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2013年1月

2013年1月30日 (水)

次回、全員協議会について

 議長からの江田島市議会全員協議会の招集通知がきました。内容等については以下の通りです。

日時: 平成25年2月5日
議題: (1)光回線の整備について
     (2)次期総合計画の策定について
     (3)「ドリームのうみ」の継続貸付けについて
     (4)高田小学校及び高田保育園の統廃合について
     (5)広島大学付属小学校臨海教育場の取得について
     (6)その他

 尚、全員協議会というのは、法的な裏付けのある市長村長の招集行為による会議ではなく、通常、議長の招集で開かれる事実上の会議のことです。(→ご参考
①本会議関連の協議会
②自主的意見調整の協議会
③市長村長が意見を聞くための協議会

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2013年1月29日 (火)

西能美航路の再々編へ

晴れ

Img011 今日の中国新聞記事から。昨日開催された法定協議会である江田島市公共交通協議会(→市HP)において、西能美航路の再々編案を2013年内に策定するスケジュールが示されました。

 西能美航路とは①中町・高田~宇品②三高~宇品の二航路。第一次再編は2010年10月からの社会実験(→市営フェリーの休止)を半年行った後に市のフェリー航路廃止(2011年3月末)によって西能美航路のフェリー便を三高に集約したもの。

 この度はもう一つ踏み込んだ再編になるのではないか。①、②とも経営環境は非常に厳しい状況にあり、市がいう『航路存続に向けた再々編が急務』です。再三、議論しているところですが、公設民営化という手法もひとつ。また、任期付き職員を採用し、市全体の海上交通について、もっとスピーディーに解決策を纏めることも必要です。(→参考

(補足)昨年12月定例会の一般質問にて
胡子: 船便の公設民営化をどう考えるか。
市長: 年度末に三高~宇品航路の収支も明らかになり、市営船の経営状況も踏まえ、公共交通協議会で来年度以降、総合的・戦略的な視点で西能美航路再々編の議論を本格化していただく。

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2013年1月28日 (月)

議長会主催の研修

晴れ

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 先週末からの寒波により江田島市内北部も雪景色だったようです。
 15:00から大和ミュージアム(呉市)を会場として、広島県市議会議長会議員研修会(西部ブロック)がありました。
 ※西部ブロック=大竹、廿日市、広島、東広島、呉、江田島の6市。
 「列島強靭化の意義とその施策」とう演題で京都大学大学院教授(兼、第2次安倍内閣 内閣官房参与)、藤井 聡 氏の講演がありました。1時間半の講演でしたが、極めて面白い内容でした。『公共事業』=”悪”、これが正しいことではない、という理路整然とした論理(学説)は傾聴するに値すると思いまいた。(もちろん、必要な事業かどうかの議論は必要です。彼の著書を一度、じっくり読んでみます。)

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 講演の後は大和ミュージアムを見学。(何回か訪れていますが、何度訪れても勉強になります。)
 呉は市制110年を迎えた歴史あるまちです。明治以来、その最先端技術が集積した「ものづくり」のまち。今でも造船・航空・自動車産業に携わる企業が集まる”まち”というのは日本においても珍しいのではないでしょうか。

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2013年1月26日 (土)

駅伝に向けてランニング

晴れ

14910_414123261995045_2119578135_n  お昼から上り・下りの坂道をコースに入れた約3kmのランニングを2本ほど。来月17日に開催される第36回江田島市駅伝大会に参加する予定です。

 昨年のMIKANマラソンで5kmを完走したのですが、やはり練習しておかないと、この冬場ですから怪我をしてはいけません。徐々に体を慣らしていこうと思っています。

 2本目を走っていると、ちょっと横道にそれたくなりました。小学生のころカブトムシやクワガタを採っていた林が懐かしく、ついつい。そのまま別の小道を降りているとオリーブを発見。約10本ほど植えられていました。大きいもので5年生くらい。一昨年配布されたものではないかと思われます。順調にいけばこの秋にはたくさんの実ができるのではないでしょうか。こういったオリーブ畑も江田島市内全域で見られるようになるでしょう。

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2013年1月25日 (金)

議会改革について

晴れ

 江田島市議会では一昨年6月に議会改革特別委員会が設置され、これまで14回の会議を重ねてまいりました。最終的には議会基本条例の制定を視野に入れています。先日も記事掲載しましたが、次回選挙からの議員定数について特別委員会の結論として2減に至りました。

 尚、2月1日発行「議会だより第33号」に昨秋の中間報告が掲載される予定ですが、定数の件は今年1月の結論であり、次回に掲載されることになると思います。

 定数・報酬に限らず、市民のみなさんからすると色々なご意見があると思います。特別委員会としても審議経緯等の報告や意見交換会について、今後、検討していくことになります。

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2013年1月24日 (木)

アルジェリア事件

晴れ

 アルジェリア東部の天然ガス関連施設で起きたイスラム武装勢力による人質事件。大変残念なことですが安否不明とされていた最後の一人の死亡が確認されました。ここにあらためて今回の事件でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。

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2013年1月23日 (水)

アワビの陸上養殖に挑戦

晴れ

Img004  今日の中国新聞朝刊から。江田島町の奥野建設㈱が旧・切串中学校の校舎を利用してアワビの陸上養殖を目指すという記事。「公益社団法人アクティブベースくれ」の地域活性化支援制度、「幸運(グッドラック)」助成も利用されています。(→こちら

 江田島市内ではスッポン(→こちら)、イチゴ(→こちら)、トマト(→こちら)、オリーブ(建設会社2社が参入予定)など農水産事業へ参入する建設会社が増えています。

 近年、公共工事が減少していく中で、企業にとっての新たな収益源と雇用の確保および地域活性化に向けて積極的にチャレンジしていることに対して応援していきます。ここから江田島ブランドがどんどん生まれていき、一次産業の復活と雇用の創出というシナジー(相乗)効果が生まれる期待です。

 オリーブ構想を掲げた江田島市の農地造成に税金投入をすることによるご批判は今でも直接・間接的に承っています。ただし、沖美町岡大王地区のガラス温室5棟は平成12年(合併前)、経営基盤確立農業構造改善事業で税金を投入して出来た施設であることをご存じの方は少ない。かつ、そこで頑張る企業が大きく成長していることも。ひとつに行政や議員の説明不足もあるかもしれません。ここは大いに反省すべき点です。

 さて、江田島市の平成24年度当初予算(一般会計 151億円)のうち、自主財源(市税・使用料など)の割合は24.9%です。地方交付税という国からの仕送り金が65億円(42.9%)。地方交付税というのは全国から集めた国税(所得税・法人税・消費税・たばこ税・酒税)を財政力の弱い自治体に配分するというものです。

 財政力豊かな自治体住民からすると、納めた税金が自分の住んでいる地域に使われないことに対して文句がでてきてもおかしくありません。(平成24年度不交付団体→こちら ) 

(補足)
 今年度、江田島市は旧・大君保育園と旧・切串中学校の一部を民間事業者に有償で貸し付けることで未利用財産を有効活用するという方針を打ち出しました。(→こちら)旧大君保育園は呉市の㈱歩歩が10月1日に発達障害のある子どものデイサービス施設「歩歩(ぽぽ)江田島」を開所しました。

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2013年1月22日 (火)

議会だより第33号 編集終了

雨のち晴れ

71815_412234312183940_551676373_n_2  昨夜から降っていた雨もお昼過ぎには止み、お昼3時ころには太陽の光も出てきて、夕方までは暖かかったのではないでしょうか。

 午前中は議会広報特別委員会。2月1日発行「議会だより第33号」の第5回編集会議。みなさんにわかりやすく読んで頂くために編集委員一同がんばっています。

 たくさんの市民のみなさんに議会傍聴もお願いしたいのですが、「議会だより」についてのご感想もお待ちしています。議会事務局にご連絡ください。(議会事務局:0823-42-6310)

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2013年1月21日 (月)

江田島をPRしていこう

くもりのち雨

 お昼前からパラパラしていた雨も夕方からは本降りになりました。特段に冷え込んでいるというわけではありませんが冷たい雨は明日未明まで降りそうです。

 月末に開催される江田島市出身在京者懇談会に出席する予定です。平成23年度から取り組みをはじめた江田島ファンのネットワークづくり。いよいよ組織設立に向けて本格化してきました。

 今後の動きについて注目してみてください。江田島市は瀬戸内海でもキラリと光る島であると自負しています。その素晴らしさを全国各地で江田島ファンが発信することによって多くのみなさんに知っていただける。ネット社会といわれていますが、お一人お一人の口コミも大きな宣伝力です。

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2013年1月20日 (日)

大古地区とんど祭り~大寒 2013

晴れ

408425_411179655622739_661855811_n 大寒の今日、自治会・女性会等、地域の人たちが協力し合って大古地区とんど祭りが盛大に開催されました。(中町、飛渡瀬地区も催されたようです。)

74385_411179792289392_1647941983_n 64268_411180995622605_1708440267__2 今年もバザー、野菜の販売や綿菓子、豚汁、ぜんざいなど子どもたちにとっても楽しい出店がでていました。点火までの時間、子ども達も楽しんでいました。市消防の消化・救命教室もありました。

 いよいよ明日から1月も下旬に入ります。参加された方々の今年一年の無病息災を祈ってます。

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2013年1月17日 (木)

第14回議会改革特委、定数2減へ

曇り時々雨(一時雪)

580653_409900065750698_907968294_n 最近、気温の低い日々が続いています。今日は時折、小雪がちらつく江田島市でした。左写真は今日の夕方、中町港から撮った写真です。うっすらと雪化粧していました。

 今日は午前中、議会広報特別委員会。(2月1日発行「議会だより」第33号の第4回編集会議)

  午後より第14回議会改革特別委員会。(委員9名中3名の欠席がありましたが、定足数に満たしたので委員会としては成立です。) 今回の議題としては以下の通り。

(1)議員の規律について
(2)集会・懇談会について
(3)長期欠席議員の議員報酬について
(4)正副議長の任期について
(5)議事堂等(委員会室含め)の有効活用について
(6)議会事務局の強化について
(7)議員定数について

 個別の議題についての審議内容は別に掲載したいと思いますが、市民の皆さんにとって最も関心のある項目の一つ、(7)議員定数について、このたび特別委員会の結論が出たことを報告します。

201209teisu 昨年9月に実施した現職議員19名に対して行った次期議会における「議員定数」に関するアンケート結果 を踏まえて、特別委員会として以下の内容で議長に報告することになります。

議員アンケート集計一覧

議員定数 14~16 16 18 20 25
人数 1 2 12 3 1

①アンケート結果を踏まえ、次の一般選挙(市議会議員選挙)から議員定数18とする。(78.9%が削減支持)
②議員定数条例(現行の定数20)の改正案の上程について(議会)全員協議会の開催を求める。

(追記)私のアンケート回答

Img003 左の写真の通りです。本来の議会の在り方を考えると議員数が多いほうがいい。ただ、議員の資質(活動)向上とサポートする機関(例えば、議会事務局。政策立案の補助機能の強化。)があれば少数でも議会としての機能は維持できる。

 一方、まだまだ議員定数を削減すべきというご意見の方もいるでしょう。

 因みに県内市議会で報酬が最低額の江田島市議会です。議員活動を専従とするには現役世代にとっては難しいレベルかもしれません。「議員削減」と「報酬削減」だけが議会改革ではない、ということを市民の皆さんにご理解していただきたく。

 議員定数削減して支出を減らす効果よりも(多くの目で)無駄な事業を精査するほうが効果が高い、ともいわれます。議会としてそのための努力もしていかなければなりません。

(参考)2010年12月現在のデータですが人口別議員定数の資料です。→こちら

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2013年1月15日 (火)

竹パウダー

曇りのち晴れ

Img_5749 Img_5755 昨日は知り合いからのお誘いで広島なずなの会の視察に参加しました。場所は江田島市沖美町三吉。

Img_5751_2 定年してから4年ほど前に東京から故郷に帰って来られた二井さん宅が訪問場所でした。昨秋のフェスティバル江田島で初めてお会いしたのですがご自宅を訪問するのは初めて。

68685_408612482546123_1851458362_n481392_408612559212782_1309346998_n 二井さんは青竹から竹パウダーを作ってその有効活用を考えていらっしゃいます。(参考HP→こちら) ご自身が竹パウダー製造機(参考動画→こちら)を購入されて研究されています。土壌改良や消臭など色んな使い途がありそうです。いま農業全般について研究中でオリーブも結構植えられているそうです。

 江田島市もご多分にもれず竹林で困っている方々がいます。そういった意味で産業廃棄物となりかねない素材が6次産業化によって商品になるのであればこの上ない。これからも竹パウダーについて注目していきたいと思っています。

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ベトナムからの企業誘致

 呉商工会議所で開催された「ベトナム・ハナム省 知事を囲む会」に出席しました。日系企業(中小企業含む)へのベトナム投資環境の説明というものでした。所謂、企業誘致活動です。ハナム省はハノイ中心部から35km(車で約45分)とう好立地にあり、ホンダの第3工場の建設が進むなど日系企業もすでに32社進出しています。

 481266_409005952506776_1938410911_2 ご来賓としてこられていた寺田稔内閣府副大臣(兼復興副大臣)からは国の海外進出企業支援や安倍内閣においてベトナムとの関係強化も図っていくとのご説明を頂きました
 

479721_409005962506775_651343830_n その後、ズン知事からハナム省の工業団地の優位性についてわかりやすい説明を頂きました。ちなみに広島ベトナム協会という団体がありますが錚々たる方々が役員になられています。http://www11.ocn.ne.jp/~hva/index.html
 
 中国との関係が厳しい状況の中、海外投資先としてさらに脚光を浴びているベトナム。呉市の企業も合弁という形ですが近々に進出するという話も聞きました。個人的に2008年4月、ベトナムに行ったことがありますが勢いのある国です。(過去記事→こちら

Img001 参考までに今日の中国新聞朝刊。安部首相が明日からベトナム、タイ、インドネシアの東南アジア3ヵ国訪問に関する記事です。

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2013年1月14日 (月)

平成25年江田島市成人式と「とんど」

雨のち曇り時々晴れ

Img_5671 Img_5669_2  昨日の雨も10時前には上がりました。
 今日、江田島市の成人式が開催されました。振り袖、紋付袴姿の新成人の皆さんもいらっしゃり、華やかな会場でした。私が迎えた成人式は旧・大柿町時代。その時はお盆(8月15日)であり、振り袖姿などいなかったように思います。今日、成人を迎えられた皆さまの門出をお祝いしたいと思います。おめでとうございました!

Img0011 Img0012  参考までに、式典パンフレットに掲載されていた新成人が生まれた年(1992年4月~1993年3月)の出来事等の記事が左写真です。時代を感じます。

 12:00点火の大柿町深江地区「とんど祭り」に参加しました。

Img_5677_2 Img_5690_2 Img_5708_2   旧町(大柿町)時代に廃校となった我が母校である小学校校庭で地域の行事として毎年行われています。昨日からの雨も上がり、太陽の光がポカポカと暖かくなって地域の皆さんも楽しく過ごせたのではないでしょうか。

Img_5713_2おそらく他地域から来られたお孫さんでしょう、「トン汁」や「ぜんざい」を美味しく食べている光景はほのぼのとして田舎の素晴らしさを再認識しました。今年一年、参加された方々の無病息災を祈って!

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2013年1月13日 (日)

平成25年 消防出初式

くもり

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 切串小学校敷地で江田島市消防出初式が行われました。徒歩部隊は消防本部、消防団、自主防災会、企業消防、海上自衛隊、少年・幼年消防クラブの皆さんがはつらつと行進していました。
 今年のテーマは「光」~hikari~。消防団と消防本部が一致団結し、市民の安全・安心を照らす光となるという意味が込められています。

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 出初式後には防災○×クイズや公開訓練が行われました。公開訓練では①各自主防災会によるバケツリレーなどの初期消火訓練、②消防署・消防団による消火訓練、③消防署・消防団救助半による救助訓練等が行われました。

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 広島市消防の防災ヘリコプターも参加して建物火災で取り残された怪我人を救助し、広島市内の病院へ搬送する訓練も公開されました。近隣消防の連携プレーです。
 今年一年、大きな災害や火事がないことを願って会場を後にしました。参加された皆さまのこの一年が素晴らしい年であることを祈っています。

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2013年1月11日 (金)

公共施設更新問題、それは時限爆弾

晴れ

 平成24年度から新たに設置された江田島市公共施設の在り方市民委員会(委員会規則→こちら、委員名簿→こちら)。昨年度に「新市庁舎建設」を先送りし、平成25年度までに方針決定(→こちら)するために新設された委員会でもあります。(第1回委員会は平成24年7月19日(木)に開催し、昨年末までに3回。→こちら

20130111_181056 18:00から「江田島市」及び「江田島市公共施設の在り方市民委員会」主催の講演会が市役所で開催されました。(講演会の前には市職員を対象にした研修もあったそうです。)

演題 : 公共施設更新問題が起こります~ハコモノの未来について考えてみませんか~
講師 : 志村 高史 氏(神奈川県秦野市 公共施設再配置推進課 課長補佐)

 公共施設更新問題は日本全国で一様に起こることです。

①高度経済成長時代とともに整備され、耐用年数(60年)を超え、更新時期が来る。
②人口減及び高齢化により自治体の財政状況が悪化し、全ての施設を維持すること(改修・建替え)は厳しい。

Img053 江田島市でも公共施設白書を作成途中(→こちら)ですが、仮に、市所有の190施設を全て大規模修繕(耐震化含む)や建て替えなどの更新をするには40年間(2010年~2049年)で630億円の更新費用総額を試算しています。

 もちろん財政状況を考えると無理であることは否めません。人口減などはどの自治体もそうですが、合併市町村では特に公共施設が多いということも認識しなければなりません。

 江田島市の例をとると、合併のメリットは4つの町が合併して町長・助役・出納役・教育長及び議員数は減りました。しかし、職員・公共施設(学校・保育園等ですが財産として市が保有)は徐々に減少しているが維持しているのが現状です。人件費部分においては、国は地方交付税算定替え(→こちら)という、行政用語としての「激変緩和措置」を施しています。

 但し、合併後11年目から徐々に減っていき合併後16年目に加算措置がなくなります。(10年目と16年目の差は現時点ですが年間約15億7千万円) 故に、財源不足が平成28年度から起こりえるため財政調整的基金(財政調整基金+現在基金)を積み増しながら市民の皆さんに辛抱していただいています。(参考→こちら

Img054 「パンドラの箱」。講師の志村さんがおっしゃっていました。市民・市長・行政・議会が見て見ぬふりをしていたことが「公共施設白書」を作成することによって明らかになる。つまり、真剣に取り組まなければならないことの共有化となり、それを解決することで「希望」が見えてくるというものです。

 因みに、秦野市が試算する公共施設削減率の計算方式でいくと江田島市では56.9%の施設を削減しなければならない。(地理、人口、立地などの条件があるので一概にはいえませんが一つの指標です。)

(参考)神奈川県秦野市の公共施設再配置に関する4つの指針
①原則として、新規の公共施設(ハコモノ)は建設しない
②最優先して機能維持をするのは、義務教育、子育て支援、行政事務スペースだけ
40年かけて31.3%のハコモノを削減
④維持する施設であっても管理運営内容は抜本的に見直し

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2013年1月10日 (木)

オペラを楽しむ

晴れ

541953_406755319398506_122659084_n  昨日は呉市文化ホールで開催されたプラハ国立劇場オペラの「フィガロの結婚」を観賞しました。こういった催しに出かけるのは、かつてフランス・パリで鑑賞したオペレッタ「こうもり」以来。

 第4幕まであるオペラも珍しいといいますが、さすがモーツァルト。喜怒哀楽のある人間模様も楽しめました。やはりこういった演劇はライブで見ると迫力があります。江田島市に住みながら呉市など近郊都市で楽しめるのはありがたいことです。また機会があればオペラ鑑賞してみたい。

 さて、広島県内で光回線整備が遅れている江田島市です。昨年行われた市民・事業者を対象としたアンケート結果がHPで公開開始になりました。(市HP→こちら)12/28に資料の事前説明を受けたおり、年始早々にHPへのupをお願いしていました。今後は議会全員協議会でこれに基づいた説明がなされる方向です。(→過去記事) 市民の皆さんもこのアンケート結果を参考にしてみてください。

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2013年1月 9日 (水)

がんばる観光協会

晴れ

 江田島市観光協会、今年も頑張っています。先日は”恵み多き島”で恵多島(えたじま)=江田島市とうロゴを発表。(→こちら) そして1月10日からふるさと交流館で「江田島たちうお まるごと1本みりん干し」の販売を開始するそうです。これまで海産物の江田島特産物が少なかったように感じます。これから新しい江田島名産としてどんどんPRしていければと思っています。(江田島市観光協会FB→こちら

(追伸)午後は議会広報特別委員会に出席。2月1日発行の「議会だより」編集会議。

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2013年1月 8日 (火)

恵み多き島~えたじま

晴れ

20130108_222149  昨日の呉市域に続いて市長と年始ごあいさつで今日は広島市域の国・県等の関係部署を訪問。

 縦割り行政といわれますが、それは致し方ないことかもしれません。一つの分野で深く掘り下げた議論ができるか、それとも、まんべんなく全ての分野のトピックに精通するか。これは、かつて民間企業の人材育成でも言われたことです。「スペシャリスト」か、それとも「ゼネラリスト」を養成するか。

 「平成の大合併」は何のため?簡単に言うと地方自治体のリストラ(=人減らし)かもしれません。本来の「リストラ」(restructuring)の意味は、民間企業体が収益構造の改善を図るために事業を再構築すること。税金を収入源とする行政においては、中央集権制を維持しつつ、効率的に支出を抑えるための方便だったのかもしれません。

 ただ、そのしわ寄せはジワジワと国民の身近な地域に浸透しています。8年前に合併した江田島市。議員も職員も多すぎる、と市民の皆さんからご批判を頂いています。それでは、合併以前ではそういった意見はあったのかどうか、ということになります。勿論あったと思いますがさほど深刻な議論ではなかったのではないでしょうか。

 いま、市役所職員もどんどん減りながら、国・県の事務手続きも引き受けざるを得ない現状が続いています。そのしわ寄せは、いつしか市民の目の前に来ます。江田島市の議員定数は現在のところ20名。これも人口規模でいくと多すぎる、といわれます。(大竹16名、竹原14名)

 少ない定数でも構わないと思いますが、機動的に動ける議会人にならなければ。(自省も込めて)客観的にこの島を評価できることも必要です。今年、江田島市議会議員選挙がおこなわれる予定。

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2013年1月 7日 (月)

日南市の挑戦~オリーブ

晴れ時々くもり

 2011年4月からスタートした「にちなんオリーブプロジェクト」。宮崎県日南市と農家(13戸)が12品種約800本を実証栽培しています。日南市の農家ではミカン(1975年から)、マンゴー(1991年から)と多角経営に乗り出していますが、あらたな特産品としてオリーブに着目したといいます。

 日南市では宮崎大学をはじめとした「産学官」連携の中で、6次産業化を目指してオリーブの産地化に挑戦。この秋からいよいよ実の収穫ができるそうです。(参考→こちら

 「オリーブの島構想」を打ち出している江田島市。今年度末までに市が造成している一部農地(3ha)に参入企業(江田島オリーブ㈱)が1,000本のオリーブを植栽を予定しています。九電工(天草でパイロット事業→こちら)、日南市など色々なところでオリーブ栽培がスタートしています。江田島市も6次産業化に向けて頑張りどころの一年です。

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2013年1月 5日 (土)

第25期 江田島バス決算概要

晴れ

H24  12月定例会で江田島バス株式会社の第25期決算(9月決算)に関する経営状況説明書が配布されました。地方自治法において、地方公共団体が資本金・基本金等の2分の1以上を出資している法人等については、毎事業年度毎にその経営状況を議会に報告することが法定されています。

H24_2  平成19年度から23年度損益の推移と平成24年度計画は左の通りです。この表は大変わかりにくいのですが、平成24年9月決算(平成23年度)の損益計算書でみると経常利益は1,936万円、税引後の当期純利益は1,282万円。

 但し、営業外収益として市からの受取補助金6,547万円があります。補助金が無ければ経常利益で4,611万円の赤字。 補助金とは別に市(教育委員会)からのスクールバス委託や児童・生徒への定期券代補助もあります。

 尚、平成24年3月31日で海運部の事業は撤収となっています。江田島市営船の乗車券販売業務、綱取り・放しなど所謂、回漕店業等や中町・高田桟橋委託業務。

H24_3  昨年4月より江田島バスは路線再編をすることで赤字縮小を図り、また、「ゆめタウン」(江南地区)のロータリー(バス停)改修で利用者数が微増(中町⇔ゆめタウン間で3人/日から18人/日)したがまだまだ厳しい状況です。

 近年、路線バス業界は全国的に少子高齢化等で厳しい。呉市営バスが昨年4月から民営化(広島電鉄へ移譲)され、また、井笠鉄道(岡山県)が昨年10月31日をもって沿線の過疎化や規制緩和などによる経営悪化のためバス事業を撤退したのは記憶に新しいところです。

 江田島市では路線縮小等や交通空白地域解消のため、平成22年10月1日から江田島町北部地区と沖美町全域でデマンドタクシー「おれんじ号」の実証運航を開始し、利便性を図るため定期的に改善しています。今後もこの方向性は変わりないでしょう。

 海上交通に限らず、陸上交通も大変厳しい状況といえど市民、バス事業者等、行政が一体となって守っていかなければなりません。(参考過去記事→こちら

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2013年1月 4日 (金)

御用始

晴れ時々くもり

20130104_072027 20130104_183005  昨日から寒さが舞い戻り、冷え込んだ朝を迎えました。今日から官公庁も御用始め。江田島市役所も今日から今年の業務がスタートです。

 一般企業では来週から仕事始めというパターンが多いかも知れません。議員としてではありませんが、呉市内の税関、保安部、海事事務所に年始のあいさつ回りをさせていただきました。

 江田島市営船もそうですが、江田島(小用)~呉を結ぶ高速船、フェリーもまだ正月飾りが付いています。松の内(1月7日まで)の期間は飾られているのではないでしょうか。

(追記)日本農業新聞の1月1日版に江田島市のオリーブが記事で紹介されたそうです。(→こちら

江田島オリーブ㈱の木村佳晶農場長を紹介する会社HP→こちら

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2013年1月 3日 (木)

正月もおしまい 2013

晴れ

545114_403778456362859_1651801650_n 20130103_162522 正月も三日目。朝の広島駅です。今日は名古屋に日帰り旅行。春日井市に住む義妹夫婦に会ってきました。昨年夏に会って以来ですから4ヶ月ほどしか経っていないのですが甥っこ達もたくましくなったように感じました。

 帰りの新幹線では名古屋を10分過ぎたあたりで銀世界。行きの新幹線では雪は見なかったのですが寒波がきたのでしょう。この一年がお互い素晴らしい年になるよう楽しく語らいました。

 さて、いよいよ明日から仕事始め。忙しくなります。

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2013年1月 2日 (水)

高校同窓会

晴れ

20130102_174805 20130102_191703  夕方から広島市内で高校の学年同窓会に出席しました。高校を卒業したのは平成元年。卒業してから24年になろうとしていますが学年単位での同窓会は今回が初めて。この建物では2学年の先輩方の同窓会もあり賑やかでした。

 全8クラスの担任の恩師もお越しくださり、さながら高校時代に戻った感じで騒がしいくもあり楽しい会でした。卒業生は一学年で約400人ほどですが出席率からすると20%弱。

 5年後には半分くらいは集まればと目標を立てています。卒業してより24年、それぞれが社会に出て責任のある立場になっています。広島以外の同期がほとんどだろうと思いますが、また一つになって故郷、広島の為に頑張ってみたいという熱い想いが感じられたひとときでした。

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2013年1月 1日 (火)

明るい年にしよう

晴れのち曇り時々雨

550968_402955223111849_912862270_n  新年明けましておめでとうございます。午前中は左写真の通り晴れやかな一日の始まりでした。午後から雲が多くなりポツリと雨も落ちていました。

 昨年末の総選挙によって自民党政権が復活しました。円安・株高と日本経済には追い風が吹いてきているように感じます。ただ、勝負はこれからです。明るい日本を復活させるため、是非とも頑張ってほしいと思います。

 江田島市においても昨年12月、田中市長の2期目がスタート。「交流」、「創造」、「実感」を掲げる市政になるよう私としても是々非々で訴えかけていきたいと思います。

 市民の皆様にとって素晴らしい一年になりますよう心からお祈り申し上げるとともに、明日の江田島市の為にしっかり活動してまいります。

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