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2011年6月 3日 (金)

第6回全員協議会について

晴れ

 朝、海上は霧が発生していましたが、いまは暑い。明日までは天気がよさそうですがその後、崩れそうです。昨日の第6回全員協議会の内容について少し触れておきます。

(1)下水道使用料の見直しについて(値上げ)

 これまで産業建設常任委員会、全員協議会でも説明がありました料金見直しについて、6月定例会で条例案が提出されます。(参考→過去ブログ記事)料金値上げは10月の水道と下水道の料金を一括請求するタイミングです。(8.9月分使用料から)

(2)小用地区開発について

■事業概要など
 小用港(小用地区)周辺開発による事業。昭和61年に旧:江田島町の新総合計画に位置付けられたもので、平成5年4月の国道487号の昇格決定を機に事業化したもの。広島県の道路部門、港湾部門を主体とし、旧:江田島町において特別会計を設けて、平成8年から小用地区開発に着手しました。

 道路事業(県):計画延長2.5km、平成20年度小用バイパスの一部供用。
 港湾事業(県):平成18年度 小用港旅客ターミナル供用
 土地造成(江田島市): 4区画 約2.7ha

■江田島市の今後の計画(土地造成: ウシイシ地区)
  平成23年度予定 埋立申請(事前審査)、各漁協同意
  平成24年度予定 埋立申請(本申請)
  平成25年度予定 埋立工事着手

■課題

①地域開発事業特別会計の償還について
 起債償還期限が平成28年度(再借入は不可)のため、平準化し、地域開発事業特別会計から一般会計へ買戻し、償還する必要がある。

買戻し予定額: 約6億5,520万円
          (公共用地4億9,700万円、分譲用地:1億5,820万円)
平成22年度末起債残高 6億2,620万円
償還予定期間: 平成24年度~28年度(5カ年、1億2,520万円/年)

②今後について
 ウシイシ地区事業(埋立工事)概算見込は1億5,000万円。

(3)住宅改修工事補助制度事業について

 住宅の改修工事を市内業者が行うことを条件に、その経費の一部を補助することにより、住宅関連産業の受注機会増加による江田島市の経済活性化と住宅の居住性や耐久性向上を図る目的で平成22年10月1日から平成25年3月31日までの期間を予定している。
 平成22年度予算 1,200万円(56件の実績)
 平成23年度予算 1,000万円(5月25日現在で51件)

 江田島市での経済的効果は、22年10月1日から23年5月25日で1億8,705万円。(総事業費2,119万円に対して工事費2億824万円。)波及的効果としては、改修工事に合わせて利用者の4割が別途物品を購入(カーテン、家具、照明器具など)し、購入先の8割は市内業者(約200万円)という。今年度も市民ニーズが高いこともあり、補正予算による1,000万円の増額補正をしたい。工事個所としては台所・浴室・トイレが61%。

(4)交通船事業の運営について

 新年度に入り、予想外の燃料の高騰で収支悪化にならざるを得ない。当初見込みよりも2,780万円のコストアップ。(単価70円→83.5円)
 当初売船予定の”ドリームのうみ”(現在、宮城県気仙沼市の大島汽船に半年無償貸与)だけでなく、”レインボーのうみ”も売船し、かつ、一般会計からの補助金(2,271万円)を補正予算で組み入れたい、といった内容でした。

(5)新庁舎建設の検討について

 今朝の中国新聞に掲載されていた記事です。平成20年に「新庁舎の整備については、平成22年度までの3年間、凍結することとし、平成23年度以降に再検討する。」ことを決定しました。期限到来ということで再度検討する、とう執行部からの説明。ただし、この3年間、市の内部においての検討はされていない。

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