浜岡原発停止の影響
晴れのちくもり
中部電力が政府から要請された浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全基停止を受け入れることになりました。また東京電力への電力供給も全面停止することも発表されました。
九州電力では夏場の需要期に中部電力から40キロワット程度の電力融通を受ける計画の再検討を迫られることになりました。いかに多方面へ波及するか、ということを知らされました。もちろん、中国電力にも影響があることは否めません。
今回の原子炉停止にともない、東海地方の自治体でも節電対策の発表が相次ぎました。具体例としては、
■市役所の開庁時間を早めるサマータイム(夏時間)の導入を検討
→午前8時半~午後5時15分の開庁時間を、8月の1カ月間は30分前倒しする案。
※30分の根拠:1時間早めると公共交通機関を使って通勤している遠くの職員が困るし、窓口業務で市民生活に影響が出る。
■クールビズを例年より前倒しして5月18日から始める。また、同日から終業後、一斉に室内の電灯を消灯し、必要に応じて改めて再点灯したり、パソコンの待機電源を切ったりする節電対策を始める。
■市内の防犯灯・街路灯のLED照明への切り替え。
■小水力発電や太陽光発電施設の設置促進をする補助金枠の拡充を検討。
民間企業の工場稼働にも影響を及ぼし、日本経済にとっても試練の時になりそうです。また、オール電化が進んでいる一般家庭においても生活に支障が及びます。今一度、日本のエネルギー政策について国民全体で考えていかなければなりません。
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