第11回議会改革特別委員会
晴れ時々くもり
13:30より議会改革特別委員会が開催されました。1名欠席で8名による委員会が開催されました。今日の審議事項は以下の通りです。
(1)委員会審議の充実について (2)委員会のあり方について (3)委員会視察について (4)出前委員会の開催について (5)所管事務調査について |
地方議会では常任委員会、特別委員会、議会運営委員会という委員会があります。議会の仕組については江田島市HPをどうぞご覧ください。(→こちら)
①常任委員会
所管事務の調査及び議案、陳情などの審査。江田島市では総務、文教厚生、産業建設の3つの委員会があります。
②特別委員会
特定の案件について条例によって設置される委員会。江田島市では議会広報、交通問題、議会改革、決算審査、予算審査など。
③議会運営委員会
議長の諮問的な機関として議会運営に関することを決める。(議会の取締役会)
今回の「委員会」とは「常任委員会」のことです。委員会の機能を発揮するためにどうあるべきかを審議。(1)、(2)、(5)は同質の問題であり、各常任委員会で年度初めにテーマを決め、中間・年度末でPDCAを行い、議会全体として各常任委員会の活動状況を共有する。
(私見ですが、議会としてやるべきことが出来てなかったと反省。各議員が個別案件でそれぞれが活動していたということ。)
江田島市においては「全員協議会」(→こちら)という法的根拠のない事実上の会議が重んじられてきました。次回の審議事項に追加となりますが、定例会・臨時会で上程される議案について、重要な案件や補正予算案等を「委員会付託」(江田島市議会会議規則第37条)すべきかどうかの議論をすることになります。
(3)については、今年度より政務調査費導入(議員個人としての活動費)されましたが、機関としての議会に付属する委員会としての活動は必要ということで今後も必要に応じで行うことを確認。
(4)について。「常任委員会」の開催場所を議会棟に限定せず、分庁舎・支所などで行うことで市民の関心や傍聴をしやすくする、という趣旨。ただ、開催場所を転々とすることでは好ましくなく、今後の「委員会活動の充実」を先行すべし、の結論。
一方で、「委員会」として市民の要請に応じて、個別案件についての審査の経過等を説明する「出前講座(報告会)」は積極的に行わなければならないと思っています。もちろん、「議会」としての「議会報告会及び市民との意見交換会」の仕組づくりも大切です。
次回の第12回議会改革特別委員会は11月8日(木) 13:30~、江田島支所敷地内の議会棟で開催予定。委員会条例第19条では、「委員会は、議員のほか、委員長の許可を得たものが傍聴することができる」と規定されています。
傍聴ご希望の方は議会事務局(電話:0823-42-6310)までご連絡ください。
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