速やかな海上交通への取組を
晴れ時々くもり
陽が差すとまだ暖かいお昼ですが朝晩の冷え込みが日増しにきつくなります。
写真は中国新聞に掲載されていた田中市長の2期目に対する抱負談話についての記事。島の生命線である海上交通について、「公設民営化も視野に入れた再編は避けられないが、官民一体で利用者を増やす」必要性を説いています。
これは、①民間6社7航路(市営船含む)の全航路について言及しているのか。つまり、航路再編(集約)を行ったうえで全航路の船を市が保有し、運航を民間にゆだねる、という意味なのか、それとも、②市営船のみの公設民営化についてなのか気になるところ。
私は2007年(平成19)当時(曽根市長時代)から市営船は指定管理者制度を利用し、民間会社への運航委託で経費削減することを訴えており、また、公設民営化を図ることが必要であると主張し続けています。(合併当初は民間との共同運航で活路を開く考えを持っていました。→こちら)
市交通船事業の収支改善だけを考えていればよかった時代と違い、原油高騰・利用者減により民間航路事業者も軒並み厳しい局面の今、行政としての役割を最大限に発揮するため、田中市政にはスピーディーに改善策を打ち立ててほしい。これが江田島市の生き残るための最低限の施策ではないだろうか。
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