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2012年11月 4日 (日)

ART BASE 百島 2012

晴れのち曇り

20121104_121305_3  「百島(ももしま)」に行ってきました。尾道からフェリーで約50分(高速船で20分)。港から元・百島中学校の会場までの道すがら、左の水墨画風の絵。水口鉄人(みずぐち・てつと)さんのアート。桃源郷をモチーフとしています。海の潮によって長年付着した壁の汚れを削り落すことによって描かれています。

Img_5103 Img_5104  今回のART BASE 百島プロジェクトのプロデューサーである広島市立大学芸術学部、柳幸典・准教授の作品が左写真です。(旧中学校・体育館に設置しています。)

 題名は「ワンダリング・ミッキー」。色鮮やかなドラム缶、そして、回転するなかに車が置かれています。化石燃料と車社会で動く(働く)、これまでの忙しい現代人の姿なのかもしれません。

Img_5108 Img_5112  柳幸典・准教授のオブジェと双璧をなす作品が原口典之氏の作品、「物性-鉄とオイル-」。これは産業廃棄物である”廃油”を利用したものです。捨てられる油の中に自分の姿が等身大に移される鏡。不思議な感覚に囚われました。

Img_5114 Img_5116  もう一つ面白い作品が「ユーラシア」。色んなユーラシア大陸の国旗を繋げています。旗と旗をつなぐ小さなパイプがあります。そして旗も色んなひび割れをして見えます。

 実は、蟻(あり)が巣穴を作る習性を利用した作品です。国家なんて関係ない、国境を作っているのは人間なんだ、ということを現しています。

Img_5118 Img_5175  最後に。光り輝く島であるためにどうあるべきか、を考えされられました。左写真の右端にいる方は元・瀬戸田町長の和気さん。いまも平山郁夫美術館の顧問として頑張っていらっしゃいます。その左隣は平谷祐宏・尾道市長。

 きらりと光る要素のある江田島市と思っています。原石を光らせるのは地域に住む私たちです。右写真の真中にいらっしゃるのが柳准教授。江田島にも自家用ヨッットでいらっしゃることもあるようです。

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