平成25年第1回全員協議会 その2
くもりのち晴れ
雪が降るという予報に反して小雨が残った朝にホッとしました。さて、昨日の全員協議会議題の続きです。
(3)「ドリームのうみ」の継続貸付について
まずは昨年3月に開かれた全員協議会での説明をどうぞ。(→こちら) 「ドリームのうみ」の貸与期間は当面1年間の社会実験とし、2年を超えない期間とすることでした。
来年度に向けて代船の手当てが出来ていないため、もう一年間、月額50万円(年間600万円)で貸し出すことになるとの説明を受ける。(今年度の江田島汽船㈱の収支見込みは約900万円の赤字。)生活航路としての三高・宇品航路の維持という観点から異論はでませんでした。
尚、「ドリームのうみ」建造の元利(借金)返済額は平成25年度で2,527万円。傭船料(レンタル料)収入600万円を差し引くと1,927万円が実質的に支払う金額です。平成23年度末の企業債残高は1億8,006万6,742円。
参考までに左写真は公共交通協議会で示されている西能美航路再々編についてのスケジュール案です。
※三高航路の存続について(昨年の資料)→こちら
※江田島市に関する近年の航路状況→こちら
(4)高田小学校及び高田保育園の統廃合について
小学校については平成24年12月11日に市とPTAが平成26年4月1日に高田小学校と中町小学校が統合することに関し覚書を調印したまでの経緯説明。保育園については平成26年3月末の廃園にともない、統合先となる中町保育園の施設整備を行い、整備後に体験入園会を開催すること等の説明がありました。廃校、廃園にともなう条例改正案が2月定例会に提出される予定。
(5)広島大学付属小学校臨海教育場の取得について
昨年7月下旬に老朽化にともなって閉鎖された臨海教育場を市が広島大学から654万円で購入し、大柿自然環境体験学習交流館(さとうみ科学館、HP→こちら)の野外活動拠点(サテライト施設)として利用していくとの説明があった。
「目の前が海」という立地条件を活かした教育プログラムを開発し、短期・長期プログラムの内容とその展開の可能性について検討しながら、地域の特性を活かした「特色ある教育」を推進することが事業内容。事業推進体制としては、市役所関係部局、教育・研究機関、各種地域の団体の代表等で構成する推進協議会を発足させることを検討しています。
尚、今後も広島大学付属小学校の臨海学校(3年生・5年生)の時には利用される見込み。(宿泊は江田島青少年交流の家になるのではないでしょうか。) 市が購入したとしても広島大学とは今後も色々な面で協力関係を築いていければと思っています。
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