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2010年11月10日 (水)

投稿者、名乗り出る

くもりのち晴れ

 お昼過ぎのラジオニュースで聞きました。ビデオ映像を投稿したのは海上保安庁職員。なぜか神戸海上保安部。どこで映像を入手したか、という疑問が浮上してきます。

 昨日、東京地検が裁判所の差し押さえ令状をもとにYouTubeへの投稿者の記録を押収。今朝にはIPアドレス(パソコン等の住所のようなもの)が判明し、神戸のインターネットカフェから投稿したという報道が流れました。このような状況下、投稿者は観念したのだろうか。

 今回の事件は国家公務員法(守秘義務)違反という容疑で捜査されています。この守秘義務は第100条に規定されており、これに対する罰則規定(第109条)では、「一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金」。この量刑についてこれから物議を呼ぶかもしれません。例えば、国防上の情報であったらどうなのか。

 あの映像を見ると誰が見ても正義はどちらにあるかはっきりしていますが、法律を破ってしまった疑いがある。(法曹会では「秘密」の解釈に賛否あり。)しかし、このたびの件、私も含めて多くの日本国民が政府対応にこそ問題があった、と判断するのではないだろうか。

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