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2012年8月28日 (火)

踏み込んだ説明を~オリーブ振興策

くもり

 台風15号(プラス14号)の影響だと思うのですが、曇天の一日でした。陽が差すこともあれば、雨がぱらついたり、風が強くなったり。

 最近になっても市民の皆さんから江田島市が目指す「オリーブの島構想」についてご意見を直接・間接問わずいただいています。一番多い意見としては「税金の無駄遣い」というものです。

 財政厳しい江田島市と少子高齢化のおりに何故?という反応。総事業費2億6,000万円余りの数字が独り歩きしているような感じも見受けられます。

 江田島市が農業団地を造成して、参入企業に対して長期賃貸借契約をする、ということも理解されていない状況ではないだろうか。なぜ、農地造成に踏み切ったのか、という歴史的背景もすべきである。

 平成8年から着手した旧:大柿町の八王寺農道等農業基盤整備と平成19年に市が無償譲渡を受けた大柿町深江のゴルフ場予定地114haの有効活用(平成20年度に広島県の指定農業地域になった→広島県HP)という背景である。

 もちろん、造成後の11haの造成地のうち5haを借り受ける予定の江田島オリーブ株式会社がどういった会社であるか、ということも理解していただければ疑問に思う市民の皆さんも一定の理解を示すのではないだろうか。

(参考)計画当初、市からの説明では、江田島オリーブ㈱に出資する企業は沖美町の空久保建設、呉市の農業法人山本倶楽部。小豆島の東洋オリーブ→栽培、採油、加工、販売まで一貫で行なう歴史ある会社。

 今一度、江田島市は市民に広報等を通じて説明すべきだと思います。市民の協力なくして「オリーブの島構想」は成立しません。

 投資額(国・県の補助金割合も含めて)、市の投資金回収見込み(当初説明の予定では40年間の賃収で回収)、参入企業の経営計画も含めて公開すべきである。税金という「公金」を投入する以上は参入企業にも説明責任(株主である市民に対して)はあるのではないだろうか。

追伸)旧:沖美町が投資したハウスで頑張っている企業があります。(㈲グリーンファーム沖美) 美味しいトマトは江田島特産の代表となりつつあるのではないでしょうか?オリーブ造成地も同じような仕組みであると理解しています。(参考→広島県HP

追伸2)今年もオリーブ収穫祭を開くという噂を人づてに聞いています。12/1(土)のようですがどうなんだろう?今年は大々的にやりましょう♪ それと、10月21日(日)開催予定の第27回ヒロシマMIKANマラソン。優勝者へ「江田島オリーブ冠」を贈呈してはどうでしょう、という提案を7/12の基地懇談会の場で副市長と教育長に申し上げて賛同していただいたのですがどうなるかな?

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