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2012年8月22日 (水)

国保関連の勉強(広島クラブ2012)

晴れ

120821hiroshimaclub 今日も暑い一日です。昨日、政策研究会広島クラブ主催の「地域が元気になる勉強会 in 呉」 @ 大和ミュージアム内会議室に参加しました。(文教厚生常任委員会の委員すべても参加です。)テーマは「日本の社会保障制度の現状と課題~今後のあり方を考える~」。

講演①「社会保障制度の今後のゆくえ」 
     講師 岡光序治氏(元厚生事務次官)

 医療・介護のあり方について戦後(昭和36)の「国民皆保険」から今年の介護保険法改正(介護保険事業計画、24時間対応の定期巡回・随時対応型訪問介護・看護サービス、複合型サービス、介護人材確保、高齢者の住まい整備、認知症対策など)の流れやポイントをわかりやすく教えていただきました。また、今後のテーマとして、人口の高齢化と技術進歩によって前年度比3%で伸びる医療費を経済規模の拡大に連動した形にすることができるか、などを社会保障費の抑制と制度の構造改革の同時進行が必要であることの意味を理解しました。

講演②「国民健康保険の課題と今後」~呉市のジェネリック薬、レセプトの電子化の取り組み~
     講師 中本克州・呉市副市長

 呉市は2008年から後発医薬品(ジェネリック医薬品)の利用促進に取り組んでいます。2010年度の医療費の削減効果額は1億1千万円を超えました。報道などで知っていましたが、実際に話を聞くとより理解を深めることができました。
 遅ればせながら江田島市も今年度からジェネリック医薬品の普及を開始。国保5000世帯、加入者8300人のうち、医療費削減効果が大きいと思われる加入者から順次、毎月400人に利用促進の案内を発送しています。年間約700万円の医療費削減効果を見込みます。

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