9月定例会、閉会

晴れ

　9月定例会2日目。報告2件、議案19議案、発議1件が上程されました。議案・発議については、平成23年度一般・特別・企業の12会計決算の認定以外は賛成多数で可決され閉会しました。（理由は後段）

　平成24年度一般会計の補正予算で私が注目する事案が2点ありました。

　一つ目は、情報通信基盤整備事業。超高速ブロードバンド化事前調査委託料100万円。これは、光ネットワーク整備事業のことで、インターネットの通信速度等を快適にする事業をするかどうかのアンケート。

　まずは、光通信が整備されたら①利用するかどうか、②どういったことで利用するか等のアンケートを2,000サンプル取って需要動向を探るというもの。

　現在のところ、未整備である県内市町では来年度（H25）スタート予定の安芸高田市、H26年度スタート予定の安芸太田町、庄原市です。まったく整備されていない、若しくは、計画がないのは、唯一、江田島市のみとなっています。

　もし、アンケート状況等で採算ベースに合えば平成26年度スタートとして整備していく予定。（参考→安芸高田市の「光ネットワーク整備事業について」）

　だだ、運営主体や事業費（運営費）において江田島市がどういう役割をするのかは今後の検討課題。近々、市から議会への説明があると思います。因みに、ネット利用率はかなり低いと思われる江田島市。

　しかし、ネット環境が充実していれば、若者の定住（I・U・Jターンなど）・地域及び企業の活性化、企業誘致に繋がる可能性は大きく膨らみます。

　二つ目は、農業振興として江田島市オリーブ振興協議会への補助金100万円。オリーブ搾油機を購入予定。設置場所は当初計画していた能美町中町にある旧：給食調理場から沖美町の旧：沖中学校理科室へ変更。

　理由は騒音など。市が補助して購入された市民の皆さんが育てているオリーブの苗も昨年購入したものも4年生。あと2～3年後にはマイ・オリーブ油を楽しめるのではないでしょうか。今後、利用方法等を振興協議会で検討するそうです。

　平成23年度各会計決算認定は全議員が構成する決算審査特別委員会で閉会中の継続審議になります。常任委員会が所管する分野別に分科会を開催し、下記の日程で審査することになります。

■産業建設分科会（産業建設常任委員会）
9月20日　産業部・農業委員会・土木建築部
9月21日　企業局（交通船事業、水道事業）

■文教厚生分科会（文教厚生常任委員会）
9月25日　市民生活部・教育委員会
9月26日　福祉保健部

■総務分科会（総務常任委員会）
10月3日　総務部・会計・監査委員事務局・消防本部