オリーブ視察を終えて
晴れ
昨日に続いてのオリーブ視察でした。岡山県瀬戸内市牛窓町にある日本オリーブ㈱を訪問しました。
従業員数約100名、年間売上高13億円強の会社です。オリーブを植えたのは1942年。太平洋戦争のさなかで油脂不足での国策的な流れのようでした。現在は10haに約2,000本のオリーブがあります。
尚、小豆島は日清・日露の戦争後、食用油確保対策として、時の農商務省(今の農林水産省と経済産業省を足したような官庁)が指導して1908年に植樹を開始しています。
今回、研修で教えていただいたこととして、オリーブの油や塩漬けだけでは十分な利益は期待できないということ。化粧品や健康関連という高付加価値の商品を確立してある程度の採算が取れるという現実がある。そういった意味で江田島市のオリーブ構想を実のあるものとするためには、
①産官学のネットワークを構築する
②化粧・医療関連企業との連携の模索
これが次のステップではないかと考えます。
※上の写真は小豆島で購入した1年物のオリーブです。実が成るのは8年物くらいから。マンザニロとミッションという.2つの品種。(先ほどホームセンターで買った鉢に植え替えました。)
ちなみに、オリーブは1本(種類)では実を結ぶことが難しく、異なる種類の複数の木を植えるのが一般的です。
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コメント
ちなみに柑橘兼業農家の農業収入は儲けた額から農薬代や備品消耗品をすべてさっぴくと年収100万いきません
柑橘専業農家もあまりに安い年は部屋の中いっぱいのコンテナのみかんを食べながら凌いでいるようですが
きゅうり農家など、あまり作られていない作物を専門に育てている農家はそれなりに収入があるようです
そのオリーブは全国でどのくらいの需要、供給がありますか?
柑橘類は他見でも作られている為に供給がありすぎてオリーブがいいのなら農家は全員飛びつくかもしれませんが、オリーブを作ることでの年収や投資金額そのあたりはどうなんでしょう?
投稿: 江田島市の人 | 2011年2月 5日 (土) 23:46