12月定例会1日目
晴れのちくもり一時雨
今日から12月定例会が始まりました。市長から市政報告、4人の議員による一般質問の後、報告1件、同意6件、諮問1件の計8議案が賛成多数で可決され1日目の議事日程を終了しました。
一般質問では私は2番目に登壇。質問と答弁の骨子は以下の通りです。
(1)西能美航路の合理化・効率化における実証実験運航について
第3回江田島市公共交通協議会において競合航路への運賃補助が国の補助金が見直され、削減されたため、市単独での補助が困難になったという報告がなされた。旅客船業界からは補助金を前提に市営船の値下げを了解したという意見がありましたが、市の見解を伺います。
【執行部答弁】
○実証運航の結果は予測できず、運賃補助は予算計上せず。
○12月3日の海上分科会で、競合航路に影響が生じた場合は協議することを確認した。10月末現在では影響なし。
○補助をする場合は市単独。
(2)交通船事業の在り方について
①西能美航路の実証運航は来年3月まで行いますが、4月以降の体制はいつのタイミングで決定するのか伺います。また、10月の市営船、芸備商船の採算はどうですか。
【執行部答弁】
○4月以降の体制は、公共交通協議会での協議・運輸局への申請手続きなどを考えると2月中には決断したい。
○1ヶ月のみで判断は難しいが、市の高速船利用者についてはフェリー休止の影響はない。また芸備商船の車両台数は市営フェリー利用台数がそのまま移行したと判断できる。当初試算に近い結果がでるのではないかと考える。(市営フェリーの9月車両台数1,400台が10月の芸備商船の台数増加数に近い。)
②職員・船員のボーナスは地方公営企業法、市条例にある、
・同一又は類似の職種の民間事業の従事者
・企業の経営状況
を考慮しているのか改めて伺います。
【執行部答弁】
○船員も人事勧告や経営状況により、0.2ヵ月減の3.95ヵ月に下げた。県内近隣の公営航路も人事院勧告に従っており、法・条例の許容範囲内である。
○民間航路従事者との比較だが、指定航路以外の三高・切串(2社)・宮島・広島-松山航路の5社のうち、2社は3.95ヵ月以上、1社は4.0ヵ月、2社は3.95ヵ月以下。
③呉市が平成24年度から市営バス民営化を決めました。江田島市は交通船事業について今後どう考えるか。公設民営化(指定管理者制度)について改めて検討をすべきと要望しますが、市の考えを伺います。
【執行部答弁】
○公設民営化については、早くできればしたいという気持ちはある。地域によっては理屈抜きで公営船への愛着もある。民間航路の動き、複雑な条件もある。中長期を考えて、民間航路と何らかの形、たとえば共同運航ということもありえる。
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