H23年3月定例会(第3日目)
晴れ時々くもり
9:00より議会運営委員会及び正副議長の会議内容は以下の通り。
①この度の大震災に対する議会としての義援金について
②明日の議会終了後における全員協議会内容(市の震災支援対策を追加)
10:00より本会議が始まり、8名の一般質問がなされました。私は6番目に質問しましたが概略は以下の通りです。
(1)海上交通に対する方針について
【胡子】広島県は平成23年度、瀬戸内海の生活航路について新たな支援策を実施する方針を決めました。県が維持すべき航路を選定し、関係市町とともに事業者に対して赤字分を補助するものです。県の当初予算案の概要では予算額は5,200万円であり、対象航路としては、
①「離島の暮らしの維持」に不可欠な航路(離島国庫補助の対象外の離島航路)→7航路
②「架橋で結ばれた地域の経済活動の維持」に不可欠な時間短縮効果に優れた航路→6航路
県の新規事業である「新たな生活航路対策事業」について具体的な協議はどうなるのか。
【市長】どの航路が対象となるかは今後、県が制度設計し、補助要綱が示される。具体的な協議はこれから始まるが、市の負担も生じるので予算措置等で改めて市議会で審議していただく。
【胡子】関係市町とあるので広島市(広島航路)・呉市(呉航路)も補助金について関わり合いがあるか。
【企画振興課長】ご指摘の通り。広島県が半分、残りを関係市町で補助し、割合は協議することになる。
【胡子】半島振興法の指定されている江田島市として、半島の先端地域(三高・切串)の海上交通に対する考えはどうか。
【市長】市全体における望ましい交通体系を創り守っていきたい。
【胡子】原油高騰やクレアライン無料化実験による経営悪化で、仮に、三高航路が撤退した場合の市の対応はどうか。
【市長】市として早急に対応しなければならないが、法定協議会の中で客観的に方針を決めていただきたい。
(2)交流のまちづくり
【胡子】県が提案し実行している「瀬戸内 海の道構想」について江田島市はどう取り組むのか。
【市長】サイクリングロードや新たな広域クルーズなど江田島市にも関連する事業があり、積極的に関与し、PRしていきたい。
【胡子】江田島PR隊の活動状況は。
【市長】本年度は6回の会議を行った。来年度の新規事業である「新しい品目や商品開発にチャレンジする農業者や水産関係事業者を支援する補助制度」もこの会議の意見から。マツダスタジアムでのPR活動や観音マリーナホップでの出店、情報誌の発行などを行ってきた。
【胡子】来年度は新規事業として県外へ情報発信する江田島ファンのネットワークづくりを掲げているが、どう取り組むのか。
【市長】新年度から3年程度は受け皿となる組織の事務局を市役所に置き、組織作りを中心にすすめる予定。将来的には、江田島ファンからのアイデアとネットワークを活かした市産品の売り込み等ができるよう努力したい。
(3)オリーブ構想を江田島ブランドとしてどう活かすか
【胡子】来年度、オリーブ振興協議会を立ち上げることになるが、新規作物としてのオリーブや従来からあるカキなどを含めて、江田島ブランドを広めるために市(行政)としてどうバックアップしようと考えているか。
【市長】参入企業を中心に地元企業・農林水産関係機関と連携し、商品開発及び販路の確保について側面から支援したい。カキ等の海産物を利用した新たな特産品を手掛けていただけるよう来年度予算に商品開発支援補助制度を設けた。
【胡子】オリーブやカキ、その他の江田島産のものを単品で支援するのではなく、一体化(コラボレート)した支援をお願いします。また、県が推し進める「瀬戸内 海の道構想」及び宇品港ターミナルビルの有効活用の観点からアンテナショップ等を開設するなどの提案を県に積極的にしてください。
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