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2012年2月13日 (月)

国保税、値上げの方向

 19:00より平成23年度第1回国民健康保険運営協議会に出席しました。議題としては、
(1)平成24年度の制度改正について
(2)平成23年度事業実績(見込み)について
(3)平成24年度事業計画について
(4)平成24年度国民健康保険税税率改正について
(5)国民健康保険安定化計画等について

 興味を引くトピックとして、江田島市もジェネリック医療費差額通知サービスを平成24年3月から400件(人)/月ベースで発送する。医療費(薬代)の削減効果が高い人(本人にとっても負担が軽減)から発送するそうです。つい、先日の中国新聞で呉市の活動について記事がありました。(→ここ) 国民健康保険の医療費増加を抑えるために、後発医薬品(同じような効力があって安価)の利用を勧める。呉市では2008年度(平成20)に制度をスタートさせ、2010年度(平成22)の医療費削減効果は1億1,000万円を超えるという。江田島市が今回取り組むことによる削減見込みは平成24年度で500万円、25年度で1,000万円、26年度で2,000万円。
 ただ、国民健康保険特別会計は財政逼迫しており、平成24年度の保険料(国保税)を値上げしないと不足額は2億7,000万円。(国保被保険者の市民は31%) 基金を取り崩しても賄えない状況になります。法定外繰入(一般会計からの繰り入れ)をする前に、保険料を値上げしたいという市長諮問に対して、運営協議会としては同意する答申を決定しました。これに基づいて、3月定例会に国保税値上げ条例と特別会計の予算案が上程されることになります。

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