三高~宇品航路への支援
晴れのちくもり
3月16日の定例会終了後に開催された全員協議会で三高~宇品航路の存続について市の説明があったので概要と一部補足(青字)を記します。
①新たな運航会社について
運航事業会社 : 江田島汽船㈱
本店住所 : 広島市南区宇品海岸1-12-23
設立年月日 : 平成24年2月22日 (4月1日から運航開始予定)
主な事業 : ①船舶による旅客、車両並びに貨物の輸送
②船舶貸渡業 など
資本金 : 950万円
代表取締役社長: 白倉一成 氏
※現在の運航便数(1日16便)と旅客・車両運賃に変更はない。
※運航ダイヤは運航船舶の変更・大須港帰港廃止で若干の変更あり。
※芸備商船(3月31日航路廃止予定)が発行した定期券・回数券は新会社でも使用可能。
②市所有フェリー「ドリームのうみ」の傭船料(レンタル料)について
傭船の形態は、借主が期間中の検査費用(ドック等)を負担する裸傭船とし、傭船料は新・運航会社の年間収支見込額が黒字にならない額として試算。
■傭船料(税別) 月額50万円(年間600万円)
※新会社が瀬戸内海汽船から借りるフェリー「シーフレンド」も同額。
市企業局からは、実勢マーケットレートは7万円/日(月額210万円)が相場との回答を得ました。つまり、年間1,920万円(160万円x12ヵ月)を市が支援しているともいえる。尚、「ドリームのうみ」建造で企業債を発行しており、平成24年度の償還金(借金返済)は2,527万7千円。
■貸与期間 当面1年間の社会実験とし、2年を超えない期間とする。
■傭船料の見直し 1年間の運航実績に基づいて見直す。
一般質問でも市長に提言しましたが、海上交通の専門家を”任期付き職員”として採用し、江田島市全体の海上交通を市長特命事項として早急に対応すべきと考えます。(待ったなしの状況です。)
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