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2011年2月 9日 (水)

党首討論を視る

晴れ

 雨上がりの朝はとても気持ちのいいものでした。夕方近くですが出先のテレビで党首討論(国家基本政策委員会合同審査会)をしていました。

 ちょうど谷垣・自民党総裁と管首相の討論が始まったところで見た時間は20分くらい。(実際は36分。)国家の基本政策に関する件についてのものでした。

 谷垣総裁より社会保障と税の一体改革についてのスケジュール感を問われたところ、管首相は「どの内閣でも避けては通れない課題。4月に向けて社会保障のあるべき姿を提示し、6月には社会保障と税の一体改革の案を提示する。」との返答。

 6月に社会保障に必要な財源確保のために税制改革案を示すというものですが、本当にできるのだろうか、という思いもあります。

 マニフェストで2011年度から”子ども手当”の満額支給としていたが財源不足で断念するなど国民との約束であるマニフェストの達成率が余りにもひどい、と感じることがあります。

 昨秋の外交問題(北方領土、尖閣諸島など)そのことも含めての内閣支持率低下であり、民主党が昨年の参議院選挙以降で地方選の惨敗に繋がり、究極は民主党王国である愛知県で知事・名古屋市長選で敗北したことである。これから4月の統一地方選挙を戦う地方議会の民主党議員にとっては大きな試練です。

 尚、山口・公明党代表が”政治とカネの問題”に関して、小沢氏の証人喚問の早期実現に向けて民主党代表として、やるのかどうかの質問に対しては、管首相はしどろもどろで答弁。山口代表は一言、「決意もリーダーシップもまったくないということがはっきりした。」

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