環境について
晴れ
午前中は11月1日から委嘱を受けている江田島市浄化センター運営委員会に出席し、浄化センター運営状況及び前処理建設工事について説明を受けました。前処理施設建設工事については当初予定より半年遅れて平成25年3月の予定。前処理施設とは汲み取り式トイレの世帯から収集する生し尿を下水道施設へ投入するために希釈処理等をする施設です。
下水道事業の拡張、人口減や新築住宅(合併浄化槽方式)も含めて「汲み取り式」世帯が減少しているので、莫大な費用で新たに「し尿処理施設」を建設するよりも経済的であるということで「汲み取り式」世帯のし尿を処理をするために建設に着手しました。
昨日アップした海岸に打ち上げられた発砲スチロール等について。市役所に確認すると海岸への漂着物は一般廃棄物と見做され、自治体が処分することになっています。所有者(?)が判らないため、主に職員の方々が回収したり、時には市民から持ち込まれることもあります。江田島市では長さ110cm、直径約65cmの発泡スチロールが年間300~400本回収されており、カキいかだ用の浮きとして使われているものが大半だといわれています。
では、発砲スチロールを使用する業界に協力を、という話になりますが、江田島湾に漂着するものが何処からきているのか判らず、地元業者(団体)の協力を得るまでには至っていません。今に始まった問題ではありませんが、広島湾の牡蠣養殖業者及び関係自治体(県も含め)で協力し、しかるべき対策を検討しなければならないと思います。
江田島市内では夏には漁協関係者が海浜清掃をしており、私も毎年参加させていただいています。(→今年) 尚、江田島湾の漂着物についてですが、季節の関係で冬場、北風・潮流により漂着することが多いのですが、逆に夏場にはそれほど滞留しないとのこと。
ご存じの通り、江田島市では焼却ごみについては隣の呉市に委託しています。よってかさばる発泡スチロールを減容機(市の補助金で購入済み)で約1/8に圧縮して運搬コストを削減する努力もしています。もちろん、移動可能な機械であり、漁業関係者(漁協)に貸し出す仕組みをいま検討していまが、もうしばらく時間がかかりそうです。
国(環境省等)においても良好な景観と環境の保全のため、海岸漂着物対策に乗り出しています。(特に外国から流れてくる日本海側など外洋に面している地域が深刻です。)個人レベルではゴミを出さないことも必要。海浜清掃をしているとペットボトルもたくさん漂着しています。誰かが投げ捨てないと有りえないごみ。ひとりひとり
のマナー(モラル)の問題でもあります。
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