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2013年1月23日 (水)

アワビの陸上養殖に挑戦

晴れ

Img004  今日の中国新聞朝刊から。江田島町の奥野建設㈱が旧・切串中学校の校舎を利用してアワビの陸上養殖を目指すという記事。「公益社団法人アクティブベースくれ」の地域活性化支援制度、「幸運(グッドラック)」助成も利用されています。(→こちら

 江田島市内ではスッポン(→こちら)、イチゴ(→こちら)、トマト(→こちら)、オリーブ(建設会社2社が参入予定)など農水産事業へ参入する建設会社が増えています。

 近年、公共工事が減少していく中で、企業にとっての新たな収益源と雇用の確保および地域活性化に向けて積極的にチャレンジしていることに対して応援していきます。ここから江田島ブランドがどんどん生まれていき、一次産業の復活と雇用の創出というシナジー(相乗)効果が生まれる期待です。

 オリーブ構想を掲げた江田島市の農地造成に税金投入をすることによるご批判は今でも直接・間接的に承っています。ただし、沖美町岡大王地区のガラス温室5棟は平成12年(合併前)、経営基盤確立農業構造改善事業で税金を投入して出来た施設であることをご存じの方は少ない。かつ、そこで頑張る企業が大きく成長していることも。ひとつに行政や議員の説明不足もあるかもしれません。ここは大いに反省すべき点です。

 さて、江田島市の平成24年度当初予算(一般会計 151億円)のうち、自主財源(市税・使用料など)の割合は24.9%です。地方交付税という国からの仕送り金が65億円(42.9%)。地方交付税というのは全国から集めた国税(所得税・法人税・消費税・たばこ税・酒税)を財政力の弱い自治体に配分するというものです。

 財政力豊かな自治体住民からすると、納めた税金が自分の住んでいる地域に使われないことに対して文句がでてきてもおかしくありません。(平成24年度不交付団体→こちら ) 

(補足)
 今年度、江田島市は旧・大君保育園と旧・切串中学校の一部を民間事業者に有償で貸し付けることで未利用財産を有効活用するという方針を打ち出しました。(→こちら)旧大君保育園は呉市の㈱歩歩が10月1日に発達障害のある子どものデイサービス施設「歩歩(ぽぽ)江田島」を開所しました。

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