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2011年9月16日 (金)

平成23年9月定例会、一般質問



 台風15号の影響により昨日から雨が降ったり止んだり。今朝は明け方から雨が激しく降る時間帯もあります。これからの天候に注意しましょう。一昨日の議会一般質問における質疑応答の要旨は以下の通りです。

(1)無償貸与期間について

【胡子】4月から6ヵ月間という期間で大島汽船にドリームのうみを無償で貸し出しています。817日および19日にカーフェリー亀山と旅客船・海来(みらい)がサルベージ船によって海上に戻されました。10月上旬の復興を目指すということですが、ドリームのうみの貸与期間はどうなりますか。

【市長】本市との無償貸与期間は1015日まで。91日、大島汽船の白幡社長が来訪され、本市の事情が許せば、貸与期間を延長してもらえないか、という申出がありました。

 現在、気仙沼と大島を結ぶ航路は災害復旧のための資材運搬、瓦礫の搬出など、大型車両の利用が多く、「ドリームのうみ」が大島地区の復旧・復興に果たしている役割は大変大きなものとなっています。

 大島汽船所有のカーフェリーと旅客船はサルベージ船によって海に戻され、現在ドック入りしており、カーフェリーについては10月半ばまでには補修が完了する予定です。

 大島汽船によると、現在フェリーに対する需要が多いため、フェリーの補修完了後は、(ドリームのうみを含めた)フェリー2隻体制で運航したいという意向を持っており、それにより、災害復旧・復興のスピードが早まると考えているとのことです。

 本市としては、大島汽船の申出を受け入れ、貸与条件を変更せずに、本市所有のフェリー「ドリームのうみ」の無償貸与期間を平成24315日までの5箇月延長し、引き続き、気仙沼市大島地区の災害復旧・復興を支援・協力していきたい。

【胡子】議会最終日に提出予定の交通船事業会計補正予算(ドリームのうみ売船の条項を削除)を議会が否決したら無償貸与は延長しない、ということですか。

【市長】そういう理解です。無償貸与の契約は難しい。

【胡子】無償貸与延長の判断材料として、これまで江田島市が実質負担している金額を教えてください。

【企業局長】今年度の借入元利返済金約2,250万円と(臨時検査をした造船所がある)福山までの費用(職員手当、燃料費など)300万円です。

(2)返船について

【胡子】無償貸与終了後、返船等についてどのような条件で契約を結んでいるのか伺います。

【市長】大島汽船との間には協定及び裸傭船契約を結んでおり、その条項に基づき契約期間内に大島汽船サイド負担で中町港に返船されます。

(3)貸与終了後について

【胡子】本年度予算でドリームのうみを売船することになっていますが、返船後はどのようなスケジュールになるのか伺います。

【市長】返船後、船体チェックを済ませ速やかに売船に伴う仕様を作成し、市場の状況も勘案しつつ、1箇月程度の期間をみて入札を行う予定としております。

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