平成23年9月定例会の閉会
晴れ
10:00から9月定例会(3日目)が開催されました。傍聴者は新聞記者1名を含めて4名でした。議会傍聴いただいた市民の皆様には感謝です。
今日の議案は平成22年の江田島市における16会計(一般会計、12特別会計、3企業会計)の決算認定と以下に詳細を記す2議案、そして2発議(意見書の提出)です。
尚、16会計の決算認定については議会閉会後、議員全員で構成する平成22年度決算審査特別委員会において審議することになります。(税金の使途が適正であるかどうか、また、来年度予算編成に意見を伝える重要な議会の役目です。)
■防災行政無線統合デジタル化整備事業(第2期)請負契約について→可決
内容については昨日の記事ご参照(→ここ)ください。この度の整備は2ヶ年度に渡る事業。本来であれば一括入札すればいいのですが、予算の都合により2分割となりました。
結果として昨年受注したメーカーが受注。一議員からは分割入札で割高となったのでは、という質問がありましたが、そうかもしれません。ただ、随意契約の弊害があるため、監督官庁からの指示に基づいての入札でしょう。
台風等の暴風時における防災行政無線は窓を閉め切って聞き取れません。また、普段でも風向きによっては放送内容が聞き取りにくいこともあります。その解決策として、今回のデジタル化により電話応答システム(電話回線4回線)で放送内容を電話で確認することができます。
現在4回線あるのですが、今年からのサービスエリアは江田島・能美地区。一日何件のアクセスがあるか、また、来年から沖美・大柿地区のエリア拡大となった場合、台風接近時や大雨警報の時に4回線でいいのか、という質問をしました。
これまでのアクセス回数は以下のとおりであり、状況に応じて回線数を増やすことも検討とのこと。(サービス開始4ヵ月間で不通となったことはない、ということです。)
防災行政無線統合デジタル化整備 電話応答システム アクセス回数
電話応答システム アクセス回数
6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 4か月合計 |
34件 | 80件 | 22件 | 26件 | 162件 |
■平成23年度江田島市交通船事業会計補正予算(第3号)→可決
”ドリームのうみ”無償貸与延長の市長方針を具現化した補正予算案。当初予算では売却を決議。(写真は当初予算の条文)
3月11日の東日本大震災に対する復興支援の一環として4月から形式的には市長判断で半年間の期間で無償貸与しています。貸出先(大島汽船、気仙沼市が10%出資する第三セクター会社)から3月15日までの5ヵ月延長の申し出が9月1日にありました。この度の補正予算可決により手続的に議会承認ということになります。
9月15日~18日で江田島市立小中学校教員5名(校長1名、教頭1名、教諭2名、養護教諭1名)が気仙沼市立大島小・大島中を訪問しました。
参加者からお聞きしましたが、気仙沼(市民)では江田島市に大変感謝していただいているとのこと。フェリー、牡蠣養殖など江田島市の貢献度は高いようです。先日の中国新聞記事(→ここ)にもありましたが「ペアリング制度」の効果ではないでしょうか。
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