保育園の統廃合
晴れ
昨日、臨時議会終了後に第5回全員協議会が開催されました。執行部からの議会に対する説明事項は次の2つでした。
(1)保育園の統廃合について
江田島市保育園運営委員会の答申(平成23年3月24日)に基づいて、高田保育園を中町保育園へ、柿浦保育園を大古保育園に統合するというもの。市の方針は、平成23年度及び24年度の当初入園児童数(未満児を除く)が20人を超えず、継続して概ね20人以上の保育需要が見込めない場合は平成25年度末(H26.3)で廃園する、という答申に従って統合するというもの。
議員の中からは、交通アクセス・立地条件等を考えると、中町を高田に統合すべきでは?というものも出ました。今後の統廃合説明会(保護者・地域代表者等)でそういった意見も出れば検討されるかもしれません。
また、統廃合によってこれまでより遠い保育園となるため、車のない保護者の送り迎えをどうフォローするのかの質問に対しては、市としてはできる範囲で援助するとの回答がありました。
私のほうからは、大古保育園の現状を踏まえて以下のお願いをしました。
・トイレの増設等
地域行事(もちつき、七夕など)に老人クラブの方々が来園されるとき、保育園の周りに公共施設等が無くトイレ増設の要望がるので現状を園長に確認してほしい。(女性用は一階に職員用が1つ。二階にもあると思いますが、足腰が不自由な高齢者にとってはきつい。) 尚、柿浦が統合するまでにも既に大原・小古江・深江・大君の5つの関係地域に老人クラブがあります。(それだけ大人数である、ということです。)
・駐車場等の確保
職員は他の場所を駐車場として利用。運動会等では臨時駐車場を確保しており、今後の整備が望まれる。また、園児は原則、保護者の送り迎えであり、現状ではラッシュ時には危険を伴うこともある。
(補足)H16年(2004)11月、江能4町が合併して江田島市になったときの市立保育園は計15園。その後、統合や廃止で現在は11園となっています。
(2)都市計画区域の統合について
広島県の管轄。もともと合併前の旧町時代に策定されていた広島県の江田島都市計画区域(旧・江田島町)、大柿都市計画区域(旧・大柿町)を統合して江田島都市計画区域にする、という説明。江田島市が昨年3月策定した「江田島市都市計画マスタープラン」はこの統合を念頭に策定されていると聞きました。
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