県、生活航路支援に舵をきる2011
晴れ
お昼はとても暖かい一日でした。午前中に大柿町の旧:深江小学校であるさとうみ科学館(大柿自然環境体験学習交流館)に行ってみました。昨日の中国新聞に掲載されていた黄金のオニカサゴを見ました。
写真でみると黄金ですが、直に見るとオレンジがかったように感じました。ぜひ一度、足を運んでみてください。実は2年前(2009年)の6月にも江田島市沖で発見されています。(→産経ニュース)
さて中国新聞ニュース(ここをクリック ※昨日の朝刊に載ってました。)で江田島市にとって吉報が載っていました。
広島県が2011年度(来年度)に生活航路の支援策を新たに策定する、というものです。橋がない離島に関しては離島航路整備法により補助されてきていますが、今回は橋のついた島の航路が対象。県が想定する選定基準は、
①島の主要航路で住民生活の維持に不可欠
②橋を利用した陸路と比べ航路による移動時間が半分以下になる
現在53航路(うち離島航路は7)ある県内航路のうち十数航路が対象となる見込み。まさしく江田島市と呉・広島を結ぶ航路(6社7航路)が当てはまります。
広島県は今後、船が発着する市町と協議して支援航路を最終決定し、補助金額については国の基準を参考に算出する標準的経費と実際の収益との間に生じた赤字額を市町と折半する方針。(つまり、江田島市も市営船以外に補助金を出す、ということだろう。)
これまで江田島市としては桟橋係船料を上限とした補助で航路事業者(原則、赤字航路)を支援した実績(→過去記事)はありますが、県が本腰を入れるということは明るい話です。
海上交通なくして江田島市はありえません。江田島市発着の全航路が対象になるかどうか分かりませんが、今後の動向に注視したい。(もともと市が一般会計から多額の補助金を出している市営船は対象外か?)
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