H22第4回公共交通協議会
晴れ
今シーズンで一番冷え込んだ朝を迎えたのではないでしょうか。朝のラジオを聞いていると広島県内は軒並み氷点下。体調管理には万全を期さないといけません。
14:30から第4回江田島市公共交通協議会に出席。報告事項として、平成22年度事業計画の進捗状況についてありましたが、概略は以下の通り。詳細な資料及び議事録は後日、江田島市HPに掲載されます。(ここをクリック)
(1)西能美航路の合理化・効率化(中間報告)
昨年10月1日から今年3月末までの実証運航。12月までの3ヵ月間の利用者状況ですが乗船者・車両ともに前年度同月比でいくと減少しています。人口の自然減によるものもありますが、車両についてはクレアラインの無料化実験の影響も大きいのではないでしょうか。
2月末には4月以降の体制についての結論を出さなければなりません。1月18日に開かれた運航事業者による意見交換会では、現状の形(芸備商船の三高フェリー、中町・高田~宇品の高速船のみの運航)で行きたいという意向。(※燃料単価の高騰により中町・高田~宇品のフェリー便の復活は厳しい見込み。)
尚、西能美航路の合理化・効率化は2事業者(芸備商船・市交通局)の収支改善が大きな目標であることを忘れてはいけません。(参考:議会だより第23号、芸備商船に関するブログ記事2009年10月9日)
(2)交通空白不便地域への移動手段確保(中間報告)
10月から始めたデマンドタクシー(予約型乗合方式)「おれんじ号」の実証運行の3ヶ月の利用者状況についての説明がありました。
4月以降も半年間の期間で実証運行をしていく方針ですが2月中旬の陸上分科会で運行内容を協議する予定。また、利用者アンケート結果をもとに運行時間・予約方法等の見直しを行う予定。
路線 | 3ヶ月利用者数 | 一日平均利用者数 |
江田島北部線 | 118人 | 5.1人/日 |
沖美北部線 | 56人 | 2.4人/日 |
沖美南部線 | 16人 | 0.6人/日 |
※それぞれ週2日、4往復/日、目標利用者数16人/路線/日
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