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2011年2月

2011年2月28日 (月)

実験~挿し木に挑戦

雨のちくもり

20110228olive_test 昨夜からの雨も昼過ぎにはあがり、暖かい一日でした。

 先日(2/23)の全員協議会でオリーブ構想に関する土地改良事業計画の説明がありました。その時にオリーブ苗木の配布(助成)についての報告があり、当初の予定では2,000本(1年生苗1,000本、3年生苗1,000本)を計画していたが、応募者は約170人で約2,300本の注文があったそうです。

 市としては注文数を確保したという報告がありました。尚、苗木の配布は3月中旬を予定しているということです。(江田島市としてはこれから3年間を重点期間として、苗木の配布を1,500本/年ほど計画しています。)

 上の写真。知り合いの方からオリーブの新芽をもらって、いま、挿し木に挑戦しています。素人ですがなんとか根づいてもらえないか、日々祈っています。

 15:30から呉市で開催された呉港阿賀マリノ大橋完成記念セミナーに参加しました。阿賀地区臨港道路整備事業(参考資料→ここをクリック)として平成15年に着手し、今年3月26日に開通する予定です。(延長1.6kmのうちマリノ大橋は0.7km、総事業費:約130億円、中国新聞記事→ここをクリック

 呉市を中心とした物流の変化に期待したい。もちろん第二音戸大橋や東広島呉道路(2014年(H26)全線開通予定)を視野に入れると、江田島市の将来図も描けるようになるのではないだろうか。

 セミナー後に、講演をされた戸田常一広島大学大学院教授とお話しする機会が少しありました。オーストラリアのシドニーの例を引き合いに出され、江田島市の立地条件に興味をもっていらっしゃるようでした。(海上交通の在り方などについて別の機会にお話しできればと思っています。)

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2011年2月27日 (日)

県の生活航路対策事業2011

くもり夕方から雨

 広島県が生活航路支援の方針を打ち出したことは記事に書きました。(1月13日ブログ記事)広島県HPに平成23年度当初予算の概要が公表されています。その27ページに新規事業として新たな生活航路対策事業に5,200万円を予算計上していることが記されています。(→PDFファイル

 対象航路としては、

(1)「離島の暮らしの維持」に不可欠な航路(離島国庫補助の対象外の離島航路)→7航路
(2)「架橋で結ばれた地域の経済活動の維持」に不可欠な時間短縮効果に優れた航路→6航路

 先日の第5回江田島市公共交通協議会において、県の新規事業についてある委員から質問がありましたが、広島県よりは制度設計中である、ということで具体的な説明はありませんでした。

 恐らくほぼ決まっているが予算がまだ県議会で議決されていない段階で発言できなかったのではないだろうか。

 仮に(1)(2)の13航路に均等で県が補助を出すとしても一航路あたり400万円。補助対象者は航路が所在する市町であり、適正な運航経費に基づいた欠損額に対する補助率が1/2。

 つまり市町も航路事業者に対して同額の補助をすることになります。(ここでいう市町というのがどういったものか、まだ私は把握していません。航路が所在する市町、ということは宇品-江田島線とすれば広島市も入るのだろうか。)

 県と市町を足しても一航路あたり800万円。最近の中東情勢で原油がさらに値上がりしており赤字額は更に膨れ上がる可能性もあり、実際に効果が出るのかは疑問です。 

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2011年2月25日 (金)

H22年度第1回江田島市都市計画審議会

晴れ

 13:30から第1回江田島市都市計画審議会に出席しました。審議会は江田島市商工会の浜野博道会長が会長で、各町の自治会連合会長、女性会連合会長、観光協会、県(西部建設事務所)、国(中国財務局呉出張所)、議会議員等が委員として構成されています。尚、議員メンバーは産業建設常任委員会の委員で各4町出身者です。(江田島町:吉野委員、沖美町:登地委員、能美町:片平委員、大柿町:胡子委員)
 今回の議題は以下の通り。

(1)都市計画区域の整備、開発及び保全の方針について(県策定に係るマスタープラン)

 広島県は都市計画法第6条の2の規定により、2004年(H16年)にマスタープランを策定しました。2011年(H23年)1月に見直し案を策定しており、その概要説明がありました。(2004年度のマスタープラン→江田島都市計画区域マスタープラン大柿都市計画区域マスタープラン
 今回は市町村合併の進展により県内86市町村が23市町に再編されたことによって広域ブロックの再編も行われています。
 ・2004年版:広島・呉・福山・尾三・東広島・備北・芸北の7圏域
 ・2011年版:広島・備後・備北の3圏域

(2)江田島市都市計画マスタープランについて(諮問案件)

 都市計画法第18条の2第1項に規定される「市町村の都市計画に関する基本的な方針」として策定されるもので、学識経験者・関係行政機関・住民の代表者などで構成される江田島市都市計画マスタープラン等策定委員会が平成21年10月~平成23年2月まで計5回の委員会を開いて策定されました。(内容については市HP→ここ
 このプランは江田島市総合計画および(1)の県策定マスタープランなどの上位計画に即して策定されたものです。審議会委員メンバーからは総花的(夢物語的)で具体事例がないという意見が多数でましたが、長期的なもの(例えば、津久茂架橋)もあり、今後の江田島市の方向性を示すことにこのプランの意義があります。私は、策定するだけで終わるのではなく、各年度ごとにPDCAサイルクによる分析・評価をすべきと発言しました。今回は田中市長の諮問案件として審議会に諮られたものですが、各委員の付帯意見をつけて、この案をよしとする答申をすることになりました。

(3)緑の基本計画策定の報告

 具体的な内容は市HPに掲載されています。(→ここ

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2011年2月24日 (木)

H23年度予算案の概要

くもり

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 朝から曇り空でしたが、全般的に暖かい一日だったのではないでしょうか。昨日、全員協議会で平成23年度当初予算についての概要の説明がありました。予算規模としては以下の通りです。尚、一般会計の歳入(収入)と歳出(支出)の内訳等は写真をご参照ください。

一般会計 145億4,200万円 (対前年度 ▲2千万円 ▲0.1%)

特別会計    80億1,730万円 (対前年度 ▲12億3,380万円 ▲13.3%)
企業会計  39億8,484万円 (対前年度  16億1,987万円 68.5%)

 主な事業の中で新規事業として盛り込まれているものは以下の通り。

■住宅改修工事補助事業    1,000万円
  住宅の安全性、耐久性向上を目的とした改修に対し補助。市内住宅関連産業等の地域経済活性化を図る。
■桜のテング巣病対策業務委託 110万円
 古鷹林道・江田島公園の桜や真道山千本桜などの保全を図る。
■中学校建設事業  4,038万円
 能美中学校校舎新築工事に向けた設計業務
■安心こども基金事業   1,494万円
■有害鳥獣捕獲対策協議会補助金  150万円
 鳥獣被害防止の総合対策に対する補助金
■耕作放棄地対策事業補助金   150万円
 遊休農地の伐根、整地、土壌改良に対する補助金
■新品目チャレンジ事業補助金   300万円
 苗の導入等新規作物への取り組みに対する補助金
■農地造成事業    5,653万円
 釣附地区に農業団地を造成し、オリーブを品目とした企業を誘致し、農業振興を図る。
■商品開発チャレンジ支援事業   300万円
 水産物を利用した商品開発を支援するための補助金
■発砲スチロール処分機購入補助金  800万円
■アサリ調査事業委託金    100万円
■障害者計画及び障害福祉計画策定  450万円
■働く世代への大腸がん検診   57万円
■子宮頸がん等ワクチン接種事業   3,075万円
■防犯街頭LED化推進事業     1,664万円
■ポンプ場長寿命化計画策定    600万円
 都市下水路の維持管理を適切に行うため、ポンプ場長寿命化計画を策定する。
■花いっぱい推進事業補助金   100万円
 市民協働で実施する公共施設等への花いっぱいに関する取組に対し、補助する。
■農業委員会委員一般選挙    344万円

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2011年2月23日 (水)

3月定例会の予定決まる

晴れ

 10:00から議会運営委員会。3月定例会についての会議です。3月2日~18日までの17日間を会期とし、同意案件1件、議案43件、意見書2件が上程される予定です。審議日程は以下の通り。

3月 2日 本会議 副議長の選挙、条例改正(案)等審議
3月 3日 本会議 H22年度各会計補正予算(案)審議
           市長の市政方針
           H23年度各会計予算(案)→一括上程→委員会付託
3月 4日 予算審査特別委員会(総務)
3月 7日  予算審査特別委員会(文教厚生)
3月 8日 予算審査特別委員会(文教厚生)
3月 9日 予算審査特別委員会(産業建設)
3月10日 予算審査特別委員会(産業建設)
3月17日 本会議 一般質問
3月18日 本会議 一般質問、H23年度各会計予算採決、意見書発議

 13:30から議会全員協議会。オリーブ構想に関連する土地改良事業計画(3月定例会に上程)、第5回江田島市公共交通協議会(2月21日)の説明がありました。

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2011年2月21日 (月)

熱い想い 2011

20110221ogata 110221will_2 19:00から広島であったWiLLメンバーである緒方直之県議(広島市東区)の若手支援者の会(On Going)に出席。

 高校の後輩ですが、政治家としては先輩。”温故創新”(ふるきをたずねてあたらしきをつくる)。私たち若い地方議員はこの想いで日々取り組んでいます。これからの広島県をしっかり託せる議員です。

 RCCの本名アナウンサーが高校繋がりで司会をされていました。いつもサイクリング等で江田島市を紹介していただいています。ありがたい。(本名アナのブログご参考。)

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H22第5回公共交通協議会~市営フェリー廃止へ

晴れ

 14:30から江田島市農村環境改善センター(能美町鹿川)で開催された平成22年度第5回江田島市公共交通協議会に出席しました。協議結果は以下の通り。

(1)「西能美航路の合理化・効率化」に伴う実証運航後の方針について(→説明資料PDF

 実証運航は予定どおり3月31日をもって終了し、4月1日からは、そのまま本格運航に移行する。協議会で承認(反対者なし)

 ※4月以降は江田島市の市営フェリーは廃止。理由としては市営船・芸備商船の収支状況があります。2月15日のブログ記事ご参照。(→ここをクリック
 RCCニュースでは、「江田島市では6月の市議会に廃止条例案を提案する方針で、今後、地元住民に周知し理解を得たいとしています。」とありますが誰が言ったのだろう。(RCCニュース→ここ

(2)「交通空白不便地域への移動手段の確保」に伴う実証運行後の方針について(→説明資料PDF

 運行内容を一部変更し、平成23年4月1日から9月30日までの半年間引き続き実証運行を行う。
 実証運行にあわせて、おれんじ号と重複している路線バスダイヤを一部休止する試験運行なども検討する。
協議会で承認(反対者なし)

(3)平成22年度歳入歳出予算の決算見込みについて

収入済(見込)額 21,534,751円
支出済(見込)額 20,903,944円
残高(翌年度へ繰越(見込)額) 630,807円

 →協議会で承認(反対者なし)

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市議補欠選挙はない

晴れ

 今春の県議選では現職市議が立候補表明されています。立候補届を受理された時点でその職を辞したものとみなされます。(公職選挙法第90条)また、事前に議員辞職をする場合は、議会開会中は議会の許可を、閉会中は議長の許可を得なければなりません。(地方自治法第126条)

 今回、市議会議員の辞職で県議選と同時に市議の補欠選挙があるのではないか、と気になっている有権者の方もいるのではないでしょうか。

 公職選挙法第113条に補欠選挙についての規定があります。

①第1項第6号 
 欠員が定数の1/6を超えたとき。→欠員は1/20なので補欠選挙はない。

②第3項第3号
 地方公共団体の議会の議員の場合には、当該選挙区(選挙区がないときは、その区域)において同一の地方公共団体の他の選挙が行われるとき。

 →市長選挙の場合は補欠選挙となるが、県議会選挙は広島県という別の地方公共団体であるから補欠選挙はない、といえます。仮に市長選だった場合ですが、過去の記事(→ここをクリック)を参考にしてみてください。

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2011年2月20日 (日)

県議選、江田島市選挙区 2011

くもり

 江田島市民にとって今週は思いがけないニュースがありました。全国的に統一地方選挙の年。対岸の広島市では市長選、市議選、呉市では市議選があり、広島県としては県議会議員選挙があります。

 江田島市では4年前は無投票であった県議選ですが、平成17年11月6日投票の補欠選挙以来(しかも大柿町出身者同士)5年5ヵ月振りにありそうです。これから各陣営の活動が本格化します。

 選挙に行こう!江田島市民はこれから投票日まで候補者の主張を聞き、また、有権者としての想いを伝え、市の将来を真に託せる候補者に投票しましょう。決して投票を棄権することはしないでほしい。有権者としての意思表示は大切です。

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2011年2月15日 (火)

H23第1回臨時議会

晴れ時々くもり

 10:00から臨時議会が開催されました。主な議案としては、

■江田島市暴力団排除条例案について

 国の暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律および昨年12月に県議会で議決された広島県暴力団排除条例にならって、この度、条例を制定することが賛成多数で可決されました。平成23年4月1日から施行されます。参考までに条例の目的は以下の通り。

第1条(目的)
 この条例は、暴力団が市民の生活や事業者の事業活動等に脅威を与えている現状に鑑み、本市からの暴力団の排除に関し、基本理念を定めるとともに、市及び市民等の役割を明らかにし、暴力団の排除に関する基本的施策、暴力団員に対する利益の供与の禁止、暴力団の排除のために講ずべき措置等を定めることにより、暴力団の排除を推進し、もって市民の安全で平穏な生活を確保し、及び本市における社会経済活動の健全な発展に寄与することを目的とする。

■平成22年度一般会計補正予算

 国のきめ細かな交付金(1億7,352万円)、住民生活に光をそそぐ交付金(7,249万円)等により増額補正。

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厳しい現実-収益改善までには

110215geibi110215koutsukyoku 臨時議会後に全員協議会が開催されました。6件の議題がありましたが、一番気になった江田島市公共交通協議会についてのポイントを記します。

 執行部からの説明は1月31日にあった第4回協議会(過去記事→ここ、議事録・資料等は→ここ)の概略説明と2月21日開催予定の第5回協議会の協議事項として以下の説明がありました。

■西能美航路の合理化・効率化に伴う実証運航後の方針について

実証運航終了後の方針(案)

①実証運航は予定通り3月31日をもって終了し、4月1日からは、本格運航を開始。
②実証運航期間の延長
③中町・高田~宇品航路へのフェリー便の復活

※現実的には①になるだろう。上の写真を参照してください。西能美航路の合理化・効率化は、フェリーの集約によって芸備商船および江田島市企業局の収支改善がねらいのひとつでした。

 しかし、実際には利用客の減(クレアラインの無料化実験や人口の自然減が影響していると思われます。)や燃料費高騰により平成22年3月時点での当初見込みには届かず、平成23年2月時点の見込みでは芸備商船が当初よりも6,142万円(1,592万円の黒字見込みが4,550万円の赤字見込み)、企業局が2,111万円(2,745万円の赤字見込みが4,856万円の赤字見込み)の収支悪化という現実となっています。

 ただし、実証運航をしなければそれぞれ約2倍の赤字額だろうという現時点の予測(芸備商船▲9,081万円、企業局▲8,794万円)があるので、結果としては実験をしてよかったといえます。(収支見込みの期間は平成22年10月1日~平成23年9月30日の一年間。)

 しかし、今の状況では民間・市営ともに非常に厳しいものがあり、それぞれの企業努力では限界がある。燃料高や人口減もあるが、クレアラインの無料化実験というものが利用客減(特に車両)に拍車をかけていることは間違いないことであり、市民にとって生活道路ともいえる海上交通に対して国の積極的な関与が必要です。

 最近、交通権という考え方が議論されはじめました。個人の障害や移動能力、居住地、日時に関わらず公共交通機関による移動の権利を保障するものです。これから策定される交通運輸行政の憲法となる「交通基本法」がこういった問題をカバーするものであってほしい。

参考:
交通権学会→HP
論説 まちづくりと交通権保障とを実現する交通基本法制定を急ごう→PDF

■交通空白不便地域への移動手段の確保に伴う実証運行後の方針について
 →これはデマンドタクシー(予約型乗合方式)「おれんじ号」についてであり、アンケート調査や利用実績をもとにして案を作成。

実証運行終了後の方針(案)

 予約受付時間の延長、1週間当たりの運行回数増加、増便、一部ダイヤ調整により、実証運行期間を延長

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2011年2月14日 (月)

週明けも寒い(H23.2.14)

 朝から雨が降っていた一日でした。急きょ神戸に行く用事があり、広島駅でなんとなく雪混じりの雨が東広島付近では雪景色。新幹線の中で本などを読んでいて、気がついたら西明石辺り。外を見ると一面が雪化粧。

 神戸もお昼過ぎから雪になったようで、16:00過ぎ、帰るために新神戸駅へ向かうころには道路に積もり始めていた。数分遅れの新幹線で広島に着くころには、広島は雪ではなく雨に変わっていたのでほっと一息。ばたばたした一日でしたが江田島の港に帰ってきたら小雨がパラパラという状況でした。雪の影響に怯えながらの出張です。

 明日は10:00から臨時議会。そのあと今年2回目の全員協議会があります。

■臨時議会(暴力団排除条例案、補正予算案など) 
■全員協議会
   ①権限移譲に係る江田島市港湾・漁港管理条例等について
   ②下水道事業の企業会計移行について
   ③市道の路線認定について
   ④産業振興施設の指定管理について
   ⑤能美海上ロッジの料金改定について
   ⑥江田島市公共交通協議会について
   ⑦当番医について

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2011年2月13日 (日)

気づかされること

晴れ

 3連休もあっという間に過ぎました。夕方、遠縁にあたる方の通夜に行ってきました。若い時分に東京に住んでおられた82歳の方で、生前にはいろいろお世話になりました。

 ついこの間お会いした時はお元気そうでしたが、人生というものは何が起こるか分かりません。浄土真宗の御書(第16通)に、「我やさき、人やさき、けふともしらずあすともしらず」という下りがあります。人生のはかなさを感じます。

 通夜の終わりに導師が、「人生を生きていく中でいろんなことがあるが一生は過ぎやすく、何のために生きているのか、ということを身近な人の死に直面した時、ふと考えさせられる」という内容をお話しされました。

 ただ無目的にその日その日を過ごすのではなく、毎日が意味のある繋がった時間の流れとなるような生き方をしなければいけないと再認識しました。

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2011年2月12日 (土)

久々の雪

雪のち晴れ

110212snow_2  朝起きてみると何やら風の音が凄い。9:00過ぎには雪の降る勢いが増してきて、あれよあれよという間に積もり始めた。お昼過ぎまで雪は降りやまなかったのですが徐々に小康状態へと。午後からは日差しも出てきて何事もなかったように雪は消えていきました。

 江田島市で今日のような雪が降ったのは久しぶりだったのではないでしょうか。バスや船など交通機関に一時的な支障があったようですが午後には回復したようです。事故等が起こってないことを願います。今回はトライアルとして朝の雪が激しかった時の動画を載せてみます。

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2011年2月11日 (金)

アウトドア基地の可能性@岸根

晴れ

Img004_2110211ganne1_2 江田島市観光協会の事務局長である滝田さん(広報えたじまの記事)と広島市内等から来られたサイクリスト仲間の皆さんと一緒に沖美町岸根を探索。

 地図(写真)の旗が立っているあたりに行ってみました。(①はアーテコハウス)これまでは全く行こうとも思わなかったというか、行けるとも思っていなかった場所。期待と不安を胸に登ってみました。

110211gannedanyakuko_4110211azumaya_2 土地は江田島市が所有しているもので山頂にはがんね砲台があり、はじめて登ってみたのですが、これほど広い平たん部があるとは思いませんでした。

 以前に観光施設としていろいろ整備された痕跡も残っていましたが、いまはまさしく荒れ放題(砲台)。しかし、きれいに整備すれば自然を満喫できるフィールドとして活用できるかもしれません。

110211gannne2 お昼過ぎにアーテコハウスに立ち寄ってご飯を食べたあと、いろいろと可能性について話し合いがありました。

 キーワードは”アウトドア”。

 例えばBMX(Bicycle Motocross)といった自転車のモトクロスレース・コースを作ってみたり、MTB(マウンテン・バイク)の初心者用コースを作ってみたり、キャンプ場として整備してみたりとアイデアが出てきました。

 夏には海岸で泳いだり、釣りを楽しむこともでき、アウトドアの基地としての潜在的な可能性が高い。三高~宇品航路もあり、広島市近郊に住むアウトドア派をターゲットとした観光スポットになりえるのではないだろうか。

 いかに長く島に滞在していただく仕組を作るかが最大のポイント、という共通認識で一致しました。

 (余談)滝田さんは途中、サイクリングに来られた方の自転車のパンク修理のため応援に行かれていました。特殊な空気入れ(エアーポンプ)が必要だったようで、島に来るサイクリストのためのレスキュー業務もされています。

 日々、江田島市の観光PRに一生懸命です。ちなみに江田島市公共交通協議会が作成した江田島サイクリングマップは滝田さんが作られたものが土台となっています。(滝田さんの作成マップ→ここ

110211ganne_olive_2 アーテコハウスの周りを歩いていると発見しました。ここにもオリーブの若木が2本植えられていました。江田島市のオリーブ構想がスタートしようとしています。

 先日も広報えたじまとともにオリーブの幼木(1年生、3年生)を安く提供するチラシが入っていました。申込期限は2月15日になっていますがどれだけの市民のみなさんが申込をされているのか興味があるところです。

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2011年2月10日 (木)

下水道使用料の見直し(その2)

晴れ

 10:00から産業建設常任委員会がありました。内容等は以下の通りです。

(1)下水道事業の課題等に対する今後の取り組みについて

 昨年10月13日に開催された産業建設常任委員会で宿題となっていたものについて説明を受けました。(過去記事→ここ

①水洗化率向上(下水道の接続率)について

 平成23年度から戸別訪問を実施予定。これまでも行っていたが、担当者が変わった場合などで情報が管理できていなかった。今回より未水洗家屋台帳→PDFファイル)を整備し、奨励記録を作成する。(戸別訪問日、相手方対応者名、担当者名を明記し、対応状況、解決策の有無又は進行状況を記載。) 

②使用料の累進従量制の見直しを検討(値上げの方向)

 江田島市の下水道事業の経費回収率(使用料収入÷汚水処理費×100)は56.7%。分かりやすくいうと100万円の費用がかかるのに使用料は56万7千円しか入らないので43万3千円の赤字。

 県内34事業および全国841事業の類似団体の比較(江田島市と同規模の下水道事業)でいくと県内は52.4%、全国は69%の経費回収率。経営健全化に向けて全国平均の69%に近づけるよう利用者負担(受益者負担)を図る

 事業の赤字分に対して一般会計から下水道事業会計(特別会計・企業会計)に補助金を出すことで運営しています。これを一般会計繰出といいます。下水道設備は高額なため一定の基準を満たせば一般会計からの繰出額について投資補正により45%を普通交付税措置(国が支援)されることになります。

 その基準が、
(A)資本費・・・有収水量1㎥当たりの算定対象資本費が49円以上
(B)使用料・・・有収水量1㎥当たりの使用料が150円以上

Img003 現行料金体系で使用料単価を150円/㎥以上になる使用水量は1期(2ヵ月)当たり1契約で35㎥以上であるが、一般家庭の平均使用量は28㎥であり(B)を満たすことができません。また今後も公共下水道の整備をしていく中では、大量に使用する事業所が6施設と少なく、1期当たりの平均使用量35㎥以上が見込めない。

 今後、「高資本費対策に要する経費」として計上できず、交付税措置が望めなくなる。つまり国の補助対象となりえず、赤字の全額を真水(市税)で埋めなければならないので受益者である市民にも一定の負担をしてほしい、という流れである。(写真は変更前後の利用料金)

Img002 尚、現行の県内市町の下水道料金は左の通り。基本料金を超える超過使用料については江田島市が2段階であるのに対してほとんどが4段階以上の料金体系になっています。来年度(23年度)に予定している江田島市の料金体系は超過使用料を6段階にすることを検討しています。

 値上げの時期としては水道料金と下水道料金の請求システムの統合を10月と考えており、8月分からの値上げ。6月定例会には条例案が出される見込み。早くて3月には全員協議会で議題にあがり、各議員の理解と意見交換がなされるだろう。もちろん今後の下水道事業のさらなる見直し議論へ拍車がかかることもありえる。

(2)産業振興施設の指定管理について

 3月に指定期間が満了する施設の指定管理についての説明と新たに指定管理をする施設(江田島市交流促進センター:大柿町小古江、”ふれあいプラザさくら”)の説明があった。平成20年3月定例会(議会だよりを参照)で紛糾した問題でもあり、詳細については別の機会に。

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2011年2月 9日 (水)

党首討論を視る

晴れ

 雨上がりの朝はとても気持ちのいいものでした。夕方近くですが出先のテレビで党首討論(国家基本政策委員会合同審査会)をしていました。

 ちょうど谷垣・自民党総裁と管首相の討論が始まったところで見た時間は20分くらい。(実際は36分。)国家の基本政策に関する件についてのものでした。

 谷垣総裁より社会保障と税の一体改革についてのスケジュール感を問われたところ、管首相は「どの内閣でも避けては通れない課題。4月に向けて社会保障のあるべき姿を提示し、6月には社会保障と税の一体改革の案を提示する。」との返答。

 6月に社会保障に必要な財源確保のために税制改革案を示すというものですが、本当にできるのだろうか、という思いもあります。

 マニフェストで2011年度から”子ども手当”の満額支給としていたが財源不足で断念するなど国民との約束であるマニフェストの達成率が余りにもひどい、と感じることがあります。

 昨秋の外交問題(北方領土、尖閣諸島など)そのことも含めての内閣支持率低下であり、民主党が昨年の参議院選挙以降で地方選の惨敗に繋がり、究極は民主党王国である愛知県で知事・名古屋市長選で敗北したことである。これから4月の統一地方選挙を戦う地方議会の民主党議員にとっては大きな試練です。

 尚、山口・公明党代表が”政治とカネの問題”に関して、小沢氏の証人喚問の早期実現に向けて民主党代表として、やるのかどうかの質問に対しては、管首相はしどろもどろで答弁。山口代表は一言、「決意もリーダーシップもまったくないということがはっきりした。」

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2011年2月 8日 (火)

年度末に向けて

晴れのち雨

 久々の雨です。来週にかけての議会関連の動きは以下の通りです。

2月10日(木)
  ■産業建設常任委員会
    ①下水道事業について
    ②産業振興施設の指定管理について

2月15日(火)
  ■臨時議会(暴力団排除条例案、補正予算案など) 
  ■全員協議会
    ①権限移譲に係る江田島市港湾・漁港管理条例等について
    ②下水道事業の企業会計移行について
    ③市道の路線認定について
    ④産業振興施設の指定管理について
    ⑤能美海上ロッジの料金改定について
    ⑥江田島市公共交通協議会について
    ⑦当番医について

 2月下旬には江田島市公共交通協議会、都市計画審議会、3月定例会に向けた議会運営委員会及び全員協議会等が予定されています。年度末に向けてバタバタとしてきました。

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2011年2月 7日 (月)

トリプル投票

晴れ

 昨日は愛知県知事選、名古屋市長選、名古屋市議会の賛否を問う3つの投票が行われました。県知事には大村秀章氏、市長には河村たかし氏が当選。市議会解散については賛成が過半数を占め、出直し市議選が3月に実施される見通しとなりました。

 今回のトリプル投票は地方自治の首長・議会の在り方を問う試金石ともいえるのではないだろうか。河村氏の掲げる市民税10%減税の恒久化や市議報酬の半減、大村氏の掲げる県民税減税などは税を負担する側からすると有難い公約である。しかし、本当にそれで自治体の財政収支が成り立つのかがポイントで、これからの実験(敢えてこう書きます)を注視していきたい。

 また、地方議会にとってもこの名古屋の投票結果や阿久根市(鹿児島県)の例が大きな転機となり、有権者の議会に対する意識がさらに変わるでしょう。マスコミ報道で判断するのもいいのですが、実際に自分たちが住んでいる地域の議員がどういった活動をしているのかをつぶさに観察し、最終的に有権者個人としての判断をしてほしい。

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2011年2月 6日 (日)

江田島市カキ祭り 2011

晴れのちくもり

110206hana_2 午前中からお昼過ぎまでとてもいい天気でした。今日は江田島市カキ祭りに行ってきました。

 昨年までは江田島町小用港広場で行われていましたが、今年は能美町中町みなと公園周辺が会場でした。左の写真は島の花を売っているお店。

 江田島市はなんといっても花の産地です。広島のフラワーフェスティバルにもたくさん出荷されています。そのほか農産物やEM菌、柑橘類、お魚など島の特産品も販売されていました。

110206kaki110206kakidotenabe メインのカキは殻付き焼きやバター焼きが無料試食。朝9:30頃から行列が並んでいたといいます。大勢の皆さんがカキを堪能されていました。江田島市は呉市に続いてカキのむき身生産量では国内第2位。その呉市にある㈱ますやみそが”かきどて鍋試食コーナー”を設けており、ここも大行列でした。

201102061041000_org 一方で江田島の食材を利用した創作料理も出店されていました。大柿町のカキ、能美町のブリ、沖美町のシイタケ、江田島町のタマネギを使用した”冬の幸の和風グラタン”。そして”とうがんスープ”がセットで300円とお値打ち品。11:30には200セット完売していました。(グラタンのレシピPDF 

 創作料理といえば、妻の姉がカキを使った”かきまん”(ブログ)を考案してくれています。まだまだ色々ありそうですね。

 オリーブ構想を掲げる江田島市。オリーブオイルとカキを利用した料理もどうだろうか。海の幸が豊富な江田島市です。沖美町には乾麺を作る佐々木製麺所があります。地中海にヒントがありそうですね。

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2011年2月 4日 (金)

鉄鋼業界の再編2011

晴れ 

 衝撃的なニュースでした。新日本製鐵と住友金属工業が2012年10月1日をめどに合併する方針を発表。国内1位(世界6位)と3位(世界23位)の合併により世界の粗鋼生産量で第2位になります。(世界1位のアルセロール・ミタルと比べると生産量では約65%。)

 2002年に川崎製鉄とNKK(日本鋼管)が合併し、JFEホールディングスが誕生した時よりも大きなインパクト。今後の業界の流れが気になるところです。

 世界的に鉄鋼業界の再編がここ数年続いていたなかでの出来事ですが、とうとう来たか、という印象をもちました。日本においては1位ですが、世界では6位であった新日鐵。

 これからの熾烈な国際競争の中で生き残りをかけた一大決心であったと思います。”鉄は国家なり”という言葉があります。日本の威信をかけたチャレンジともとれます。鉄を取り巻く環境(原料・製品)の今後のゆくえが気になります。

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2011年2月 3日 (木)

切り替り

晴れ

201102olive_oosaka 今日は節分。いろんなことが切り替わる節目の日です。今年一年だけでなく、自身の生き方も大きく変わるかもしれません。

 今朝がた新大阪駅付近を歩いているとまたしてもオリーブの木を発見。最近、まちを歩いているとついつい街路樹や植木などに目を向ける癖がついたようです。

 お昼過ぎに広島に帰ってきましたがとても暖かい一日になったようです。国会では予算審議がいろいろ物議をかもしだしているようですが、しっかりと来年度予算が成立することを地方議員としては願っています。”国民の生活が第一”という大目標はどうなっているのだろうか。

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2011年2月 2日 (水)

こんなところに

晴れ

201102021136001_2 昨日から東京にいました。今日の朝、元の職場同期と久しぶりに会う。何気なく東京駅に向かって歩いているとき、丸の内の郵船ビルと丸ビルの通りにオリーブの木を発見。(左写真、前の建物が郵船ビル)

 先日、小豆島に行っていなかったら気付かなかっただろう。これから東京に行く時の楽しみの一つになりそうです。午後に大阪へ移動。明日は神戸に立ち寄って広島にお昼過ぎには帰る予定。東京・関西方面の年始ご挨拶はこれで終了です。

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