秋月-呉航路、継続へ
くもり
9月28日の第3回江田島市公共交通協議会で事務局からあった航路継続案件ですが、10月25日に大昭汽船からバンカー・サプライ社への旅客船事業の譲渡について中国運輸局が許可しました。
江田島市が補助して7月から10月にかけてこの航路維持に向けての社会実験を行っています。7月から始まったこの実験ですが9月中旬の時点では、大昭汽船より航路継続が厳しいという報告を受け、11月以降の対応がどうなるか、まったく見通しが立っていませんでした。
しかし、9月半ば過ぎに興味をもっていただいた企業(バンカー・サプライ社)の申し出があり、市の補助金なしでも運営できるという判断のもと11月からの引き継ぎが正式に決まりました。
※上の写真は社会実験を開始するにあたっての方向性。ケース①となる。
広報えたじま11号に今回の社会実験について中間報告がでています。(11月1日発行ですが、今日、小用港に議会だよりとともに置かれていました。)左上写真のとおりの利用者数および収支結果となっています。
平日の利用者数は試算よりも▲58.4人/日。7・8月の夏休み期間を考慮しても小用港利用や自家用車へルート変更されたものと考えます。収支については、月額140万円(3ヵ月で420万円)の補助金を受けても▲119万6,440円の赤字。単独航路では厳しいでしょうが、引き継ぐバンカー・サプライ社は石油製品販売事業(船舶燃料)、観光船事業、他の定期航路事業もされており、秋月・呉航路+アルファで運航経費削減により運航可能と結論をだされたのだと思います。
今、江田島市企業局の交通船事業ですが、収支の足をかなり引っ張っていたフェリーを休止し(芸備商船への間接的支援ともとれますが)、高速艇のみの実証運航を10月から開始しましたが、赤字脱却まではいきそうにありません。
今回の運航者交代に大きなヒントがあるのではないか。単独航路では成り立たないが、複数航路で船舶・船員の共有化をすることによる運航経費の節減をするか、もしくは、公設民営化という方向もある。(能美海上ロッジ・サンビーチおきみ・シーサイド温泉のうみのように指定管理者制度の導入)
逆パターンであるが、民間企業の船舶を自治体連合が購入して運航は民間という例もある。(参考資料(国交省HP)、隠岐汽船の再建PDF)昨日も書きましたが民間の知恵と創意工夫こそ必要な時です。
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