H23年3月定例会(第1日目)
くもり時々雨
今日から3月定例会がスタートしました。諸般の報告、会議録署名の指名等が終わった後、2月21日付で沖也寸志副議長が議員辞職(同日、議長許可)したことによる副議長選挙が行われました。投票の結果、山根議員が副議長になりました。
山根 啓志 議員 11票
扇谷 照義 議員 4票
片平 司 議員 2票
白 票 2票
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計 19票
続いて、同意案件1、議案17の審議が行われました。主なものについては以下の通り。
■同意第1号 副市長の選任につき同意を求めることについて
今年3月末に任期満了となる正井嘉明副市長(昭和18年1月生まれ、68歳)。田中市長は副市長として正井氏の再任(任期4年)の同意を求めました。同意14票、不同意5票で正井嘉明氏は副市長として認められました。因みに、私は不同意とさせていただきました。
■議案第16号 環境基本条例案について
江田島市の豊かな環境を、市・市民・事業者および滞在者が協働して将来の世代に継承することを目的とした条例。→ 可決
■議案第24号 公共下水道事業(能美地区)の設置等に関する条例の一部を改正する条例案について
平成23年度から下水道事業について、これまでの①公共下水道特別会計、②農業集落排水事業特別会計、③特定環境保全公共下水道事業を企業会計へ移管する。
企業会計である④公共下水道事業(能美地区)を受け皿として①~③と合算し、新たに⑤江田島市下水道事業会計とする。→ 可決
・公共下水道事業の処理区域:中央地区
・特定環境保全公共下水道事業の処理区域:切串・大柿・中田・鹿川地区
・農業集落排水事業の処理区域:三高・沖・大須地区
■議案第25号 学校設置条例の一部を改正する条例案について
平成24年4月1日で江田島幼稚園(市内唯一の幼稚園)を閉園することにともなっての条例改正。(平成24年4月1日から施行)→可決
すでに広報2月号の折り込みチラシで案内しています。平成22年幼稚園利用者の内訳(8月23日現在)として、在園児37人。利用者の97%が自衛隊関係者という。すでに保護者説明会を2回行っており特に強い反対意見はなかったと聞いています。
■議案第27号 国民宿舎能美海上ロッジ設置及び管理条例の一部を改正する条例案について → 可決
宿泊使用料の改定。食事代について大人の朝食代を840円→1,050円とする。また、ゴールデンウィーク期間も夏季(7月20日~8月31日)、年末年始及び休日の前日と同様、大人1人525円、小学生1人315円の加算がかかるというもの。幼児について、これまで2人以上1人につき小学生の1/2だったものが、3歳以上が小学生の1/2と改められます。
■議案第30号 公の施設の指定管理者の指定について
115施設(内、新規1件)について指定管理者を指定するもの。→可決
平成20年3月定例会で議論伯仲となった施設が2件(以下の(1)と(2))あり、今年3月末に期間3年の指定管理を満了し、あらたに5年の期間で指定管理者として選定された。
(1)海辺の新鮮市場
今 回 | 前回(H20年3月定例会) | |
団体 | 江田島市水産物等販売協議会 | 江田島漁業協同組合 |
期間 | 5年 | 3年 |
指定管理料 | 182万5千円/年 | 無料 |
(2)江田島ふるさと交流館
今 回 | 前回(H20年3月定例会) | |
団体 | 江田島市観光協会 | 同協会 |
期間 | 5年 | 3年 |
指定管理料 | 182万5千円/年 | 525万円/年 |
※補助金 | 1,350万円/年 | 1,140万円/年 |
■議案第32号 土地改良事業計画について(オリーブ構想)
これまで議論された大柿町深江(釣附)における農地造成(12ha、事業費2億5,700万円)の事業計画についての議決は賛成多数で可決しました。
事業費においては、国費50%、県15%、江田島市負担が35%となる。ただし、造成地は進出企業から使用料収入を受ける予定のため、市債発行はできない。(単独一般財源で手当てするしかない。)
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