カボタージュという規制
晴れ
今日で平成22年度も終わり、いよいよ明日から新年度スタート。心を新たに頑張っていきたい。
東日本大震災では国内間の物資輸送で内航船の船腹がひっ迫いしているといいます。こういった事態において外国船を利用できないものか、とお考えの方もいるでしょう。海上輸送にはカボタージュ規制というものがあります。
カボタージュとは国内の港間の旅客、貨物の沿岸輸送です。日本は沿岸輸送(内航)について船舶法第3条で海難や大臣の特例許可(沿岸輸送特許)などを除き、外国籍の船舶(いくら日本の船会社が運航していても)が国内貨物を輸送することを禁止しています。規制の目的は自国船員の雇用確保、安全保障ですが、今回の震災では緊急災害時の特例措置として沿岸輸送特許を発令する方向になるでしょう。
尚、阪神・淡路大震災の時には、外国籍の船舶が神戸港から東京・横浜・博多向けのコンテナ貨物を輸送した実績があります。
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