恵み多き島~えたじま
晴れ
昨日の呉市域に続いて市長と年始ごあいさつで今日は広島市域の国・県等の関係部署を訪問。
縦割り行政といわれますが、それは致し方ないことかもしれません。一つの分野で深く掘り下げた議論ができるか、それとも、まんべんなく全ての分野のトピックに精通するか。これは、かつて民間企業の人材育成でも言われたことです。「スペシャリスト」か、それとも「ゼネラリスト」を養成するか。
「平成の大合併」は何のため?簡単に言うと地方自治体のリストラ(=人減らし)かもしれません。本来の「リストラ」(restructuring)の意味は、民間企業体が収益構造の改善を図るために事業を再構築すること。税金を収入源とする行政においては、中央集権制を維持しつつ、効率的に支出を抑えるための方便だったのかもしれません。
ただ、そのしわ寄せはジワジワと国民の身近な地域に浸透しています。8年前に合併した江田島市。議員も職員も多すぎる、と市民の皆さんからご批判を頂いています。それでは、合併以前ではそういった意見はあったのかどうか、ということになります。勿論あったと思いますがさほど深刻な議論ではなかったのではないでしょうか。
いま、市役所職員もどんどん減りながら、国・県の事務手続きも引き受けざるを得ない現状が続いています。そのしわ寄せは、いつしか市民の目の前に来ます。江田島市の議員定数は現在のところ20名。これも人口規模でいくと多すぎる、といわれます。(大竹16名、竹原14名)
少ない定数でも構わないと思いますが、機動的に動ける議会人にならなければ。(自省も込めて)客観的にこの島を評価できることも必要です。今年、江田島市議会議員選挙がおこなわれる予定。
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