんでした。(→こちら)」 江田島市出身のメダリストがいることをもっと宣伝すればよかったのに。局地的に大古小学校でテーマとして取り上げたのですが...(→こちら)
ともあれ、過去を振り返っても仕方がありません。さて、昨夜、映画美術監督の部谷京子さんのW受賞お祝い会に参加しました。昨年11月のダマー映画祭以来(→こちら)です。ご両親が能美島、大柿町。
部谷京子さんと私の接点は妻です。妻が福山から嫁いだ頃に出会ったお友達が京子さんのお母様でした。お母さん経由で頂いた京子さんが主催(共催)するイベントに夫婦で参加したこのが、京子さんとの初めての出会いでした。かれこれ4年前です。(→こちら)。
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